えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

天体写真をカラーフィルムで撮影

2024-04-19 15:14:47 | 写真

もう20年振りになるでしょうか久々にカラーフィルムで天体写真を撮ってみました

デジタルカメラに移行するのが少し遅かったというか天体写真に関してはフィルムに拘って

いて一途にフィルムを使っていました当時はまだまだデジタルカメラによる天体写真に満足

していなかったというか本格的に撮影するためのデジタル一眼を買おうにも大変高額で手を

出しにくかったです

フィルムの装着からピント合わせそして露出時間の決定等非常に細かなフィルムによる撮影

手順を自分なりに確立していたので形を変えるのが怖かった事もありました

さて久々にフィルムを装着してカメラを三脚に固定しての固定撮影ですが当時の固定撮影の

常識であるレリーズケーブル使用は当たり前ですがシャッターを切った時にほんの僅かなカ

メラの振動で星の軌跡の線がギザギザにブレると言われていました、その対策としてシャッ

ターを押す前にレンズの前に黒い物を被せてから切ってシャッター幕が開いてから覆いを外

すシャッターを閉じるときはその逆の手順をするという当時は当たり前にやっていた動作で

す昔を思い出し懐かしさが沸いてきます

撮影終了後フィルム巻き戻して蓋を開けてみるとフィルムの遮光毛羽とでも言うのか剝がれ

ていて仕上がったネガを見るとゴミとして写っていました、こんなゴミ対策もフィルムなら

ではです

撮影後は現像ですが流石に現像器具も現像液もないのでキタムラに現像とCD書き込みを依

頼しました

フィルム代 コダックウルトラマックス36枚撮り 2,290円

現像とCD書き込み               1,630円

 

 

このプラスチックケースが大変役立ちするアイテムで望遠鏡のツアイスタイプのアイピース

がそのまま収まったり小銭を入れるコインケースやキャンプの時の調味料入れや小さな小物

入れ等々に使っていました

 

北斗七星

ネガを見ると露出不足で超アンダーな画像で寝ぼけたような真っ暗なはずですがCD書き

込み時に自動補正が効いたのか非常に明るくなっていましたのでレタッチソフトで思いっ

きり暗くしてこの写真です

2024/4/5

NikonF NIKKOR-S・C  55mm f/1.2 絞りf2.8 バルブ 約10分露出

Kodak UltraMax(ISO400)

三脚固定

 

南東に向けて昇り始めてきたさそり座の一等星アンタレス

2024/4/5

NikonF NIKKOR-S・C  55mm f/1.2 絞りf2.8 バルブ 約30分露出

Kodak UltraMax(ISO400)

三脚固定

 

この写真以外は残念ながら薄雲で星が良く写っていなかったりほとんど写っていませんでし

たやっぱりフィルムによる星野写真は長時間露出による固定撮影が楽しいと思います

今後も出費は嵩みますがフィルムで星野写真を撮ってみたいと思います

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