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路面電車のポイント切り替え

7月15日のことですが、道後温泉をあとにJR松山に向かう途中に伊予鉄道の松山市駅への分岐がありますが、このポイントを切り替える方法が分からなくて、帰ってから調べてみました。
昔は地上の係員が「操車塔」と呼ばれる鳥かごみたいな所からポイントを切り替えていましたが、今はほとんど自動化されていて、分岐点手前の架線に設けられた「トロリーコンタクター」というスイッチで切り替えているんですね!

方式は2つあって、2つのトロリーコンタクターを設置し、両者を叩く間隔でポイントを切り替えるというもの。たとえば、10秒以内に2点間を通過すれば直進、11秒以上掛けて通過すれば分岐、という形で、伊予鉄道はこの方式。
もう1つはタイミングにあわせてトロリーコンタクターを叩くことで、分岐方法が固定されるというもの。分岐点の信号機付近に「直進」「右折」といった表示が交互に表示される灯火があり、進みたい方向の表示が点灯している間に進むことで、進路が決まるそうです。

だから、分岐の手前では停止線が二重になっていて、手前でいったん停車して、、、

時間を開けて再スタートすることで2つのトロリーコンタクターを通過する時間が余計にかかった場合は「左に分岐」

別のところの例ですが先の停止線まで進んだときば「直進 」という具合でした。

「トロリーコンタクター」のことは後から知ったので、写真が無いのが残念です

もう一つは「平面クロス」
JR松山駅の隣りの「大手町」停留所は郊外電車との乗換駅で、平面クロスがあります。

東京近郊の電車の電圧は1500Vですが、伊予鉄(高浜線)は600Vなので架線がクロスしていても大丈夫なんですね!また、郊外線は750Vですが、差は150Vなので電車の側には特別な装置は設けずに直通運転されているそうです。

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