二日目、今日は雨模様、部屋の窓からは雲海を見ることができました。
朝食は、囲炉裏の間ではなく、大広間でした。
朝食は着替えてから行く人も多いので、囲炉裏の臭いがつかないような配慮が感じられます。
その朝食はいたってシンプル。しかし美味しいです。最近は朝食に力を入れる宿も多いですが、個人的にはこの程度でも充分と思います。
囲炉裏では、名物のおやきを焼いていました。
おやきの皮は、おおきなボウルで粉をこねるのが結構大変そうでした。ここのおやきは、炭火で焼くせいか、皮がぱりぱりでとても美味しかったです。
美味しいといえば、部屋のお茶うけの最中が非常に美味しかったので、お土産に買ってきました。添加物等は使用していないうえ、餡の甘みが絶妙です。
宿を出て、今日は小布施方面に向かいます。
まず向かったのは、信州中野インターのそばにある、農産物産館オランチェです。
ここで野菜等を買い込みます。丁度野菜百円市をやっていて、かなり混んでいました。
中野で交配されたりんご、秋映。大きな形の良いものはそれなりの値段ですが、このように小さいものは格安で売っています。
そして手作りのりんごジャムは3個で1050円。
ところで、この巨大な菜っ葉は何でしょう。
正解は、野沢菜です。以前に、12月頃にここに来たことがありますが、出てくる人がみんな巨大な菜っ葉を持っているのを見て、驚いたことがあります。
次に向かったのは、小布施ワイナリーです。最近は結構人気のようで、駐車場に入れずに待っている車も出るほどの状態でした。
ここで購入したワインたち。
左は、先ほどの農産物産館オランチェで購入した、たかやしろファームのヴィオニエ。400本限定だそうです。
中央は小布施ワイナリーのリースリング ファミリー セミドライ 2010。
右も小布施ワイナリーの'09 メルロ 2e。普段購入するものよりちょっとだけ高い価格帯ですが、奮発してみました。楽しみです。
次に向かったのは、葛飾北斎の天井画で有名な岩松院。
周りは一面のりんご畑。丁度りんごは収穫の時期で、丸くて赤い実がたくさん実っていました。
ここも団体客が結構きており、さすが観光シーズンと言った感じです。
小布施は小さな町ですが、観光地として町おこしに成功し、いまでは有名になりました。しかし、やはりこの町は人の少ない閑散期に来るにかぎります。
<その2に続く>