「千変万化する物事に対して、微動もしないこと。難局に堪え忍ぶこと。それでいて、余裕綽々として、その難局の中に座を占めておくこと。このようにして大事に対処する苦心惨憺の行ないは、死ぬといったお手軽な心構えでは、とてもできぬはずだ。
その苦しさのあまり、死んでその難を免れるようなことでは、胆力の錬磨の成果も薄いし、忠孝、仁義の『誠』も乏しい、といわねばならない。それは畢竟、愚鈍といわれるべきことと心得ておくべきなのである」(山岡鉄舟「鉄舟随感録」より)
なんとも山岡鉄舟らしい言葉です。三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)それぞれに江戸城無血開城に向けた難局を山岡鉄舟なりの姿勢がうかがえます。人それぞれに大小難局は人生の中で出会うものだと思いますが、三舟の生き方から難局への対応を学んでゆきたいものです。
その苦しさのあまり、死んでその難を免れるようなことでは、胆力の錬磨の成果も薄いし、忠孝、仁義の『誠』も乏しい、といわねばならない。それは畢竟、愚鈍といわれるべきことと心得ておくべきなのである」(山岡鉄舟「鉄舟随感録」より)
なんとも山岡鉄舟らしい言葉です。三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)それぞれに江戸城無血開城に向けた難局を山岡鉄舟なりの姿勢がうかがえます。人それぞれに大小難局は人生の中で出会うものだと思いますが、三舟の生き方から難局への対応を学んでゆきたいものです。
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