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一人吉原を歴史散歩

2019-01-13 19:28:40 | 日記
三ノ輪の浄閑寺は投げ込み寺と言われ、ここには名もなき遊女の新吉原総霊塔があります。「生きて苦界、死して浄閑寺」と総霊塔に書かれています。吉原弁財天は沼地跡で大火で逃げ遅れた遊女が飛び込んで多くの死体があがったところ。いつの時代にも弱い立場の人間は切り捨てられると、毎年この歴史散歩を一人で歩いています。今日は、まず王子の西福寺の彰義隊士供養碑から出発して王子から都電に乗って三ノ輪へ、まず円通寺の旧上野寛永寺の黒門を、黒門の後ろには彰義隊士合葬墓があり彰義隊士の他にも大鳥圭介、永井尚志、榎本武揚、高松凌雲、松平太郎などの碑も建っていました。そこから歩いて南千住の小塚原回向院へ行き橋本左内、吉田松陰のお墓と杉田玄白が初めて腑分けを見たという碑を通り、再び三ノ輪に戻り浄閑寺へ新吉原総霊塔を見てから吉原神社と吉原弁財天と回り、最後は樋口一葉の一葉記念館へ行きました。吉原の人々を綴った「たけくらべ」時代の変化の中で苦労した人々の生活がにじみ出ていました。歴史を振り返りながら苦しみながらも生きていく生きざまをしみじみと感じてきました。
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