仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




清滝寺では今日、弘法大師の命日である旧暦3月21日の法要/お大師さま(正御影供・しょうみえく)が行われました。


ネットなどで調べてみると、上記のように正御影供という法要の様ですが、清滝寺さんでも”お大師さま”のお祭りでとおっています。


今朝は、県内各地から5人の僧侶をお招きし、大師堂で法要が営まれ、私たちも参加させていただきました。


この法要では大般若経が転読(全文を読むわけではなく、ぱらぱらとめくっていく)されますが、パフォーマンスとして見ても迫力があり、興味深いものです。


法要の後、伊東住職からの説教がありましたが、そのなかで大般若経についても教えていただきました。


大般若経(大般若波羅蜜多経)はおよそ600巻の大教典だそうで、今回は6人の僧侶が20巻ずつ、120巻を転読されたそうです。


このため、全巻を転読するだけでも5年の歳月が必要とのことで、長大な話です。

[Photo : Nikon D700 / Nikon 70-300mm, SIGMA 24-70mm]

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過日、キンランが無くなってしまったとの記事を書きましたが、別の場所でしっかりと立ち上がっているキンランがありました。


こちらは車が通る道ではなく、昔からの遍路道ですが、大きなクスノキの根元に生えています。ここも実は、数年前に掘り返された場所なんですが、根っこか菌が残っていて再生しているようです。


そしてすぐ近くには1本のギンリョウソウも伸びています。ギンリョウソウは、別のルートでたくさん生えているところがありますが、ここで目に付いたのは一つだけでした。でも、キンランに見とれてうっかりすると踏んづけてしまいそうで、ちょっと心配です。


今年のGWは本当に良い天気が続きます。いの町の仁淀川では今日から、紙のコイノボリが泳ぎます。


宇佐(USA)では大鍋祭りも開かれています。今日は家人が出かけて来ましたが、大勢のお客さんだったようです。


元々はアサリがたくさん採れていたことから大鍋でアサリ汁をつくって振る舞っていたのですが、最近はアサリがほとんど採れなくなり、その代わりにウルメイワシを使ったつみれ汁や天ぷらが人気のようです。


清滝寺では明日(4日)がお大師さまの祭日(旧暦3月21日)です。お遍路さんも大勢、おいでていますが、明日は更に人出も多くなりそうです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON 180mm]

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[Nikon D700]



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今日は働く者の祭典、メーデーです。私も勤めていた頃は労働組合活動に参加していましたので、メーデーにも出ました。ただ、組合活動と言っても基本的には労使協調が前提で、あまり困難な交渉や闘争を行った記憶はなく、もっぱら親睦行事の幹事役がほとんどでした。


当時はきちんと5月1日に大会がありましたが、ユニオンショップ制を取り入れていましたので会社は休日、一般組合員の参加を促すには大会が終わった後の懇親会などの”お土産”が必要でした。それでも、暦によっては連休に掛かってくるため参加者はほとんど役員だけでした。


今年の連合高知は、先月の29日にメーデーを行いました。理由としては上記のように、連休に掛かると参加者が少なくなるためとのことでしたが、メーデーはやはり”May Day”であるべきと思いました。


昨今の経済状況から考えると企業が存続することが前提で、組合もあまり露骨な要求活動は行わないし、企業側もそれに呼応していると思います。
ただ、不況、経営不振の結果として従業員の整理、解雇なども増えていますので、その時こそ組合の団結力、上部組織の指導力が問われてくるはずです。


完全にお祭りとなったメーデーですが、現在はその存在を必要とする政治状況、経済状態であるもの事実だと思いました。どこかが声を上げ、変えていく原動力になっていって欲しいものです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON 180mm / PL]

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