時の巡り合わせー勝海舟と渋沢栄一の場合

時の巡り合わせは、その人の人生を大きく変えてしまいます。
勝海舟の場合、安政の大獄の後の桜田門外の変の時は咸臨丸でアメリカに渡っていました。大政奉還や鳥羽伏見の戦いの時は左遷されて京にはおらず江戸にいました。
渋沢栄一の場合、大政奉還や鳥羽伏見の戦いの時は幕府の派遣でパリ万博のフランスにいました。
幕末の激動の時代を生きた二人ですが、その時には将来を大きく決定する体験の場にいて、紛争の最中にはいませんでした。もしこの紛争の場にいたら二人とも人生を終わらせていたかもしれません。時の巡り合わせは人生を大きく変えてしまいます。
させ、このコロナ禍の中ではどうでしょう。