YouTube で紹介されていて、面白そうだった「富津岬」にドライブに出かけました。
きょうは温度も上がるそうです。
茂原から房総横断道路(国道409号)に入り、1時間ほど走って、ちょっと寄り道して、いつもの通り高滝湖でトイレ休憩。いつも言うようですが、いつ来ても人がいない。
ここから更に1時間半ほど房総横断道路を走って、久留里線の祇園駅の前を通り、
(そういえば、久留里線、久留里~上総亀山間の廃止が決まったんですよね。確かにこんな都会なのに、単線のJRなんて驚きものですからね。亀山湖の桜を見ながら写真を撮りに行こうかな。)
国道16号に入り 富津公園 第3駐車場に到着。千葉は広い!!
ここの名所は、「明治百年記念展望塔」。
明治100年を記念して1971年(昭和46)につくられた五葉松の形をした展望台。東京湾の最突端、富津岬の最先端にあります。
塔のてっぺんに登ると、目の前に第⼀海堡、遠くに霞んで第二海堡が見えます。
第一海堡は明治14 年(1881)8⽉に着⼯し、明治23年(1890)12 ⽉に竣⼯。
富津岬の先端の⽔深5mほどの海中に築かれた。 基礎のための⽯を投⼊し、その上に野⾯⽯で囲った堤防を築き、内部に砂を充填して砲台を建設したものだそうです。
干潮時にはこの海底が透けて見える部分が露出して歩いて渡ることができるようです。
現在は一般の立入は禁止されている(標識は「危ないから渡るな」と書いてあるだけだったような)そうです。
いや~っ、なかなか見ごたえ(登りごたえも)があって楽しかったです。天気は良かったのですが、春霞かPM2.5の所為で、見えるとされる富士山が見えなかったのが残念でした。
さて、まだお昼には時間があったので、プールなどの複合施設がある富津公園の方へ戻って行ってみました。
ここには、中の島展望台と富津元洲(もとす)堡塁砲台跡があります。
形の良い石橋を渡って、中之島に向かいます。
中の島展望台に登ると、五稜郭のように周囲に堀を巡らせた5角形の堡塁であることがわかります。
富津元洲堡塁砲台は、明治14年明治政府により約3年の歳月をかけて砲台と海堡が築かれた房総半島で最初に築かれた砲台。
外掘りの水は東京湾から海水を導いているのだそうでカモやウなど水鳥がたくさんいました。
砲台がどこに設置されていたかは、遺構を歩いているときには良く分かりませんでしたが、上から見て地面がへこんだところに設けられていたようです。
こちらは、現役時の面影がはっきり残っている左翼観測所及び付属室。付属室の中はレンガ積になっている。ハリハル砦みたいで、石段が急でした。
なかなか見ごたえのある施設でした。まだまだ、行ったことのない面白い場所がたくさんあるのだなと思いました。
さて、お昼も過ぎたので、3年前(2022年01月28日)にも行ったことのある「くい処魚忠」さんで食事をすることに。
ここの「はかりめ丼」が、目当てのこともあったのですが、野良猫が入り口の待合椅子に鎮座しているのが可愛かったので、また会えたらいいなという気持ちもあったからです。
ところが、今回は猫の姿が見当たりません。足の悪い年寄っぽいねこだったし、3年もたっているからなぁとちょっとがっかりしました。
前回は二人で同じ「はかりめ丼」を注文して、同じ味を食べ続けすごくヘビーだったので、今回は
富津海鮮丼(税込み1,700円) と、
煮あなご重(税込み 1,600円)を注文して、半分ずつ食べました。
お勘定の時に、入り口にいた猫はどうなったかとおかみさんに尋ねたら、おかみさんがレジの後ろを指さしました。なんと、今回は更に家猫化して、レジの後ろで発泡スチロールの中ですやすやと眠っていました。このこ本当に野良猫なんでしょうか?
つい、「みっちゃん!!」と声を掛けると、眠たそうに顔を上げてくれました。
元気でよかったです。また、ご機嫌を伺いに来たいと思います。
帰りは、定番の道の駅 「木更津うまくたの里」に寄りました。いつ来ても東京からのドライブ客でごった返しています。みやげ物風の商品ぞろえも、あまり好感が持てない感じですが、帰り道に道の駅がないので致し方ありません。