コタツ評論

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今週のGJ ジョーの明日

2019-05-01 19:08:00 | スポーツ
センチなNunbar節がときどき鼻につくときがあるが、これはギリギリにとどめている。ボクシング分野にはときどき文学的好読み物が出てくるのは、ボクシングという野蛮で危険なスポーツに何かがあるせいで、優れた書き手を惹きつけるのかもしれない。

今もリングを目指す辰吉丈一郎。あしたのジョーは、もういない。
https://number.bunshun.jp/articles/-/839060

辰吉の王座を奪った元WBC世界バンタム級チャンピオンのウィラポンは、当時の「バンタム級最強は辰吉丈一郎だった」と振り返っている。

元WBC世界王者ウィラポンが、辰吉丈一郎、西岡利晃、長谷川穂積を語る
https://a-sign-box.com/2018/06/17/veeraphol/

6歳からキックボクシングをはじめたウィラポンにとって、ボクシングは「仕事」だった。マンガ「あしたのジョー」には、「仕事」として矢吹丈に挑んでくるボクサーはいなかったな。

バンタム級歴代最強といわれる井上尚人のロドリゲス戦がますます待ち遠しくなるばかり。

(敬称略)
コメント
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