e'room オフィシャルブログ

娘と交代で綴る わたしの暮らし日記

小松英子さんの「ワインセミナー・スペシャル」 “ブルワリーにてビール作り体験”~横浜生麦工場~④

2009-11-12 | e'room ー ワイン
最終工程です。


~酵母投入前に糖度を測って湯を足す~
ホップ投入後は、糖度を測って計算した分量のお湯を足し、冷却しながら貯蔵
タンクへ移し変え。
タンクに満杯に入った時点で決められた温度に下がっていなければなりません。
つくるビールの種類によって設定温度が異なり、私たちのボックタイプは8℃。
ピルスナータイプを選んだグループは、もっと低い温度にしなければならない
ので大変です。
ビールのチューブが氷を入れた冷却槽を通ることによって冷えるのですが、
冷やしたい場合は、木ベラで冷却槽の氷水をかき混ぜます。
私がやっているのを見て、仲間が「温泉地の湯もみみたい」と言っていました。
どの工程でもそうなのですが、温度の許容範囲は±1℃までという厳密さが求め
られます。


~酵母投入 ここから先はインストラクターにお任せ~
最後は酵母投入。いよいよ発酵の始まりですが、私たちのやるのはここまで。
あとは酵母とインストラクターの方の温度管理によって、6週間後に完成した
ビールが送られてきます。

修了式はビールとおつまみをいただきながら……。
それにしても、ビール3杯、ランチつきで、完成したビールも1人当たり500ml
ビンが約3本と、と~ってもお得なイベントでした。
帰り道、ハードリカーのチェイサー代わりにビールを使うという剛の者の
「時間や温度をあんなにきちんと管理してつくっていたなんて知らなかった。
これからは、もっと味わって飲もう」という言葉に、みんなの同感だったの
ではないでしょうか。
また、インストラクターの職人魂にも打たれました。
私たちの担当は65歳の高綱さんでしたが、高齢者の技術を活かす場を与えて
くれるキリンという会社もすばらしいと思いました。