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どんな状況に置かれても役割意識をもって行動する高橋泥舟

2017-05-11 21:30:29 | 日記
「天下の為に恭順を首唱せしに慶喜公断然予が説を容れ、朝廷又幸にして之を嘉納せられ、公直ちに隠遁の姿となりぬ、故に予もまた公と進退を共にして隠遁の身となり、ひたすら天命を楽みて更に世に出るの意なし」(「泥舟遺稿」より)

維新の混乱のさなか、ただひたすらに徳川慶喜、謹慎恭順を身をもって守り江戸城無血開城を陰で支えた高橋泥舟。その役割は天命と悟り、明治以降は政府側の役の要請も断り清貧のうちに生き続けました。あまり表の歴史に出てこない人物ですが、こういう人物こそ日本の危機を救った人物だと思います。
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