逆境にあるからこそ修養ー新渡戸稲造

「いかに貧乏しても、心のうちには満足し、いかに誹謗を受けても、自ら楽しみ、いかに逆境に陥っても、そのうちに幸福を感じ、感謝の念をもって世を渡ろうとする。それが、僕のここに説かんとする修養法の目的である」（新渡戸稲造「修養」より）
逆境にあるからこそ修養。

弱い時こそ強くなる

「キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。だから、わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである」（新約聖書コリンド人への第２の手紙第１２章９－１０節）
今日一番響いた言葉です。

政治は八方美人主義では駄目ー勝海舟

「すべて世の中を治めるには、大量寛宏でなくては駄目さ。八方美人主義では、その主義の奏効にばかり気を取られて、国家のために大事業をやることは出来ない」（勝海舟「氷川清話」より）

選挙の時だけ国民に美味しい話をして、国民のための政治が出来ないようでは政治をやる資格はありませんね。

渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ２周年記念に向けて

北区王子で始めた渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェも９月で２年になります。地域の中でがん患者さんと共に分かち合いの場をつくり徐々に参加者も増えてきています。がん患者さんを中心に看護師や薬剤師などの医療従事者も参加しています。様々な人々が参加して病気になって人生を振り返りこれからの生き方を考えていく場がまさにがん哲学です。４月２４日（日）午後２時からメディカルカフェを北区王子の北区NPOボランティアぷらざで行い、その後に２周年記念に向けて準備をはじめていきます。

重荷を負うて苦労している者ー勝海舟

「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがｔお休ませてあげよう」（新約聖書マタイ福音書１１章２６節）
勝海舟が聖書の言葉を揮毫した箇所ですが、この個所を読んだ勝海舟の心境はどうだったのでしょうか。勝海舟の生涯は重荷を負って苦労の連続でしたが、勝海舟の言葉からはそれは想像できません。であるからこそ人のために動いた勝海舟の読んだ聖書の箇所なのでしょう。