3月12日の日経新聞で気になる記事を見つけました。
日本のヤマコウバシは、すべて同じ遺伝子を持つクローンなのだそうです。
つまり親がすべて同じ雌。
ちなみにヤマコウバシはクスノキ科の落葉樹です。
通常、ヤマコウバシは雄株と雌株が存在しますが、日本では雌株しか見つかっていない。
植物は極地や高山地帯など、子孫を残すのが難しい環境下で単為生殖するようになることがあります。
気になるのはここです。
単為生殖。
人間の場合、男か女かが決まるのは、46本の染色体のうち、残りの2本。
女の場合はX染色体が2本なのに対し、男の場合はX染色体とY染色体が1本ずつ。
Y染色体は男しか持っていませんが、なんと既にY染色体はX染色体の3分の1の長さになっているそうです。
そしてそのY染色体はいずれなくなるのではないかという説です。
いずれ男はいなくなり、人類が滅亡するか、女のみで単為生殖するようになるか…。
女性が近年男性化してきたり、男性が女性化してきているのは文化ではなく遺伝子の問題だったりして…。