今日は大田区の勝海舟記念館の企画展「交差する主従 慶喜×海舟」を見に行きました。徳川慶喜と勝海舟の人間関係ほど複雑な関係はありません。直参旗本の勝海舟は徳川家に仕える身ー15代将軍になった徳川慶喜はその主。その身分の差は大きく隔たりがありましたが、時は幕末、騒乱の中で勝海舟の能力が必要とされ、その主従関係は身分差を超えて深くかかわるようになりました。しかし身分差からくる隔たりからギクシャクしていました。人間的ぶつかり合う中で、幕末から明治へ、そして晩年の二人が、朝敵とされ賊軍の将であった徳川慶喜を明治天皇の謁見に奔走した勝海舟により心が通じ合うところまで行きました。本当に人間関係は複雑でわからないことばかりです。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- サムライグローバル/小さくても受け皿を用意して続けるー吉田松陰記念北千住がん哲学外来カフェ
- アシェラッド/ボロボロの人生の中で歴史を楽しむ
- 舶匝/どうも人間がシステムに誘導されているようだ
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 前世占い師エティース/HPVワクチン被害者の生の声を聞いて
- もののはじめのiina/三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)の明治の生き方
- 舶匝(@online_checker)/昭和の動乱の根底にあるものー重光葵の視点
- 舶匝(@online_checker)/新しい生活様式は歴史と哲学から
- 舶匝(@online_checker)/歴史から見る危機の脱出ー松平定信・上杉鷹山