Dr内野のおすすめ文献紹介

集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。
しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか?

CKRT vs. CRRT

2021年08月27日 | 腎臓
慈恵のCEとメールしていて、"CKRT"という表現をしているのを読んで、おお、そう言えばそんな話があったな、と思い出した。
ここにも書いたけど、去年の6月に、KGIDOが一般人に分かりやすいように"renal"とか"nephro"とか使うのをやめて”kidney”にしようと言った
個人的にはどっちでもいい、変えるのは面倒くさいから世間が変わったら自分も変えようと思って、CRRTという表現を今も使っているのだけど。
じゃあ世間はどうなったのかなと思い、PubMedでKRT vs. RRT、CKRT vs. CRRTの数を数えてみた。最近のPubMedは年別の検索数を表示してくれるだけでなく、CSVでダウンロードもできるので、一瞬で図を作れた。
なお、2021年は検索数を1.5倍にしている(今が8月だから)。

さすがにまだKRT、CKRTはマイナーのようだ。
しばらくは変えずにいることにする。

ところで、どちらも2020年から文献数が飛躍的に増加している。
一部の医者を除いて、COVIDのせいで多くの医者が暇になったので、みんな文献を書いているという噂を聞いたのだけど、それが理由かな?
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