to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2015年9月19日 京都旅行 1日目 その3(高桐院、大徳寺)

2015年09月25日 20時42分44秒 | 旅行

あぶり餅でしばし休憩の後、大徳寺に向かいます。今宮神社からは徒歩ですぐです。

 

大徳寺自体は参拝はできませんが、いくつかの塔頭が公開されています。

今回は高桐院に参拝することにしました。

 

高桐院は戦国武将、細川忠興公により建立された寺院です。

 

細く長い道を進んでいくと、徐々に景色が変わっていきます。

 

 

 

紅葉の時期は壮観でしょう。

 

 

本堂前の庭園。ここはJR東海のポスターに使用されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここも一部紅葉が始まっています。

 

 

往き急ぐ 赤き涙の 苔の庭

 

 

細川ガラシャの墓所です。この横には忠興はじめ細川家の墓地があります。

 

忠興作の茶室、松向軒。

 

 

 

さて、高桐院をでて大徳寺方面に向かうと、今日から本坊が特別公開されているようです。折角なので拝観することにします。

 

 

庫裏から堂内に入ります。この先は撮影禁止なので写真はありません。

 

 

特別公開で見ることができるのは、法堂(重要文化財)内部の天井龍、唐門(国宝)、方丈(国宝)と庭園。それぞれ説明がつくので、予備知識なしでも大丈夫です。

唐門は聚楽第の遺構で、極彩色の彫刻や金細工が美しく、日光東照宮の陽明門はこの唐門を原型としているとのことです。

 

方丈東側の庭園は、昔は東山を借景とし、鴨川も見ることができたとのことですが、高い建物が多くなり、現在では木々で目隠しをされてしまっています。

60年くらい前までは鴨川も見え、葵祭の行列も見えたそうです。

方丈はこのほかにも狩野探幽の襖絵等見どころ満載ですが、ウグイス張りの廊下の鳴きっぷりも見事でした。

 

 

非常に見ごたえのある特別拝観でした。

 

最後に三門を横から見て大徳寺を後にします。

この三門は千利休切腹の原因となったといわれています。

 

 

今日の観光はこれで終了、一旦ホテルに戻ってから夕食に向かいます。

 

                         <その4に続く> 

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2015年9月19日 京都旅行 1日目 その2(今宮神社)

2015年09月24日 19時40分46秒 | 旅行

上賀茂神社をでて、社家の町並みを歩いてみます。

社家とは上賀茂神社に仕えた神官の家で、社家が集まって街並みを形成しています。

道路沿いに流れる川は明神川、上賀茂神社の境内を出た「ならの小川」です。

 

藤木社のクスノキ。

 

ここで折り返し、鴨川沿いの道を少し歩いてみます。

 

 

 

この辺にはおしゃれなカフェがたくさんあります。そんなカフェの一つで昼食をとり、バスで移動します。

京都市内はバス路線は充実していますが、効率よく回るためには乗り換えと歩く距離をいかに少なくするかを考えてルートを選定する必要がります。

 

ということで、上賀茂神社からバス一本で移動できる、今宮神社に向かうことにします。

 

しかし、相変わらず京都市バスの運転はアグレッシブで、立っていると膝を痛めそうになることが結構あります。

途中からかなりの上り坂になり、今宮神社前のバス停に到着。

 

今宮神社は創建から1000年以上の歴史のある神社です。もともとは疫病や災厄を鎮めるための神社ですが、八百屋の娘、お玉が徳川綱吉の生母、桂昌院になったことから良縁開運のご利益があるとされています。玉の輿の語源ともされ、玉の輿神社の異名があります。

そんな由来なので、参拝者は女性が圧倒的に多いです。

 

 

 

 

今宮神社の御朱印です。

 

 

境内のもみじはすでに紅葉が始まっています。

 

なかなか良い雰囲気の神社です。

 

さて、ここまで来たので、名物のあぶり餅を食べることにします。

参道の両脇に一軒ずつありますが、今回は写真右側の「かざりや」に立ち寄りました。

 

 

あぶり餅は小さくちぎった餅にきな粉をまぶして炭火で焼き、白みそベースのたれをかけたものです。

これは一人前で500円です。

 

これはおいしいです。たれは甘いですがしつこくなく、餅も柔らかでいくらでも食べることができそうです。時間がたって冷めても硬くなることはなく、おいしくいただけます。

もう一軒の店はたれの味が異なるようなので、次回はそちらにも行ってみたいと思います。

 

 

                           <その3に続く>

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2015年9月19日 京都旅行 1日目 その1(上賀茂神社)

2015年09月23日 12時18分38秒 | 旅行

連休を利用して京都に行ってきました。

4月に十数年ぶりに京都に行って以来ですが、年に二回も京都に行くとは思いもしませんでした。

 

まずは東京7時30分発の「のぞみ11号」で出発します。

5連休初日ということで満席、自由席は立ち客も出るほどの混雑です。今回は自由席に近い号車であったため、自由席からあふれた客が通路に立っています。

 

 

博多行ということもあり、名古屋でさらに混雑は激しくなり、定刻に京都に到着。京都駅はいつも混雑していますが、今回は思ったほどの混雑ではありません。

まだ京都は秋のシーズンになる前なのと、5連休もあると京都より遠くに行く人が多いのかもしれません。

 

まずは荷物を預けるためにホテルに向かいます。

ホテルは「ベッセルホテルカンパーナ京都五条」。五条は微妙ですが、地下鉄五条駅から徒歩数分という立地にあります。このホテルに二泊します。

ベッセルホテルは広島県福山が拠点のホテルグループで、京都は初進出になります。ちなみに昨年五島列島の福江で宿泊したカンパーナホテルとは関係ないようです。

 

このホテル、2015年9月16日オープン、つまり四日前にオープンしたばかりです。ロビーには多くの花が飾られていました。

 

ホテルについてはのちほど紹介するとして、荷物を預けたあと上賀茂神社に向かいます。

 

地下鉄で北山駅まで向かい、京都市バスで上賀茂神社に到着。

 

 

上賀茂神社、正式名称は「加茂別雷神社」、御祭神は加茂別雷大神、起源は2600年以上前で京都で最も古い社と言われています。

 

 

 一の鳥居をくぐると競馬会神事の行われる芝の広場が広がります。

 

 

芝生の広場を抜けると神馬舎があります。この日は不在でしたが、七代目神山号が繋養されています。

 

この七代目神山号は元JRAの競走馬で、作家の浅田次郎さん所有の「メダイヨン号」だそうです。

ちなみに五代目はあのナリタブライアンの同期、「ラグビーカイザー号」だったそうです。覚えている人はいますか?

 

さて、二の鳥居をくぐると、正面に細殿があり、その前には立砂があります。

 

 盛り塩は、ここの砂を持って行く代わりに塩を盛ったのが起源だそうです。

 

約2キロ後方に御祭神が降臨した神山がありますが、それを象ったもので、左側の頂点には三葉の松葉、右側には二葉の松葉が立っており、陰陽一対を現しています。

 

 

 

 

細殿の後ろには橋殿があります。

 

 橋殿の下を流れるのが、百人一首にも歌われた「ならの小川」です。

ここに来るまで、奈良にあると思っていました。一つ勉強になりました。

 

 

この橋殿の上から穢れを祓い清めるために人形を流したことが「水に流す」の語源だそうです。

さすがに京都最古だけあって、ここが起源のものがたくさんあります。

 

 

 

こちらが岩上です。葵祭の際には宮司がこの場所で勅使に対し神のご意志を伝える神聖な場所で、気の集中する場所とのことです。

 

奥に見えるのが加茂別雷大神の母、玉依姫命を祀った片岡社です。ちょうどこの前で結婚式が行われていたのですが、新婦が外国の方のようで、参列者に外国人も多かったのですが、神職が英語で説明しているのはさすがでした。

 

 

楼門の向こうに参拝所があり、通常はここから参拝します。

しかし、今年は21年に一度の式年遷宮の年で、国宝の本殿、権殿の特別公開が行われています(拝観料600円、9月30日まで)。

さらに、500円を納めると本殿前で御白砂撒をすることができます。

 

上賀茂神社の長い歴史の中でも初めてのことで、21年後の式年遷宮では実施されるかどうかは分からないという、貴重な公開です。

 

 

 

実はこの前日にBSの番組で特別参拝が紹介されており、もっと混雑しているかと思ったのですが、それほどでもありませんでした。ただ、切符売り場の人は、昨日テレビで放送されたおかげで今日はすごいんですよ、と言っていたので、通常よりは相当多かった模様です。

 

 

 

この先は撮影禁止なので写真はありませんが、まずは参拝所の左手から昇殿し、神職から神社の由来の説明と注意事項の説明があり、お祓いを受けてから権殿前に向かい参拝します。

権殿前は皇后陛下が参拝する場所で、ここでも建物について等の説明があります。全国の神社の8割が採用しているという前後非対称の屋根、流れ造りはここが発祥とのことです。

 

また、上賀茂神社の紋は左右非対称の双葉葵ですが、本殿の紋は左右対称で中央に花の咲いた紋が使用されています。

 

 

ところで、先ほども書いた通り、本殿と権殿は国宝に指定されており、伊勢の神宮のように新規に立て直すことはできず、部分的に修復するのみとのこと。屋根の修復が主になるとのことです。

屋根は檜皮葺きで、樹齢80年の檜の皮をはぎ、さらに10年後に再生した皮を使用するとのこと。30以上の社全てを葺き替えるため、環境保護の観点から21年ごとではなく耐用年数ぎりぎり、遷宮二回に一回の葺き替えになるとのことです。

 

 

このあと、御白砂撒をする人のみ本殿前の小さな広場に入ることができます。ここは通常は天皇陛下と宮司しかはいることができない場所で、説明の神職の方は中に入らず、外から説明します。式年遷宮でご神体が本殿から権殿に移されているからこその特別な参拝です。

説明が終わると広場の前で渡された、小袋に入った白砂(砂というよりは小石)を撒きます。

 

最後に高倉殿に展示されている御神宝を拝観して特別拝観は終了です。とても素晴らしい体験をすることができました。 

 

 

式年遷宮はAGFが特別協賛しているようで、このようなものよいただきました。

 

賀茂別雷神社の御朱印です。

 

 

  

 

 

                        <その2に続く>

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2015年8月20日 南紀・志摩旅行 4日目 その2(帰路編)

2015年09月11日 20時25分22秒 | 旅行

今回の旅行はこれで終了、伊勢湾フェリーに乗って帰路につきます。このフェリーのおかげで、大幅な走行距離の短縮が図れます。

カーナビによると、鳥羽の駐車場で自宅までの距離が約510kmでしたが、伊良湖では約360km、150kmの節約です。フェリーの所要時間は55分なので、時間的にも約1時間短縮できることになります。

 

フェリーターミナルで赤福を購入し、フェリーに乗船します。

 

 

 

今回は特別室にしてみました。一人+330円です。

椅子等はだいぶくたびれていますが、リクライニングつきの大型シートで快適です。

 

 

鳥羽港を出港し、伊良湖港に向かいます。

 

前方に神島と伊良湖岬が見えてきて、

 

眠る間もなく伊良湖に到着。

 

 

フェリーターミナルに併設の道の駅「伊良湖クリスタルポルト」で昼食をとります。

 

 

 

 しらす丼、伊良湖ラーメン、焼大あさりです。味はまあまあ。

 

 

 ここから国道42号線で渥美半島を東に進みます。

この辺はメロンの産地ということで、途中の直売所でメロンを購入します。

 

二個1400円で、食べごろは一週間後ということです。

この後立ち寄った道の駅では一個1000円以上だったので、お得でした。

 

 

その道の駅「あかばねロコステーション」。

 

ここで冷凍ではない炊きたてしらすを購入。

 

 

あとは浜松から東名高速に乗り帰ってきました。

今回の旅行では思いがけず熊野大花火を見ることができましたが、それ以外も非常に楽しく過ごすことができました。

 

                          <終わり>

 

 

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2015年8月20日 南紀・志摩旅行 4日目 その1(伊雑宮、ミキモト真珠島)

2015年09月10日 21時54分50秒 | 旅行

旅行最終日。

結局、今回の旅行は最後まで蒸し暑い、はっきりしない天気でした。

 

 

プライムリゾート賢島の朝食は、夏期の期間はバイキング形式となります。

朝食も非常においしいです。

 

 

プライムリゾート賢島、非常に良いホテルでした。滞在してゆっくり過ごしてみたいホテルです。

 

 

 

ホテルをチェックアウトし、まずは昨日ホテルに来る途中で見かけた、伊雑宮に向かいます。

伊雑宮は、上之郷という地区にあります。

雨がかなり激しく降っています。

 

 

伊雑宮は内宮の10社ある別宮のひとつでです。

 

 

なぜこの場所に別宮があるのかは、良くわかっていないようです。

境内に入ると、神宮特有の雰囲気に変わります。

 

ものすごくヤブ蚊の多いところで、参拝中の足元に群がってきます。

 

 

伊雑宮は神田があります。ここもやぶ蚊が多く、早々に退散します。

 

 

御朱印。非常にシンプルです。

 

 

鳥羽に戻り、「ミキモト真珠島」に向かいます。

 

ここは、御木本幸吉氏が初めて真珠の養殖に成功した場所で、現在は島全体が観光施設となっています。

本土からはパールブリッジという屋根付きの橋を渡っていきます。

 

 

島の中は、単なる観光施設ではなく、真珠養殖の歴史や科学的な説明もあり、結構面白いです。

 

 

そして、海女の実演も行われています。

 

 

思ったよりも見どころの多い場所でした。

 

 

                          <その2に続く>

 

 

 

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