今日から12月。時が流れるのが早すぎます。
11月29日(金)はブラックフライデー(11月の第4木曜日の翌日。感謝祭の翌日は休暇になり、感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セールなど、小売店などで大規模な安売りが実施される)ということで、メール登録している、海外の楽器・ソフトメーカーから、盛んに割引セールのお知らせが来ていました。
で、前から目をつけていた製品が、30%引きだということで、つい乗せられて買ってしまいました。
IK Multimedia の 「UNO SYNTH」。
このところ、KORG monologue KORG nts-1 と モノフォニック シンセ を腐るほど買ってしまっているのに、またか、という感じですが。
でも、初めてのイタリア製のシンセサイザーです(本当にイタリア国内の工場で作っています)。
電池もドイツ製のが入っていました。
IK Multimedia は、イタリアのモデナの会社。
もともとは、PCプラグインソフトウェアの会社。AmpliTubeというFenderアンプシミュレーターソフトを持っている関係で以前からお付き合いがありました。
iPhone/iPad 用のギター用インターフェース「 iRig 」をきっかけに iOS デバイス向けのハードウェア製品も作ってきていて、その会社が初めて作ったハードウエアシンセサイザーが、「UNO SYNTH」 です。
IK Multimedia のロゴ
IK のロゴが、どうしても「天」の字に見えていたのですが、なんと、本当に会社設立当時のロゴは、「空」の意味で「天」の字を使っていたみたいです。欧米人は漢字が大好きですからね。
さすがに、ソフトウエアメーカーなので、PC用エディターがよくできています。
音の方も、なんか、イタリアの音がします。
UNO Synth チュートリアルPart 1:概要編
主な特徴はこんな感じ
・完全アナログ・オーディオ回路による2つのVCO、ノイズ・ジェネレーター、レゾナンス・マルチモードVCFとVCA。
・鋸波、三角波、パルス波(矩形波でパルス・ウィズ・モジュレーション可能)間を連続的に可変でき、ホワイト・ノイズ・ジェネレータも搭載された、2つの独立したVCO。
・2ポール OTA(Operational Trans conductance Amplifierの略で,入力信号が電圧なのに対して出力信号は電流(定電流出力)であるアンプで,そのコンダクタンス(出力電流/入力電圧)を可変できるアンプ)ベースのアナログ・レゾナンス・スウィープが可能なマルチモード(LP/HP/BP)フィルター。
・ピッチやフィルター、アンプを変調可能な、サイン波、三角波、矩形波、上昇鋸波、下降鋸波、ランダム、サンプル & ホールドによるLFO。
・アタック & ディケイ(フィルター)およびアタック & リリース(アンプ)を設定可能なエンベロープ・ジェネレーター。(ADSRのフルコントロールはMIDI CCまたはソフトウェア・エディターから可能)
・LED表示を備える40種のオンボード・コントローラー。
・10種のモード、4オクターブ範囲のアルペジエーター。
・リアルタイム & ステップ・エディット可能、20種のパラメーターをオートメーション可能な16ステップ・シーケンサー。
・クロマチックおよび13種のスケール指定が可能なマルチタッチ27鍵キーボード。
・テンポ同期ディレイおよび5つのパフォーマンス・エフェクト。
・自動でチューニングを行うオート・キャリブレーション。
・USB MIDIおよびケーブル付属の2.5 mmジャックMIDI IN/OUT。
・ミキサーを経由することなくデイジー・チェーンで外部オーディオを入力可能。
・Mac/PC用エディター/ライブラリー管理ソフトウェア。
・MIDI CCによって全てのパラメーターやクロックをコントロール可能。
・単3乾電池4本またはUSBバス・パワー(モバイル・バッテリーなどを含む)で動作。
・非常にコンパクトかつ軽量な筐体。
・デザインから製造まで一貫してメイド・イン・イタリー。
と、コストパフォーマンスは、KORG もかなわないほど相当いいです。