仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




今日は働く者の祭典、メーデーです。私も勤めていた頃は労働組合活動に参加していましたので、メーデーにも出ました。ただ、組合活動と言っても基本的には労使協調が前提で、あまり困難な交渉や闘争を行った記憶はなく、もっぱら親睦行事の幹事役がほとんどでした。


当時はきちんと5月1日に大会がありましたが、ユニオンショップ制を取り入れていましたので会社は休日、一般組合員の参加を促すには大会が終わった後の懇親会などの”お土産”が必要でした。それでも、暦によっては連休に掛かってくるため参加者はほとんど役員だけでした。


今年の連合高知は、先月の29日にメーデーを行いました。理由としては上記のように、連休に掛かると参加者が少なくなるためとのことでしたが、メーデーはやはり”May Day”であるべきと思いました。


昨今の経済状況から考えると企業が存続することが前提で、組合もあまり露骨な要求活動は行わないし、企業側もそれに呼応していると思います。
ただ、不況、経営不振の結果として従業員の整理、解雇なども増えていますので、その時こそ組合の団結力、上部組織の指導力が問われてくるはずです。


完全にお祭りとなったメーデーですが、現在はその存在を必要とする政治状況、経済状態であるもの事実だと思いました。どこかが声を上げ、変えていく原動力になっていって欲しいものです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON 180mm / PL]

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