タモリさんの生き方は従来の仕事のやり方の逆をいくように思えるのだが・・・一理あるのでは・・・
今では報道番組などでのキャスターをも務めるのだが、初めは動物の物まねなどをしていたタモリさん。いつでもひょうひょうと実に自然体。人生において、自由でしばられない、肩ひじ張らずに、しなやかに生きる技をもった人物。私にはそう見える。メンタルの病気とは無縁のようです。なにがそうさせるのか。
自分自身に何の価値を見出していないような雰囲気がありますよね。芸能人っぽく自叙伝を書いてみたりとか、そういうこともないわけで、そういうことはどうでもいいわけ。それって、結構すごいですよね。(タモリを評して:山下洋輔)
人間にとって一番恥ずかしいことは、立派になるということです。僕にダンディズムがあるとすれば、このへんですね。(タモリ)
一度は好感度タレントに選ばれた時期が合って、オレは気にしていないようで、ついつい好かれるようにやっちゃってたんだよね。そんな自分が嫌だったな。(タモリ)
「仕事の法則」からは全く逆のことを言っているのだが、それでも芸能界の大御所になれたのだ。
(タモリさんにはこういう失礼な言い方ですみません。ここでは彼の努力の一貫は言わずに、今の精神的な病になる前にどうするかという点から考えているので、あえて、そのタモリさんの努力には触れていません。タモリさんの努力については2022ー3-26「タモリ流生き方の極意」を参照)
人間だれしも上昇欲求を持っているので努力して成長する。これをあえて拒否するのだ。要するに、無理をしないのだ。特に、精神的にまいっている人は、一度は真似してみるのもよいかと思う。
ちゃんとした人、真面目な人は苦しいと思うよ、この業界は。反省と言っても、勝手に自分だけが悪いと思っている場合があるからね。そこでもう一回、その反省をもとにして、同じ状況に立って、こうすればよかったと思ったことを再びやったときに、それがその場にそぐうかそぐわないかは、また疑問だからね。そんなことのために反省してもしょうがないもんね。(タモリ)
テレビで「映像文化」とか言われると困るねえ。必死でやっている人いるでしょ。気持ち悪くなってくる。全部なげてやるという意味ではなくて、ちゃんとやるんだけど、それで自分も楽しもう。遊ぼうという気持ちがあるでしょ。(タモリ)
マルチ人間の秘訣を教えようか。すべてのものにたかをくくることだよ。(タモリ)
私、確かに講師をやっていてもうまくいったと思っても意外に評価がよくないよいうこと(アンケート結果)がある。そうであれば、自分なりに反省しても意味がないのだ。そして、楽しもう、たかをくくろう。これは「たかが〇〇」といった一旦退いた考えで見てみようということであろう。
「人間、お互い話せばわかる」なんてウソだから。話せば話すほど言葉にだまされて、ますますわかんなくなる。だから、「話せば、わかる」じゃなくて「離せば、わかる」だよ。本当に。(タモリ)
タモリさんは誰とでも気軽に話しているように思う。「笑っていいとも」のゲストとの話を聞いているとそう思える。しかし、そのタモリさんでも、こういう考えで人と接しているのだと聞いて心が軽くなった。内藤誼人氏は、苦手な人から「今度、飲みましょう」と誘われたら、「いいですねえ、ただ、ここ3か月くらいは忙しくて動けないんですよ。秋以降になったら、ぜひまたお声をかけてください」とうまく逃げるという。
仕事をするにその人に成長してもらわなければならない場合には、全くタモリさんとは反対の考えで仕事をしていかねばならない(というか先輩からそう教えられただろう。) それだからこそ、ストレスがかかるのだ。しかし、ストレスによって病気になっては元も子もない。
しかし、タモリさんの考え方にも、よく考えると一理ある。がむしゃらに一心に突き進むのではなく、タモリさんのように一歩下がって全体を見回すような考え方も必要ではないかとも思うのである。
※タモリさんの言葉さらには山下洋輔の言葉は、著書 タモリさんに学ぶ「人生後半」に生きるコツ からの引用
タモリさんに学ぶ「人生後半」に生きるコツ 内藤誼人者 廣済堂出版
今では報道番組などでのキャスターをも務めるのだが、初めは動物の物まねなどをしていたタモリさん。いつでもひょうひょうと実に自然体。人生において、自由でしばられない、肩ひじ張らずに、しなやかに生きる技をもった人物。私にはそう見える。メンタルの病気とは無縁のようです。なにがそうさせるのか。
自分自身に何の価値を見出していないような雰囲気がありますよね。芸能人っぽく自叙伝を書いてみたりとか、そういうこともないわけで、そういうことはどうでもいいわけ。それって、結構すごいですよね。(タモリを評して:山下洋輔)
人間にとって一番恥ずかしいことは、立派になるということです。僕にダンディズムがあるとすれば、このへんですね。(タモリ)
一度は好感度タレントに選ばれた時期が合って、オレは気にしていないようで、ついつい好かれるようにやっちゃってたんだよね。そんな自分が嫌だったな。(タモリ)
「仕事の法則」からは全く逆のことを言っているのだが、それでも芸能界の大御所になれたのだ。
(タモリさんにはこういう失礼な言い方ですみません。ここでは彼の努力の一貫は言わずに、今の精神的な病になる前にどうするかという点から考えているので、あえて、そのタモリさんの努力には触れていません。タモリさんの努力については2022ー3-26「タモリ流生き方の極意」を参照)
人間だれしも上昇欲求を持っているので努力して成長する。これをあえて拒否するのだ。要するに、無理をしないのだ。特に、精神的にまいっている人は、一度は真似してみるのもよいかと思う。
ちゃんとした人、真面目な人は苦しいと思うよ、この業界は。反省と言っても、勝手に自分だけが悪いと思っている場合があるからね。そこでもう一回、その反省をもとにして、同じ状況に立って、こうすればよかったと思ったことを再びやったときに、それがその場にそぐうかそぐわないかは、また疑問だからね。そんなことのために反省してもしょうがないもんね。(タモリ)
テレビで「映像文化」とか言われると困るねえ。必死でやっている人いるでしょ。気持ち悪くなってくる。全部なげてやるという意味ではなくて、ちゃんとやるんだけど、それで自分も楽しもう。遊ぼうという気持ちがあるでしょ。(タモリ)
マルチ人間の秘訣を教えようか。すべてのものにたかをくくることだよ。(タモリ)
私、確かに講師をやっていてもうまくいったと思っても意外に評価がよくないよいうこと(アンケート結果)がある。そうであれば、自分なりに反省しても意味がないのだ。そして、楽しもう、たかをくくろう。これは「たかが〇〇」といった一旦退いた考えで見てみようということであろう。
「人間、お互い話せばわかる」なんてウソだから。話せば話すほど言葉にだまされて、ますますわかんなくなる。だから、「話せば、わかる」じゃなくて「離せば、わかる」だよ。本当に。(タモリ)
タモリさんは誰とでも気軽に話しているように思う。「笑っていいとも」のゲストとの話を聞いているとそう思える。しかし、そのタモリさんでも、こういう考えで人と接しているのだと聞いて心が軽くなった。内藤誼人氏は、苦手な人から「今度、飲みましょう」と誘われたら、「いいですねえ、ただ、ここ3か月くらいは忙しくて動けないんですよ。秋以降になったら、ぜひまたお声をかけてください」とうまく逃げるという。
仕事をするにその人に成長してもらわなければならない場合には、全くタモリさんとは反対の考えで仕事をしていかねばならない(というか先輩からそう教えられただろう。) それだからこそ、ストレスがかかるのだ。しかし、ストレスによって病気になっては元も子もない。
しかし、タモリさんの考え方にも、よく考えると一理ある。がむしゃらに一心に突き進むのではなく、タモリさんのように一歩下がって全体を見回すような考え方も必要ではないかとも思うのである。
※タモリさんの言葉さらには山下洋輔の言葉は、著書 タモリさんに学ぶ「人生後半」に生きるコツ からの引用
タモリさんに学ぶ「人生後半」に生きるコツ 内藤誼人者 廣済堂出版
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