笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

言志四録で今を照らすー勝海舟記念浅草がん哲学外来メディカルカフェ

2022-06-20 20:38:12 | 日記
今日は夕方から勝海舟記念浅草がん哲学外来メディカルカフェにオンライン参加しました。
大阪のがん哲学外来あずまやカフェを主宰する東先生が佐藤一斎の「言志四録」を取り上げて読書会的に参加者と共有しました。
佐藤一斎は江戸後期の儒学者で西郷隆盛や吉田松陰など多くの志士に大きな影響を与えました。
今日は「言志四録」の中から4箇所ほど言葉を選んで読み参加者と分かち合いました。
今をどう生きるかーこの瞬間をーマインドフルネス瞑想も出てきました。
順境・逆境その心の持ちようは、
幕末の時代も現代も人の心は一緒ー歴史は繰り返されるーですから歴史と哲学の大切さを再確認したメディカルカフェでした。
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空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える

2022-06-19 18:56:58 | 日記
今日は大阪のがん哲学外来メディカルカフェのあずまやにオンライン参加しました。
メディカルカフェの主催者側が陥りやすいのは、メディカルカフェはこうあるべきとの理想を掲げて運営しようとするのですが、それが行き過ぎると目の前にいるがん患者さんの苦しみ、悩みを見過ごしてしまい、患者さんの居場所が失われてしまうことです。今日参加したあずまやでは、ざっばらんな雰囲気で患者さんが語りやすい雰囲気を出しておこなっています。今日もメディカルカフェの在り方について話が及び、患者さんが参加しやすい空っぽの器を作ることが大切だと考えさせられました。
コメント (2)
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夕方からオンラインではしご。

2022-06-18 20:26:33 | 日記
今日は夕方からHIV陽性者ケア団体のぷれいす東京の活動報告会にオンライン参加して、途中からはHPVワクチン被害者支援全国世話人会に続けてオンライン参加しました。
オンラインですと続けて会議に参加できるので便利なのですが、久しぶりの顔もオンラインではなかなか意思疎通が取りづらく、はやく対面での交流がしたいと感じた夕方でした。
社会に起きる問題を知識的にはオンラインで把握出来ても、お互いの意思の疎通は対面で回数を重ねないと出来ていかないものです。
今の社会情勢をオンラインが反映しているような気がします。いろいろ考えさせられるオンラインの夕方でした。
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薬害エイズを考える山の手の会を久しぶりに対面で行いました

2022-06-17 23:12:00 | 日記
今日は夕方から飯田橋の東京ボランティア市民活動センターで薬害エイズを考える山の手の会を行いました。対面での会議は本当に久しぶりで活発な議論が行われました。
毎年夏に参加しているASIDS文化フォーラムの内容を議論しました。
コロナ渦における薬害被害者の現状と題して当事者に特に医療アクセスについての苦労などを話してもらう予定です。
薬害エイズを考える山の手の会も今年で26年。今後も活動を続けていきます。
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薬害は人が起こすもの、薬害は繰り返されるー歴史から見直そう

2022-06-14 17:32:20 | 日記
スモン、サリドマイド、エイズ等、薬害は繰り返されてきました。それは現代の問題なのでしょうか?
薬害エイズでもHIVに汚染された血液製剤をめぐって産官学の癒着構造が指摘されました。この構造は薬害の問題だけでしょうか?
薬害エイズの源流とされる731部隊(関東軍防疫給水部)の幹部が戦後、薬害エイズ裁判の被告企業を設立しました。中国で人体実験を行ったとされる731部隊は関東軍の決済のもとに進められました。国家の意思で進められたということです。昭和の国家意思です。
公害の原点とされる足尾鉱毒事件は足尾鉱山から流出した鉱毒が渡良瀬川流域に甚大な被害をもたらしました。鉱業は国策事業で明治政府も深く関わりました。明治の国家意思です。
軍部に流れるお金、国策事業に流れるお金、それに群がる人脈、その構造は薬害問題と同じ人が起こしています。
医療に流れるお金、国が進める事業、そこに関わる人脈ー国家意思が関わっている以上、国民である私たちは当事者意識を持って考えていかなければなりません。そのヒントは歴史にあると思います。

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