e'room オフィシャルブログ

娘と交代で綴る わたしの暮らし日記

小松英子さんの「ワインセミナー・スペシャル」 “ブルワリーにてビール作り体験”~横浜生麦工場~③

2009-11-11 | e'room ー ワイン

~午後の作業は、ビールの命、ホップ投入~
午後は、ホップ投入という神聖な儀式から始まります。

 
~ツルが3メートル以上に成長する麻科の植物ホップ
                マツカサ(松毬)状の花~
ホップは雌雄異株のアサ科のつる性植物で、工場見学の移動時に敷地内に
あった株は3メートル以上の高さにロープを張ってつるをはわせていました。
ホップにはさまざまな薬効作用があり、女性ホルモン様物質も含まれるそう
なので、飲みすぎなければ健康に非常にいいとのこと。
むかし、本で「ビールは完全栄養食品」とあるのを読んだことがあり、映画
『尼僧物語』で結核になったオードリー・ヘップバーン演ずる主人公に医者が
「ビールを飲め」と言うのを見て、やっぱり~と思ったものです。

いよいよ最終工程へ。 続きは次に。


小松英子さんの「ワインセミナー・スペシャル」 “ブルワリーにてビール作り体験”~横浜生麦工場~②

2009-11-11 | e'room ー ワイン

~糖化 65度を保ってひたすら加熱~
まずは麦汁づくり。キリンビールの方が製麦・粉砕しておいてくれた大麦麦芽
をトロ火でひたすら煮ます。
 途中、麦汁を1:2に分け、少ないほうを沸騰するまで加熱、量が多いほうの
鍋はひたすらトロ火で煮つづけたあと、これに沸騰した麦汁を加えます。

この沸騰させる量が多いほど、コクのあるビールができます。
逆に、キレのあるビールをつくりたかったら、2つに分けないで低温加熱を維持
すればいいそうです。ビールづくり体験のビールはすべてコクありタイプなので、
みなこの作業は欠かせません。


~麦の殻や粉砕した実が麦汁をろ過~
規定の時間の加熱を終えたら、麦汁をしぼります。細長い容器にすと、
粉砕した麦芽や殻が積み上がってろ過層の役割をしてくれます。
自重で流れ出てきた液が「一番しぼり」。これにお湯を注いでもう1回
しぼると「二番しぼり」。
これはインストラクターに任せて、私たち参加者は昼食へ。

ハムのオードブル、具だくさんのコンソメスープ、メインはハンバーグステーキ。
切ると肉汁がジュワ~! 小龍包方式でゼラチン質タップリのスープをハンバーグ
の生地で包んでいるらしく、肉汁が流れ出たあとは真ん中に空洞がありました。
この方法は使える。
これに、ライス、コーヒー、1グループに1ピッチャー敷地内でしか飲めないビール
がつきます。
朝早くから慣れない作業の連続で、かなりエネルギーを消耗しているはずなのだけ
れど、みなさんライスは残していました。ふだん少食の私だけ、なぜか完食!? 
きっとビールがおいしかったせい。

午後からのホップ投入作業の様子はまた次に!


小松英子さんの「ワインセミナー・スペシャル」 “ブルワリーにてビール作り体験”~横浜生麦工場~①

2009-11-11 | e'room ー ワイン
当初予定のワイナリーツアーから一転、
小松英子さんの「ワインセミナー」のスペシャル版として開催。
~ブルワリーにてビール作り体験~に変更になりました。
なんでも、人気の参加型教室で、抽選方式。
駄目もとで応募したものが何と大当たりだったそう。
高倍率を勝ち取り、企画実現しました。
「講義+実技」 作ったビールは6週間後にお届け予定のプレゼント付。
今回はご参加のお一人にレポーターを依頼したところ、快諾!!!
以下、レポーター報告です。
お仕事で編集にも携わっていらっしゃいプロの方。
さすがに見ごたえありますよ!
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「キリンビールづくり体験教室」に6人で行ってきました。
ビールの製造工程は大きく分けると、
1 製麦
2 仕込み
3 発酵
4 貯蔵
5 ろ過
6 ボトリング
で、私たちの体験するのは、「2 仕込み」です。
 つくるビールの種類は全部で6種類。私たちは色が淡くてコクのある
「ボックタイプ」を選びました。


~実が六列にならんでいる六条大麦~


~実の一粒一粒が大きな二条大麦~


~ホップはイグサの香り~

いよいよ仕込へ。続きはまた次に!