匝瑳市方面にドライブに行きました。
まずは、 匝瑳市飯高(いいだか)の 「飯高檀林跡(いいだか だんりん あと)」。
檀林とは寺院の尊称であるとともに僧が集まって学問をする場所。
1580年から1874年に廃檀(明治5年の「学制」発布により同7年に廃檀)するまで、飯高寺(はんこうじ)におかれた日蓮宗最古・最大・最高の学問所で、最盛期には600~800人ほどの学僧が集まり、多くの名僧を輩出した。
駐車場から、坂を登り詰めると「総門」(表門)が見えてきます。晩秋の頃になると紅葉がきれいだろうと想像できます。
鬱蒼とした杉林を延々と歩いて行きます。67,667平方mの広大な敷地だそうです(東京ドーム1.5個分)。
重文指定の講堂(お堂をあえてこう呼ぶらしい)
講堂の前方左右に
鐘楼と
鼓楼(時刻や緊急事態を知らせるための太鼓を置いた建物)が建っています。
講堂の裏に回ると、住職の住居に続く(?)これもりっぱな渡り廊下になっていました。
日蓮宗の教育機関=立正大学発祥の地ということになるようです。
駐車場にあった観光案内所に声をかければ、ボランティアのガイドツアーがあったのだそうですが、暑くて体力が削がれてパスさせてもらいました(帰りがけにちょっとお話を伺いました)。
次の目的地は、同じく匝瑳市松山にある「松山庭園美術館」。
芸術家「此木三紅大(このきみくお)」氏のアトリエを公開したもので、氏が参考資料とした名画コレクションと茶道具を中心に展示されています。猫に会える美術館としても有名ということで行ってみました。
日本庭園風の庭をぐるっと歩きながら展示室に向かいます
庭のあちこちには、ユニークな石の彫刻や鉄の彫刻があります。
ちょうどこの日(9月6日)から、サトウミキさんの猫の写真展『Was it a cat I saw ?』 が開かれていました。
企画展を見終わり、主展示室にお邪魔(そんな感じ)し、展示を見て回ります。
展示室の一画に銚子の地元に根差した版画家 金子周次(1909年~1977年)の作品が展示されていました。
当時、周りの人々にはブタ小屋に住む貧しい絵描きと映ったそうですが、その作品は郷土愛に満ちた人柄が感じられるとして、館長さんが作品のすばらしさを啓発されてきたようです。
Copyright © 松山庭園美術館 All Rights Reserved.
展示を見終わった後、館長さんにお茶をごちそうになりました。
そして、お待ちかねの猫たち。館内を出たり入ったり。
兄弟でじゃれあったり。
自由にしていました。
兄弟の親猫の「ミーちゃん」
庭を散策している猫を見ながらお別れです。
さて、お昼になったので、これも近くの八日市場のお蕎麦屋さん「ささもと」さんで 。タクシーの「ササモト」も経営?
すごい、懐かしいものが入り口に。スズキGAG(ギャグ)(1986年)。しかもピカピカです。ナンバーがない。コレクションですね。
ミニ豚かつそばセット(1,300円?) 常陸秋そばです。うまい!!
いも豚生姜焼き膳(1,100円?)
ボリューム満点でした。
最後は定番の道の駅「みのりの里 東金」で野菜をゲット。なんか、あまり感動が(というか野菜の品質とか値段とかが、わざわざ寄るほどでもないような感じになってきた)。
新米は豊富にありましたが、値段がやっぱり以前の1.5倍でした。
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