幕臣が口をそろえて語る家康の言葉ーこれが２６０年の歴史を創る

「人の一生は重荷を負て遠き道を行くが如し。いそぐべからず。不自由を常と思へば、不足なく、心に望みおこらば、困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基。いかりは敵と思へ。勝事ばかり知りて、まくる事を知らざれば、害、其身に至る。おのれを責て人をせむるな、及ばざるは過ぎたるよりまされり」ー東照宮の御遺訓

この徳川家康の遺訓を幕末の幕臣は皆語ります。勝海舟も山岡鉄舟も江原素六も・・・まだまだおります。これが天下泰平ー徳川の２６０年の歴史を創ったのでしょう。