別所温泉を後に、本日の宿泊地、鹿教湯温泉に向かいます。
鹿教湯温泉は鄙びた温泉地かと思っていましたが、結構大きな温泉街でした。大きな病院や付属のクアハウスもあり、現代の湯治場といった感じです。
温泉街の中心にある温泉祖神。
温泉祖神からメインストリートを越えて川のほうに下っていくと、温泉街のシンボルである五台橋があります。
この日はこの冬一番の冷え込みで、関東でも最低気温は氷点下となりましたが、ここでは最高気温が氷点下だったそうです。
五台橋のたもとにある共同浴場「文殊の湯」。ここの温泉は無色無臭透明の、完全な単純泉です。
屋根付の橋が五台橋、向こう岸の左が文殊堂、右が薬師堂です。
これが文殊堂です。鹿に化身した文殊菩薩が温泉のありかを教えたことが、鹿教湯の揺らいだそうです。
相変わらず私は何も感じませんが、この辺はパワースポット認定だそうです。
ところで、この周辺では、1月末まで氷灯ろう夢祈願というイベントが行われています。道の両脇に氷の器があり、その中のろうそくに夜になると明かりが灯り、幻想的な風景になります。年末にJRの車内広告が出ていたので覚えている方もいるかも知れません。
ところで、氷灯ろうはたぶん百個以上はあると思うのですが、いったい誰が点灯しているのでしょうか・・・・・
答えは、その場にいる人でした。
16時30分頃に文殊の湯前に行くと誰でも点灯に参加することができます。それとは知らずにたまたまその時間にその場にいて、運よく参加することができました。
点灯が終了すると、だんだん周囲が暗くなってきて、良い雰囲気になってきます。
残念ながら宿の夕食の時間の都合上、完全に暗くなるまではいることができませんでしたが、思いがけず点灯式に参加できて満足でした。
本日の宿は三水館、非常に評判の良い宿で、週末は数ヶ月先まで予約でいっぱいでしたが、たまたまこの週末は予約を取ることができました。
宿については別記事で。
(2日目に続く)
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