事務局 星です。
先日新潟県健康づくり・スポーツ医科学センターに研修にいってきました。
健康・スポーツ県民講座の一コマで、「ファンクショナルトレーニング入門」という演題の最近話題のトレーニング方法です。講師は新潟経営大学の准教授、上松大輔氏でした。雑誌コーチングクリニックにも連載を持っていらっしゃるすばらしい講師です。
スポーツリーダー仲間の岡部さん、佐藤さんと行ってきました。(大平さんは当日体調不良でお休み。また次回行きましょう!)
個人的に興味があった「ファンクショナルトレーニング」、今まで自分自身で今まで実践してきたトレーニング方法の「根幹」になるような内容でした。それでいて改めて体の仕組みを勉強しないと深く理解できないものでした。
ファンクショナルトレーニングは簡単にいうと、動き(動作)を重視した機能的トレーニングということです。
まず印象に残ったのは動作に関しての3要素のバランスです。
動作→「筋系」「関節系」「神経」
今までのトレーニングは強く・速く・大きくということで動作の中では「筋系」の要素が大きいものでしたが、やはり3つのバランスが大切だということを学びました。
(より重い負荷での回数をこなしてこそ有益なトレーニング、そんな風潮からの脱却。しかしこれも3つのうちの重要な要素ではありますが)
「強く・速く・大きく」から「機能的・効率的」に変えなければなりません。ということはメニューも変わるということです。
キネティックチェイン(運動連鎖)評価の中で「FMS」という7つの種目で基本的な動作をチェックできることがとても新鮮でした。
今回の講習では理解が追いつかなかった部分があるので、また体の仕組みを勉強しつつ、ファンクショナル(機能的)な視点で運動指導に向かいたいと思います。
人間の体は本当におもしろいです。
佐藤トレーナーから厳しく(?)動作のチェックをうける岡部さん。
中殿筋を利かせましょう、と。
「FMS」動作チェックは棒をつかって水平や左右差をみます。
ストレッチポールで胸郭を開き、肩甲骨の動きを活性化。
(岡部さんちょっと疲れて休憩。)
よい学びのある充実の講習会でした。