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■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

リストランテ・クイントカント@大阪

2018-09-21 | 食べ歩き(大阪)




コース料理があることが前提でちゃんとしたサービスで食事ができる、そういうお店を探して気になったのが中の島にある『QUINTOCANTO』(クイントカント)だった。



店名の後にリストランテとついているので、服装も少し気を付けて臨まなければならない。
Tシャツにサンダルという軽装では行けないお店だ。
たまにはそういうのを好む夜もある。

店内は外の暗さとは対照的に、白が基調でレストランとしては明るい照明でした。

お料理は1コースのみなので座っていれば自動的に出てくる仕組みでございます。
ですが、これが落とし穴だったのですよ。



気楽に構えてまずはシャンパンを飲んでいたら、大きなお皿に見たことも無い凝縮されたお料理の数々が運ばれます。

酔ってる場合ではございません。
説明をききながら食材を覚えなければならないし、味も確認して記憶に留めなくてはなりません。

まずは、アミューズからです。
白いお皿の端っこに置かれたワッフル(ウエハースのような食感でした)でミルフィーユにしたフォアグラとレモンです。


そして目の前で乗せられたガラスの器には 雉とビーツのブロード です。
「ジュ」と言っていたのでスープです。
濃いコンソメだと思いながらイッキ飲みです。美味しかった



ピンクのお皿には、鰹と無花果のアグロドルチェ です。
鰹をイチジクのマリネを合わせ、ビネガーシートを被せて黒ニンニクのメレンゲやブラックオリーブのパウダーをトッピングしてありました。
ゼリー状のものをシートで作るのは各国で結構流行ってるみたいです。


写真最上部↑はこの鰹と無花果なのですが、カメラのピントを合わせるところを変えると白く写るので状態がわかり易いかと撮ってみました。


印象的な青いガラスの器には、フィノッキオのクレマ サフランのジェラード
フィノッキオは根セロリっていうのだったかな、セリ科の植物でセロリの根元の部分がふっくらと太くなっているものです。
クリーム状にしてあるからクレマと言うのでしょう。和食で言うところの「すり流し」でした。
サフランのジェラードと、イワシから作ったショッツル味が染み込んだ小さなクルトン乗せです。



牛タンと牡蠣
細長い板の上にそっと乗せられています。


寄りで撮ってみました
焼いた牛タンに牡蠣のペーストが意外によく合っていてさすがだと思いました。この組み合わせは珍しいはず。宮城県が頭を過りました(笑)
パセリのチップがパリパリして美味しかったです。
パセリオイル添えです。



さて、お料理はまだ序盤です。
スタートの前に挨拶に来てくれたシェフの渾身の作品ですから、頑張って食べなくてはなりません。

続きはまた明日に!




Ristorante QUINTOKANTO →→→

住所:大阪市北区中之島3丁目6−32 ダイビル本館 1F

営業時間:12:30~L.O 13:00 18:00~L.O 20:00

定休日:無休





何ヶ月かぶりの珈琲に感激する休日の午後@DANKE

2018-09-20 | 食べ歩き(大阪)




珈琲断ちをしてから久しい。

何しろカフェインを摂ると体調が思わしくない。
特にワインとの、というか、アルコールと合わせるとダメなので夜は飲まないようにしているのです。

しかし珈琲専門店に行くからには、メニューに紅茶もあるとはいえ、あの香ばしい香りを避けようがない。

子供の頃からストレートで珈琲をがぶ飲みしてきた私としては禁断症状が出るというものだ。

もう何ヶ月も飲んでないのだし、たまぁーになら許されるはず。

案内されるまま心斎橋で電車を降り、記憶のある長堀の地下街を経由して小さなビルに入りました。

2階にある分煙の珈琲店は『DANKE』(ダンケ)と言います。


もちろんダンケのシグニチャーであるバターコーヒーを注文しました。
上質のバターを染み込ませたコーヒー豆を焙煎しているのだとか。
いったいどんな味わいなのでしょうか?

樹齢200年の樹で作ったカウンターに座って、目の前でドリップされるコーヒーの香りを楽しみながら待ちました。

棚には数々の珈琲カップが並んでおり、それ自体が作品として鎮座しております。


きっと赤いカップは私に・・・とニヤニヤしていたら、本当に私の前に出てきました。


バター珈琲は、軽い酸味と苦味がありながらまろやかな何かに包まれているという印象です。
後口はすっきりです。タンニンが少ないっていう感じ。

このコーヒーなら3杯は一気飲みできそうで、なんどもカップと珈琲豆を交互に睨んだのですが、
そこはぐっと我慢して1杯を大事に大事に味わいました。


お腹いっぱい昼食を食べたあとなのに、珈琲だけで終われないのが食いしん坊の悲しさです。
いつのまにかシフォンケーキを注文していました。

あまり甘くないシフォンはしっとりとしており、それを優しく取り巻くホイップクリームとよく合っていました。
大人のお茶請けだよねって感じの組み合わせてです。







DANKE →→→⭐️🌟🌟

住所:大阪市中央区心斎橋筋1丁目2−22

営業時間:11:30〜0:00

定休日:無休









どうしても行ってみたくて@『かわ原』のランチ

2018-09-17 | 食べ歩き(大阪)




いつも読んでいるサイトで大阪『かわ原』の紹介文を読んで、無性に行ってみたくなりまして・・・(笑)

もうちょっとでフレンチに決まるところだったのに急遽和食に変更してもらった休日のランチ。

大通りでタクシーを降りて、1本路地を入ったところに普通の民家を改造した小さな料理店でした。
暖簾が大きいから見つけやすいお店です。

8席のカウンター中ほどに案内され、ベストポジションに喜んだ私です。
あ、そういえば目上の方を上座にと思っていたのに、すっかり忘れて勧められるまま中央に座っちゃったよ、私


本日のお供はこちら山形のお酒です。
ちょっとまったりとした甘みがあるのですが、そのとに涼しげな香りが駆け抜けていきます。
お昼なので、私は口を湿らす程度にいただきました。



そうこうしているうちに最初のお料理がでてきました(写真最上部↑)
ミステリアスなスタートです。

言われるままに紙をはずしてみると、押し麦が一番底に入っていて、だだちゃ豆、なめこ、イクラ菊の花などで飾ったゆるい葛餡仕立てです。
白い細いものは、小さな魚の稚魚を乾燥させてシート状にしたものだとおもいます。
名前忘れました(汗)


お造りのもどり鰹


器が素敵です。



一番の楽しみ、椀ものです。
赤い万願寺唐辛子の葛寄せ、小さな蕪と舞茸の天ぷら、酢橘

お出汁はたっぷりの鰹が良い香りを放ってました。昆布がそれを支えてます。


八寸
揚げ生麩の上には私用にネギ味噌、通常は胡麻味噌らしいです。
素材は産地の説明もあり、全国から取り寄せられての集合です。
印象に残ったは、白和えに入っていた凍みコンニャク。
千葉のピーナッツは粒が大きくて驚きました。



淡路の鱧、里芋、奈良のクレソンに梅あんかけです。
ここは葛が美味しいねと会話も弾みます。



グループごとにこういう鍋で出てきました、栗と滋賀から参加のバームクーヘンを食べて育ったポークのご飯。

初めてですよ、バームクーヘンを食べてるなんて。
私もそうやって育ててもらいたい(笑)

お漬物がまた美味しくて・・・
胡瓜の糠漬け、紅芯大根、コリンキという南瓜です。


デザートは紫芋の水ようかんと、カシスの水ようかんとマスカット添え
カシスの酸味が紫芋の甘さをリセットしてくれて印象深いデザートでした。



かわ原さんではランチは1コースのみ。
お隣の方はどうも夜のコースを食べていたみたいです。
なるほど、当たり前なのですが、夜のほうが力作のような気がします。
次は夜のコースに訪れてみたいお店です。





出汁と本葛が美味しいお店のなので、こういうお店に出会うととても嬉しくなります。

そして、滅多にないことですが、私、栗とバームクーヘン豚のご飯をお替わりしてしまいました

たくさん美味しくいただくために、朝ごはん抜きだったのでお腹が空いてた?
ご飯を待ってるときに、奥の厨房からジュージュー炒める音が聞こえてました。
後から考えるとこのポークの調理をしていた音だと思うのだけど・・・
美味しいチャンスは逃さずに!という座右の銘がありますので、それに従ったのでございます。

ご亭主さんのお見送りでお腹をさすりながら名残惜しくお店を出て、梅田まで歩いて移動したのでした。








かわ原 →→→★★★

住所:大阪府大阪市北区豊崎2-4-21

営業時間:11:30~14:00  17:30~LO21:00

定休日:不定休






インターコンチネンタルホテル大阪で朝ごはん@NOKA Roast&Grill

2018-07-21 | 食べ歩き(大阪)





大阪で人気の朝ごはん処、インターコンチネンタルホテル大阪の朝食ブッフェに行ってみました。

場所はフロントのある20階です。

レストラン入口は、エレベーターを降りて左手方向にぐるりと回りこんだところなのでエレベーターホールからは見えません。
ダイニングに入ると明るく開放的な空間が広がります。

和・洋・中で構成された献立をブッフェスタイルで好きなだけ食べることができます。


「何がおすすめなの?」と尋ねると、「やはり卵料理でしょうか」という答えが返ってきました。

すかさず卵メニューを差し出されました。

なるほど、自分の席でメニューから卵料理を注文し、焼きあがったら持ってきてくれるシステムになっています。

これは良い! 卵カウンターではシェフが忙しそうに焼いてますが、誰も並んでいません!


オムレツや目玉焼きなど定番のものもありますが、私が気になったのが柔らかめにスチームした卵という料理です。
それはさらにサーモンやベーコンを選ぶようになっています。

私はベーコンを注文してみました。
ほどなく届いたのが写真上↑のお皿です。
小さな型に薄切りのベーコンを貼りつけ、中央に卵を落として蒸したもの.
それを型からはずしてソースを添えて持ってきてくれました。
ソースにはトリュフがはいっていたような気がします。

クロワッサンとサラダとベーコン添えの蒸し卵(2個)、そして熱々の紅茶が一回目のお皿でした。

私にとってはもうすでにお腹いっぱいなのだけど、ブッフェだもの、もう少し食べたほうがいいでしょ?

ということで目についたものをお皿に乗せました。
普段は食べないようなセレクションにしてみましたw
覚えているのは、サーモンマリネ、ターキーハム、ケークサレ(真ん中の黄色くて四角いの)
ピクルス、五目小包、さつま芋のオレンジ煮、出汁巻き卵


紅茶のお代わりをして、米粉のパンも試食して、新聞を読みながらゆっくりと頂きました。

この量だとのんびり食べるとお昼までかかるけど、周りは忙しそうなのでちょっと気を遣って早めに席を立ちました。









NOKA Roast&Grill →→→★★★

住所:大阪市北区大深町3-60
   グランフロント大阪北館タワーC インターコンチネンタル大阪20F

営業時間:6:30~22:00

定休日:無休







実はこの小旅行、最初は別のホテルを予約していたのですが、出発前にお安いプランを見つけたので急遽変更になったのですよ。

最初は、インターコンチ大阪ってどこ?って具合で場所を知りませんでした。
東京や横浜は記憶にあるのだけど、大阪はノーマークだったのです。

公式サイトを見てみるとなんとっ『最高級のホテル』というキャッチコピーが目につきました。
え~~?最高級?それはタイヘン!!!
なんか肩凝りそう+敷居が高そう~~

そうは思ってもやっぱり好奇心には勝てなくて、カメラ片手に行ってみました。
ゲストルームの写真があるので、次回はそういうのを更新しようかと思っています。








天婦羅とシャンパンのマリアージュ(その2)

2018-07-20 | 食べ歩き(大阪)




上顎を軽く火傷しながら熱々の天婦羅を咀嚼し、シャンパンで喉を潤しながら次の天婦羅に進むという繰り返し。

写真上↑は鮑の酒蒸しの天婦羅で、酒蒸しの方法は企業秘密と言われた私は、だいたいの工程を想像しながらシャンパングラスに手がのびる。

その昔、鮑の酒蒸しが大好物な私は鮨屋に行くたびに食べてたっけ。
この鮑の断面から最低でも3年、でも5年まではいってないかなと鮑の年齢を想像し、ニヤニヤしながら食べました。


海老の頭
もちろん私は食べませんでしたが、写真だけは撮りました。



稚鮎
どこから届いた鮎だったのかもはや記憶にございません。
福井だったか、岐阜だったか・・・




一度焼いてから天婦羅にしたという天然うなぎ。
皮の部分が力強くて、鰻臭さがなくて大層美味しかったです。
噛み応えも味のうちなんだなぁと感心してしまいました。



穴子
これは九州の穴子でした。



最後は天丼か甜茶と選びます。
私はもちろん両方を少しずつ味見させていただきました。

天丼


天茶



デザートの抹茶アイス
これも味見だけしてギブアップ
濃厚な抹茶がとても美味しいアイスでした。




カウンターで揚げる天婦羅を久々に堪能させていただきました。

ここ川原埼ではスタート時間が決まっていません。
予約も空いていればお客の都合のよい時間にとれます(あくまでも空いていればだけど・・・)。

勝手におしゃべりが弾むお客の様子をみながら淡々と揚げて行くご店主、
一口食べては「おっ」という表情をした後で嬉しそうに会話に戻るお客たち。

関西人だったらこの食材外せないよね、とか、季節の食材は是非にという想いが伝わってくる天婦羅に満足の夜でした。









天ぷら 川原崎 →→→★★★

住所:大阪市北区東天満2丁目8−13

営業時間:11:30~14:00  17:30~22:00

定休日:水曜日





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