最近、東京を歩いていると景気が悪いとか孤独死のこととか暗い話ばかりが目立ちます。その対策もしていかなければなりませんが、同じ東京の場所で、ちょっと数百年前はどうだったのでしょうか?そう江戸では・・。江戸だっていろいろ暗いことはおきました。しかし、江戸があったから今の東京は大きな都市に発展しているし、武家屋敷の庭園は今でも緑豊かで環境にも良いですね。庶民の暮らしは武家の暮らしを上回り生き生きとして商売繁盛。その江戸を歩くだけでも魅力的で元気が出てきます。お金をかけて海外旅行に行かなくてもぶらぶらと小銭を持って歩けば気分は爽快。気分が良くなってお金の回りも良くなって自然と景気も回復します。そう自然が一番。参考図書を紹介しておきましょう。
池波正太郎「江戸古地図散歩」(コロナブックス)
池波正太郎といえば「鬼平犯科帳」ー「火付け盗賊改め方・長谷川平蔵である!」と江戸の悪党どもをばっさり!「自前」生き方が元気を生みます。「自前」といえば最近、集英社新書から佐高信さんと田中優子さんが対談で「池波正太郎「自前」の思想」というのが出ています。