コロナ対応やらオリンピック対応やら混迷を深める政府の対応は緊急事態宣言も功を奏せず先行き不透明ーまるで幕末の幕府の対応に似てきました。幕臣であった勝海舟は慶応3年12月、いよいよ幕府が崩壊するその時、「憤言一書」なるものを提出して退職を願い出ました。それは「私に帰せずして公に帰す」ー己の身分や門閥ばかりを言う幕閣に対して「公」「正」に徹せよと言う怒りの一言でした。どの時代でも危機の時代には誰もが己大事と保身に走ります。今こそ誰もが公に帰す時ではないでしょうか。
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