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超級龍熱

香港功夫映画と共に

やっぱり“天皇巨星”ジミー・ウォングが最凶だった、といま改めて思う。

2020-05-04 10:33:46 | その他

ちょっと久しぶりにジミー・ウォングこと王羽の話をしましょうか。
先週にトビー・ラッセル監督とジミーの話になりまして、私がジミーさんどうしてるの?体調どうなの?って訊いたら「いやワン・ユーは台湾で静養してるよ」との事で、まあ安心しました。(実際はもう少し状況が異なるニュースも目にしましたが)

ジミーももう77歳ぐらいだし、いまコロナとか怖いから用心して欲しいです。
いまジミーで思い出したのが邵氏公司で程剛が監督で撮った武侠片「神刀」(68)です。
この映画はジミー演じる主人公が途中から盲目になってしまう映画で、そこから目の見えない主人公が短刀を武器に悪と闘うんですが、素晴らしい秀作でキングさんのDVDラインナップから漏れたのが残念です。
私がこの「神刀」についてジミーに訊きましたら「ああ、この映画は「座頭市」をモチーフに撮ったんだよ。カツさん(ここ日本語で)の座頭市は香港でも凄い人気だったからな」との事でした。ジミーは日本語がかなり理解出来る人で、一応隣に通訳も置いてましたが、それは念の為に置いてるって感じでした。
まあでも私がインタビューしている時のジミーはあくまでも“電影人”として質問に答えていたので表情も終始穏やかでしたが、時々裏の“黒道”の部分がチラッ!チラッ!と表情に出るんだよね😅。
まあそれについてはちょっと話し難い部分もあるんですが、分かり易く言うと「人を殺す、殺さない」を「ちょっとコンビニに煙草買いに行ってくるわ」みたいな感じで軽く言う人なんですよ😓。
いま活動している映画評論家たちでもジミー本人に会った人、例え会っていても私のようにジミーに2日間で合計6時間前後インタビューした経験がある人はもういないでしょう。
だってジミーにインタビューした後、程小東(程剛の実息)にインタビューした時、程小東も温厚な人だったけど、結構それなりに凄む人なんですよ。
でもジミーのあの威圧感に比べたら程小東のガン付けなんてチョロかったもんねえ👍。
そのくらい“天皇巨星”が発散する危険なオーラは凄かったです。

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