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2011年5月4日 奈良・伊勢旅行 2日目 その5(飛鳥の宿 祝戸荘)

2011年05月16日 22時19分33秒 | 旅行

続いては、この日の宿の紹介です。

 

実は、飛鳥で困ったのは宿探しです。いろいろ建築に規制があるのでしょうが、村内にはほとんど宿がありません。今回宿泊した「飛鳥の宿 祝戸荘」も、飛鳥保存財団が運営する、研修施設ということになっています。

 

 

祝戸荘の場所は、石舞台古墳の裏側にあります。

 

 

東側には、多武峰方面が見え、この峠を越えると中大兄皇子と中臣鎌足が、蘇我入鹿暗殺の談合を行ったといわれる、談山神社があります。

 

 

ここは、山の斜面に2~3部屋からなる独立したコテージ風の部屋が並ぶ構造となっています。食事、風呂等は本館にあり、歩いて移動することになります。研修施設にため、部屋は非常に広いですが、布団の上げ下げはセルフ、バスタオル、ドライヤーなどは持参する必要があります。が、施設は新しくきれいで、快適です。

 

お風呂は温泉ではなく、小さめですが、清潔で快適です。朝も6時から入ることができます。

 

 

夕食の「万葉あすか葉盛御膳(古代食)」です。

 

 

 

こちらは朝食です。

 

 

食事は特にこっているわけではありませんが十分に満足いく内容でした。そのほかの面も含めて、普通の宿に泊まる感覚でまったく問題はありませんでした。

 

(3日目に続く)

 

 

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2011年5月4日 奈良・伊勢旅行 2日目 その4(高松塚古墳、橘寺、飛鳥寺、飛鳥坐神社)

2011年05月16日 21時10分36秒 | 旅行

ここまでいろいろ巡ったため、あまり時間は残っていませんが、時間の許す限り飛鳥路を回ります。

まず訪れたのは、飛鳥の象徴、高松塚古墳。周辺は、国営飛鳥歴史公園として整備されています。が、レンタサイクルが爆走しており、場所によっては結構危険だったりします。

高松塚古墳は、今ではこんな感じで、意外と小さいです。石室はすでに撤去されているため、古墳らしさはありません。有名な壁画は、すぐそばにある壁画間でレプリカを見ることができます。

 

 

 

次に向かったのは、橘寺。聖徳太子生誕の地ということです。また、田道間守が垂仁天皇の勅命で常世の国から持ち帰った非時香菓が橘とされ、この地に植えられたことか橘の期限とのことです。

 

 

太子殿の裏手にある二面石。飛鳥には不思議な石が数多くありますが、そのうちのひとつです。人の心の善悪を表すそうです。

 

 

 

西門からの風景。西の方向。

 

同じく、南の方向。この下の道は明日香村のメインロードで、ここから見た、左に川原寺跡、右の高台に橘寺、の風景がもっとも飛鳥らしくて好きです。

 

 

 

次は、日本最古の寺院、飛鳥寺です。日本最古の仏像、飛鳥大仏(重文)は異国の容貌で、創建当時から一度もこの場所を動いていないということです。聖徳太子も蘇我馬子もこの場所に来たことがあるということになります。

 

 

飛鳥寺のすぐそばに、乙巳の変で暗殺された蘇我入鹿の首塚があります。レンゲの花咲き乱れる野原に囲まれた、血なまぐささなど感じない場所でした。

 

 

次に向かったのは、飛鳥寺から程近い、飛鳥坐神社です。

 

ここは有名観光地ではないため、ほとんど人はいません。

境内には、このような陰陽石が数多く安置されています。また、例祭「おんだ祭」は、奇祭として有名です。

 

 

 

ここで時間はすでに17時前、ほとんどの場所の拝観は17時までなので、時間切れ、宿に向かいます。

しかし、宿へ向かう途中、石舞台古墳の横を通ると、18時までやっているとのこと、幸いなことに見ることができました。

 

石舞台古墳も今更説明する必要はないと思いますが、蘇我馬子の墓といわれており、今では国営飛鳥歴史公園としてきれいに整備されています。

 

 

ところで、飛鳥は、車で巡るのには適していません。細い道が多く、駐車場のキャパも大きくありません。さらに、歩行者も多く、レンタサイクルが我が物顔に走り回っているので、非常に気を使います。

やはりレンタサイクルが良いのかもしれません。ただ、飛鳥は結構広く、起伏も意外と多いので、それなりの覚悟は必要でしょう。

 

 

 

(その5に続く)

 

 

 

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