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上から目線でない明治維新150年ー田中正造の姿勢

2017-08-12 21:34:48 | 日記
来年、明治維新から150年ということで政府は150年記念事業を内閣府主導のもと進めています。各省庁からも150年事業の案が出されています。しかし、明治維新の理解の仕方によってはかなり恣意的なものになりかねません。税金を使って事業を進めるわけですから国民一人一人が明治維新を考えて政府の事業に注視していかなければなりません。徳川幕府から薩長政権へ権力が変わったと見れば、それは相変わらずの上から目線でしかありません。それは現在の政権にも引き続いていることです。
明治に入って自由民権運動が起きましたが、これも運動にかかわっている運動家の一人一人の立ち位置によってだいぶ変わってきます。板垣退助しかり、河野広中しかりです。私はここに田中正造の姿勢を見てみたいと思います。足尾鉱毒事件を国会議員として被害民の立場に立って追及している姿勢は、上から目線ではありません。こういう姿勢をとってきた政治家が、明治、大正、昭和、平成とどのくらいいるのか。明治維新150年を見直してみたいと思います。
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