江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

10万年記念事業

2016年04月08日 | 歴史・文化

 平成4年8月23日、飛烏山公園において札響グリーンコンサート&10万人の広場が開催され、約1万人の市民で賑わいました。

 この日は、青年センター会場を含め、買い物広場、環境広場、音楽広場に分かれ、それぞれの催しが行われました。
音楽広場では、札響の他、大麻(おおあさ)太鼓、豊太鼓、北海若衆太鼓なども出演、10万人達成を祝いました。

 また、同年5月末日締め切りで募集しました「人口10万人達成記念・新しいまちづくり作文・論文事業」では138編(含・団体1編)の応募がありました。
内訳は、小学生24件、中学生44件、高校生2件、大学生3件、一般65件でした。
一般では、30代、40代の若い層からのものが29編と多く、また全体の137編(除・団体1編)のうち、大麻(おおあさ)地区が54%を占めたのが目につきました。

 公募作品は、それぞれの部門の審査委員会におき審査の結果、最優秀などが決定、7月23日の表彰式(市民会館)匂いて表彰盾と賞金などが贈られました。

 中略

 一般、高校、大学の3部門は、市から委嘱の5人の市民により審査が行われました。
梅沢審査委員長の講評は、どの論文も世代に相応しい提言内容や論点の特徴がみられ、質的に高いレベルのものであったとしたうえ、今後の課題として市民参加で住みよいまちの哲学を構築していかなければならない、と結びました。

 その他、9月13日、江別青年会議所が江別ウォークラリーを開催しました。
親と子や友人同士が2~5人のグループを組み、大麻(おおあさ)団地を1周(約8km)、自分おまちを再発見しようというものでした。
約200人の市民が参加、4箇所のチェックポイントでのクイズなどを楽しみました。
また、10月4日、飛烏山で市民記念植樹が行われました。
3年11月以降に結婚、子供の誕生、新築、還暦など祝い事を迎えた市民30組80人の手により、イチョウ苗木30本が植えられました。


註:江別市総務部「えべつ昭和史」781-782頁.
写真:人口10万人達成記念・新しいまちづくり作文・論文募集入賞者の皆さん
 同上書782頁掲載写真を複写し、江別創造舎ブログ及び江別創造舎facebookに掲載いたしております。

 

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