笑顔の江川

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このコロナ禍の中で政治は対応しているのだろうかー勝海舟の視点

2020-08-02 16:26:14 | 日記
「全体、今の大臣などは、維新の風雲に養成せられたなどと、大きな事をいふけれども、実際剣光砲火の下を潜つて、死生の間に出入して、心胆を練り上げた人は少い。だから、一国の危機に処して惑はず、外交の難局に当つて恐れない、といふほどの大人物がないのだ。ただ先輩の尻馬に乗つて、そして先輩も及ばないほどの富貴栄華を極めて、独りで天狗になるとは恐れ入つた次第だ。先輩が命がけで成就した仕事を譲り受けて、やれ伯爵だとか、侯爵だとかいふやうな事では、仕方がない」(勝海舟「氷川清話」より)

明治以降、大臣も人間もいつの時代も変わりありませんね。勝海舟の言う通り富貴栄華を極めて独り天狗になっていつ人が多いような気がします。これでは今ここにあるコロナ禍の危機は乗り切れないのではないでしょうか。さて勝海舟だったら・・・!?
コメント
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