仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




昨年、フィルムで撮ってみたくなり、古いカメラを引っ張り出して使ってみました。しかし結果的には、デジタルで撮影していた感覚と余りに差がありすぎて、数本撮っただけで中断してしまいました。
その一番の違いは、撮影したものをその場で確認できないこと。フィルムを現像に出し、数日の間を置いてから受け取ったプリントを見て、撮ったときの感覚との差が大きく、がっかりする写真がほとんどでした。


デジタルであれば同じポジションで何枚も撮れますが、フィルムだと36枚という制限があり、どうしても勢い込んで撮影しますが、その結果が良くないと落ち込みも大きいものです。
更に、プリントで見る分にはいいのですが、ホームページやブログで使おうと思うとスキャンという作業が必要になります。これも結構、手間なもので、それもあきらめる一つの要因でした。


そんな経緯があったにも拘わらず、久し振りにフィルムで撮影しました。というのも、ふとした記事から中判(ブローニー)サイズのフィルムを使う、かつては絶対に手の届かなかったカメラ”ハッセルブラッド”が多量に、しかも手の届く価格で中古市場に出ていることを知りました。
更に、フィルムを現像し、それをスキャンしてデジタルデータに落とすサービスをしている現像所(トイラボ)があることを知りました。これは自分でスキャンする必要がなく、願っても無い条件でした。


ということで、いくつかの販売店を比較しながら購入したのが”ハッセルブラッド503CX”というカメラです。そしてテスト撮影したのがこれらの写真です。
まだ試行錯誤の状態ですが、独特の撮影スタイルは魅力です。因みに、撮影したフィルムは郵便で送りますが、ラボに届くとその日のうちにデータがダウンロードできるようになります。この辺りはまた、改めて感想などを書きたいと思います。

[Photo : HASSELBLAD 503CX / Planar CF 80mm / FUJI Velvia 100]

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