コロナ禍でさらにウッドショックという、落ち着かない日々の木材業界です。
そんな中、東京オリンピックがついに始まりました。
本来であればものすごく盛り上がっているはず。
そして木材業界はさらに盛り上がっていたはずなのです。
なにせ、新国立競技場や有明体操競技場やオリンピックビレッジプラザやらがやたらと木材をつかってくれているからです。
ご存知、新国立競技場は47都道府県の杉やカラ松を2000平米分も使っています。
有明体操競技場では世界最大級の全長約90メートルのアーチを国産カラ松(北海道産、長野産)でつくりました。
外装には杉(秋田県、静岡県、鳥取県、徳島県、高知県、佐賀県、宮崎県)がたくさん使われています。
観客席は杉集成材(三重産)です。
オリンピックビレッジプラザでは全国63自治体から借り受けた木材が1300立法(4万本)も使われていて、「日本の木材活用リレー」と呼んでいるそうです。
早く見に行きたい。
日本の木の良さを世界中の人々に見ていただけるいいチャンスだったのに…。
佐久間木材は地味ですが、日本の木材の良さを発信し続けていきます。