前週からずーっと咳き込み体調が思わしくない中、色々な事が押し寄せて何とか乗り切ってきましたが、こんな時勝海舟はどうだったろうかと想い起します。咸臨丸で渡米する直前に勝海舟は高熱を発して寝込み、また艦長役の勝海舟の上に提督が来たりアメリカ海軍士官が乗船したりで面白くないことばかり。でも勝海舟はいまだ日本人がやったことのない自らの操船で太平洋横断をなしとげるのです。「先が見えねぇものほど、面白ぇことはねぇのだ」勝海舟と同じことを同じ時期に言った人物がおりました。幕臣田辺太一。幕末西洋列強が開国を迫る中、誰もがやりたくない幕府外国局の新設に部屋住みの身から乗り込んでいった田辺太一を主人公にした歴史小説「万波を翔る」。分厚い本ですが体調の悪い中読み始めました。体調も良くないので読み具合もスローですが、読んでいくうちに勝海舟が登場したり面白く読んでいます。咳も喉の少しずつ快復してやはり私の栄養は歴史が一番です。
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