E-SPOランニング塾、塾長の星です。
今年も暑い夏がやってきますが、この時期がランニングには最適な気候です(私は一年中最適!)。
毎年暑い夏ですが、そこで体力づくり、健康づくりがうまくいくと秋に
体が軽い、体調がいい、健診が怖くない、という三拍子がそろうと思います!
さて今回はランニングフォームついて書こうと思います。
あまり習うことがないのが走る格好、走るときの体の動かし方です。
大体小学2年生くらいで走る感覚というのはほぼ決まってしまい
その感覚を変えるのは難しいともいわれています。
(もちろん他人との比較ではなく自分の中の感覚です)
この写真は昨年の一般市民の体力測定会のシャトルランのものです。
まずはみてください。様々な走り方を。年代、性別、運動習慣、みんな違います。
それだけに走り方も様々です。
シャトルランは持久力が試されるものなのですが、走りづづけなければならないので、
無意識に体を動かしていきます。
そのひとの走る動作の癖は確実に現れますね。
スタート直後はみんなに余裕があり、リラックスして走れています。
ゆっくり走ることができるのでフォームにも余裕があります。
シャトルランは20mをできるだけ多く何本走れるかというもので
回数を重ねるごとに走る速度を上げないと間に合わなくなるものです。
だんだん余裕がなくなるとランニングフォームが崩れてきます。
体力あり走ることに慣れている人はフォームに乱れがありません。
スピードが上がってくると体幹(胴体)がぶれてくるのでそれを抑えながら走らなければなりません。
ランニングに慣れている人はフォームが安定していてラクに走れます。
やはり女性は体幹がうまく使えない人が多いですね。
筋力がないのでスピードが上がってくるとどうしてもエネルギーをロスしてしまいます。
あとは20mのなかでストップ&ターンが繰り返されますので自分の体を支える足の筋力が不足していると
一気に走るフォームがくずれて顎が上がっていきますね。
100本に近づくともう走り方が安定している人しか残っていません。
足はうまく回り、体をまっすぐに立てて前傾して走っています。
体を立ててそのまま前傾した姿勢、これが大切です。
100本を過ぎるとスピードを上げてすぐに減速し、ターンをスムーズな動きで繰り返さないと
ランニングフォームがばらばらになってきます。
そのさきはもうスピードを出すために大きなフォームで走らないと間に合わなくなっていきます。
120回くらいになるとランニングフォームは崩れません。
筋力は弱く崩れたフォームの人は100回くらい行くと力ずくになり
それ以上は根性で走ることになります。
そうなると長くは走れません。
上手に止まれて、ラクにスピードがあげられる走り方を身につけている人は150回、200回と行けるでしょう。
サッカー日本代表の長友佑都選手は300回を超える記録を持っているそうです。
素晴らしいアスリートでサッカー選手の中でも突出した能力(ダッシュを繰り返すことができる)
そこがなにより高いレベルで備わっています。
ここまで一般の人のシャトルランでランニングフォームを振り返りましたが
誰でも自分に合ったフォームを見つけるチャンスがあります。
まず、マラソンと短距離走ではフォームが違うということです。
長い距離を走るにはまずは目標の「速さ」を決めなければなりません。
走るぺースというものですね。
それによってランニングフォームが若干変わります。
お父さんが保育園で息子さんの運動会でリレーを走る場合は
またマラソンとは全く違う体の動かし方になり
したがってランニングフォームも違ってきます。
どの場面でそれを活かし、何を目標にするか、ここがランニングフォームを決めることになるのです。
ダイエットのためのジョギング
堀之内駅伝でタスキをもって3km走る
ハーフマラソンに挑戦する
健康のために走ってダイエットする
すべてランニングの方法が違います。
それらをお伝えしますので、ランニング塾に入ってみてはいかがでしょうか。
9月5日火曜から4回コースで開始となります。
是非一緒にランニングを学びましょう!
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