東京都木材団体連合会から、事業者認定書が送られてきました。
これは、合法性・持続可能性の証明に係る事業者認定です。
この他、材木屋は行政に業者登録する必要ないと思っていたのですが、相当古い「木材業者登録証」を発見しました。
東京都が発行したもののようです。
裏面は…
昭和23年ですね。
登録番号は3372番。
通し番号かどうか分かりませんが、当時は相当材木屋の数があったと思われます。
今はかなり数が減っています。
減る一方で、新たな起業なんて聞いたことがありません。
東京都内だと500社に満たないのではないでしょうか?
氏名の欄には先々代の個人名が書かれています。
当時はまだ法人になっていなかったのですね。
登録取り消しに関する注意事項がずらずらっと書かれていますが、その中に面白い一文が…。
「正当の理由がないのに需要者に対し木材の販売を拒否したとき」
当時は業者がお客様を選ぶほど売れていた時代だったと聞きます。
いい時代ですね~。
でも待てよ。
コロナから始まったウッドショックとロシアのウクライナ侵攻により、木材が高騰し、品薄状態が続いています。
実際に現在はお得意様以外の方々にはお売りできるほど在庫がないのです。
ある意味、業者がお客様を選ぶ現象が起きています。
歴史は必ず繰り返します。
過去に学んで将来に備える。
考えさせられる昨今です。
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