一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

ヴィータアレグリア、仕切り直しデビューへ向けて帰厩

2013-07-20 14:55:31 | 2011年産
ヴィータアレグリア

5/30 高柳厩舎

29日は軽めの調整を行いました。30日は美浦坂路で追い切りました(55秒3-41秒2-27秒5-13秒4)。「ゲート合格後の状態を慎重に見極めながらじわじわと動かしてきています。できれば早期のデビューを目指したいと思っていますから体調面を見ながら可能な限りデビューへ向かって進めています。この馬の現在の気になるポイントはスクミでしょうか。ちょっと硬くなりがちで、気持ちも入りやすいのでその点を気を付けていますし、カイバの与え方や運動のメニューなども気を配って行っています。今週の週明けも比較的問題ない状態でしたので水曜日までじっくり動かした後、今朝坂路で追い切りを行いました。追い切りと言ってもビッチリやるタイミングではないので時計的には目立たないものですが、動きはまずまずだったと思いますよ。まだ現段階ではここと言える状況ではないのでもう少々お時間をいただければと思いますが、ひと月前後でデビューのメドが立てられれば理想的と思っています」(高柳師)

6/6 高柳厩舎

5日、6日は軽めの調整を行いました。「コンディションに気を付けながら調整を行っているのですが、全休日明けは問題なかったものの水曜日の上がりの際にスクミの症状を見せてしまいました。血液検査をしたところ、極端にひどい数値をあらわすことはないものの、その傾向はある状態でした。また、スクミの延長線でもあるのでしょうが、左の首から肩にかけての硬さが出やすく、今もゴツゴツ見せがちなんです。今の状態でデビューへ向かっていこうとしても正直思うように上向いていかないでしょうし、いい状態で出走することは厳しいと思います。競馬を考える際にどこかで踏み込まなければいけないわけですが、今の体力面からそれも難しいと言わざるを得ませんから、現状の不安を少しでも解消してあげてから再度やっていくほうが馬によっても楽でしょうし、良い状態へ持っていきやすいように思います。東京や福島での早期デビューを狙っていただけに申し訳ありませんが、いったん仕切り直すことになりました」(高柳師)

6/7 NF天栄

7日にNF天栄へ放牧に出ました。

6/11 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。早期にデビューさせたいと調教師も思っていましたし、我々もそのつもりで期待していただけに疲れが出たことは残念です。ただ、牝馬でしかもこの時期の2歳馬ですからね。体力が付き切っていないことによるのでしょうから、少しでもいい形に持っていって再度入厩し、競馬を考えていけるようにしてあげたいと思っています。脚元等に問題があるわけではありませんが、全体的に硬さが見られる状態ですし、まずは疲れを取るようにゆったり動かしていって徐々に乗っていくことも考えていきます」(天栄担当者)

6/18 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「こちらに帰ってきて疲れを取ることから始めていますが、まだ全体的に疲れが感じられ、硬さも見られる状態です。体力をもう少ししっかり養っていかなければいけないということなのでしょうし、先を見据えつつ調整を進めていければと思っています」(天栄担当者)


2013/6/18 NF天栄

6/25 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「帰ってきて少しの間は歩様の波もあって芳しくない時もありましたが、ようやくその疲れも抜けて楽になってきたように思えました。そのことからこの中間より乗り出しています。まだ序盤ということで坂路を軽く登るだけですが、今週は登坂本数を2本にしていますし、少しずつ前へ進められていることに変わりはないと思いますよ。まだ体力がつき切っていない2歳牝馬ということでしょうし、じわじわ進めていってまた目標を設定していけるようになれば理想的だと考えています」(天栄担当者)

7/2 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「時によっては坂路に入れることもあれば周回コースに入れることもあって、今朝は馬場での調教を行いました。長い距離をじっくり乗ることが基本になっていますが、身のこなしなどはまだ硬さを感じるものの悪いわけではありません。坂路の時も2本登るようにしたりして、少しでも体力を構築していっていい状態にしていければと思います。馬体重は446キロです」(天栄担当者)

7/16 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースでハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「放牧当初は疲れから硬さが目立っている状態だったのですが、時間をかけながらケアし、ゆったりと調整を進めてきました。もしかしたらもともと硬めの馬なのかもしれませんが、最初の頃よりはその硬さも緩和されていて、コンディションは上向いてきたように思います。当時より体つきもいくらかしっかりしてきたように感じますし、印象は悪くありません。先週末のいいタイミングの時に調教師が来場して状態を見ていかれて、このまま変わりないようならば近々入れたいという話をもらうこともできましたよ。まだ確定の移動情報はありませんが、こちらでは移動に備えて体調をしっかり整えていきます」(天栄担当者)


2013/7/16 NF天栄

7/18 高柳厩舎

17日に美浦トレセンへ帰厩しました。18日は軽めの調整を行いました。「先週末に天栄へ見に行ってきたのですが、少し背も伸びたかなと思えましたし、放牧時よりしっかりした印象を持つことができました。スクミから来る硬さも取れて毛ヅヤもよく状態は良好でした。調整のほうも比較的順調に進んでいて、いつでもいける調教ができているような状況だったため水曜日の検疫で戻させていただきました。さっそく今日から軽く乗り出していますが、若干左肩の硬さはあるものの歩様自体はそこまで気になりません。前回よりも乗りやすくなっている印象もあります。ちょっと口の硬さであったりスクミであったりと課題はあるのですが、様子を見ながらうまく付き合っていきたいと思います。早ければ週末くらいから少し濃いめの調教を始めていくつもりです」(高柳師)


-WORK-OUT TIME-
13/5/26(日) 助手 美 坂路・良 (2回)59.8 - 44.8 - 29.5 - 14.6 馬なり余力(-)
13/5/30(木) 助手 美 坂路・良 (2回)55.3 - 41.2 - 27.5 - 13.4 馬なり余力(-)
13/6/2(日) 助手 美 坂路・良 62.0 - 46.1 - 30.1 - 14.3 馬なり余力(-)

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デビュー仕切り直しとなったヴィータアレグリアでしたが、放牧先のNF天栄より今週帰厩しました。
ゲートは合格済なので、ひと月くらいでデビューできるのではないでしょうか。
母はデビューすらできなかった馬なので、慎重にデビューまで進めてくれればと思います。



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