みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

Kobo glo 購入

2013年08月17日 | 電子書籍

 去年の7月に、発売と同時に 楽天 kobo touch を購入しましたが、その後、11月に後継機の kobo glo が発売され、いつかは、これにアップグレードしようと思っていましたが(日向で読むことは少なく、やはり薄暗い場所で読むには、kobo touch では、苦しい部分があるため)、やっと、キャンペーン(メルマガ会員のみ2,000円オフ+ポイント10倍+1,000円分のコンテンツクーポン)が始まりましたので、即、購入してしまいました。

 

 

 結局、楽天のプレゼントでもらった、kobo touch を含めると、3台目となりました。

前回の騒動に懲りたのか、懇切丁寧な説明書がついています。

 しかし、この説明書には大事なことが抜けているように思えます。というのは、今回も送られてきた kobo glo も、kobo touch のときと同じく、充電池がすっからかんで、一度は電源が入りましたが、すぐに「充電してください」のメッセージとともに、電源が切れてしまいます。

 セットアップのために。USBケーブルでPCにつなぐと、充電が始まりますが、セットアップを完了するためには、もう一度、ケーブルを外さなければなりません。ケーブルを外してから kobo 本体のセットアップが完了するには、さらに5分以上かかります。

 従って、このとき、充電が不十分なら、セットアップ中に電源が切れてしまう可能性があります。セットアップ中の電源切断はもっともやってはならないことというのが、常識ですから、これを回避するためには、最終的なセットアップの開始前(USBケーブルを抜く前)に、十分にPCと繋ぎっぱなしにしておいて、充電しておくことが必須ということになります。このことが、説明書には全く書かれていません。

 これが原因で、セットアップに失敗した人はいないのでしょうか。取り越し苦労でしょうか。

 単なる杞憂なのか、危機管理が徹底したのか、無事にセットアップが終わり(充電50%の時間を含めて2時間かけました)ました。

 

 kobo touch と比べると、縦が短くなっています。物理ホームボタンが省略されたせいでしょうか。 kobo touch 用に購入した、本革ケースカバーは、なんとかそのまま使えます。

  特筆すべきは、フロントライトの効果が抜群で、E-inkのまるで紙に印刷されているような雰囲気が余計に強調されて、読みやすさは最高となりました。

 液晶のように、裏から照らされて光っている感じがないので、フロントライトの明るさをある程度絞って使うと、まるで、普通の紙に光があたって明るく見えているように見えます。そこで、本体を左右に傾けてみると、部屋の中の照明による明るさは変わっているはずなのに、紙の表面の明るさは一定しているという、紙の本では味わえない不思議な体験ができます。

 解像度も kobo Touchの600x800 から、kobo glo は 758x1024 に上がり、拡大鏡で見てもドットを確認できません。Retinaディスプレイ‎並の感覚となりました。

 また、CPU の能力も上がってサクサクと動きます。タッチパネルの感度も良くなった感じがします。

 このごろ、NEXUS7に BOOK READERの座を奪われていた、kobo でしたが、epub 文書については、完全に役目が復活した感じです。

 ファームウエアは細かい部分を除けば機能面は同じですから、読み込めるファイル形式もフォントの自由度も同じ、全く問題なく kobo touch から移行できました。

 今回もキャンペーンなどを駆使して購入しましたから、実質、7,980円-2,000円(クーポン利用)-589円(ポイント10倍)-1,000円(コンテンツクーポン)-530円(その他の楽天ポイント)=3,861円 で購入できたガジェットとしては、おつりが来るような買い物をした感じです(このごろ全然話題にも上らない 電子ブックリーダーですが)。

 問題は、約1年で役目を終えると思われる kobo touch の身の振り方です。どうしましょう。


  

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kobo のファームウエアが 2.4 にアップデートしていました。

2013年03月04日 | 電子書籍

 久々に 楽天 kobo touch をPCにつないで、更新をかけたら、ファームウエアが 2.4 にアップデートしていました。

 

 デスクトップアプリも同時にアップデートしていました。

 リリースノート見たら、1月28日となっていますが、そりゃ嘘でしょう。これは、英語圏版の日付で、日本語版は遅いのではないでしょうか。WEBで確認したら2月20日でした。

 

主な特徴はリリースノートでは上のとおりですが、

因みに、「端末から削除」と「完全に削除」のメニューが追加され

「端末から削除」を選択すると、ライブラリの「本」メニューには本が残っていて(本のカバーにダウンロードの矢印↓が表示されています)、また、読みたければダウンロードするようになり、本体の容量を軽減することができるようになりました。

「完全に削除」を選択すると、ライブラリからも削除され(ただし購入した履歴はクラウドに残っているので、kobo のWEBサイトで、購入履歴または収納箱から回復することができる)るようになっています。使い勝手あがりましたね。

その他

楽天koboサイトでは
【改善】SDカード関連の不具合が解消されました。とアナウンスされています。

 そういえば、VER 2.3.2 にアップデートしてから、どういう加減をきっかけとするのかわからないのですが、結構しょっちゅうフリーズするのです。SDカードを抜くと治るので、SDカードのフォーマットとか自炊した文書の形式の相性なのかなと思って、いろいろ試してみたのですが一向に改善されません。結局、本体にデータを移して使うことにしたところでした。やっぱり、ファームウエアの不具合だったのですね。

 有志の方が作成したパッチも上がっていたようですが、kobo は個人情報に関して脆弱性ばっちりですから、スパイウエアでも乗っかっていたらアウトなので、導入は控えていたので、ファームウエアでアップデートしてくれてよかったです。

 ただ、SDカードにたくさん文書を入れると、動きが遅くなるとの情報もあるので、しばらく本体のみで使ってみようかと思います。


 

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楽天 kobo Android アプリ がリリースされました。

2012年12月21日 | 電子書籍

楽天 kobo Android アプリ がリリースされました。

 近日リリースとされていたのに、なかなかでないので、どうしたのかなと思っていましたが、やっとリリースされました。

 kobo touch を持っているのになぜ、待っていたかというと、

1.雑誌やカラー部分のある漫画など、NEXUS7 で読みたいものがある。

2.kobo の機能が承継されているとすれば、自前のepub3 フォーマットの書籍が読める可能性がある。

3.kobo touchとkobo Android アプリの間で電子ブックが同期されるので、シームレスで端末間の読書が可能になる。

を期待したからです。

 早速、アプリをダウンロードしてみました。

今回、2013年1月8日まで、キャンペーンで楽天ポイント100ポイント+楽天ブックコンテンツ200円分が付与されます。

なんか得した気分です。

 楽天ブックで購入したepub文書を表示させてみると、ちょっと動きが鈍いけど、なかなか表示性はいいですね。

 あたりまえですが、カラーです。

 残念ながら、フォントはお仕着せしか使えないみたいです。

 期待通りだったのは、自分の用意したepub文書がライブラリーに登録できることです。ただ、PDF や CBZ など kobo touch で対応しているファイルフォーマットは、読み込めず、epub のみのようです。

 これで、カラーで読みたいものは、NEXUS7 で、文書オンリーなものは kobo touchで、といよいよ住み分けができてきました。


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楽天 kobo touch の ファームウエア が バージョンアップしていました。

2012年11月17日 | 電子書籍

久々に楽天 kobo touch の 同期をとってみたら、ファームウエア が バージョンアップしていました。

今回は

・書名の表示方法の改善

・SDカードへのライブラリ保存

となっています。

もしかして、SDカードに保存した日本語名ファイルがちゃんと表示されるようになったのかと試してみましたが、文字化けはなおりませんでした。何を改善したのでしょうか。

ライブラリの楽天Bookから購入した本の書名表示が何やら2段書きになったような気がします。これなんでしょうか。

前回のバージョンアップで任意の辞書がインストールできるようになったとのアナウンスでしたから、今回英和辞書の導入がされたかなと、期待を持って試してみたのですが、

だめでした。

英語の辞書はよくできているんですけれど。

 そこで、WEBに個人的にkobo用英和辞書をアップしている方がいらしたので、ダウンロードして入れてみましたが、ファームウエアのバージョンが合わないのか、クラッシュ・アンド・再起動を繰り返すようになってしまい、ファクトリーリセットを余儀なくされました。

 楽天さん、早く対応して欲しいものです。

 こんなのを、辞書引きしながら読んでみたいじゃないですか。

 そういえば、Google NEXUS7 には、電子書籍アプリとして MOON+ READER というのを入れてあるのですが、和英だけでなく、Wikipedia まで検索して表示してくれる優れものです。

ただ、やっぱり液晶画面は目がつかれて、長時間読書するにはつらいものがあります。

そこで、読書は未だにもっぱら kobo touch でするようにしています。

 自分の中では、雑誌などカラー口絵などが見たい読み物は NEXUS7 で、文字を長時間凝視して読むものは、kobo touchでと住み分けができています。自分ながらスマートな使い分けで、スマホにかじりついて目をつぶしかねないあわれな人々に憐憫の情がわきます

 そういえば、タブレットPCの出現で、やっぱりスマホいらなかったな、とか、スマホはテザリングにしか使わないという意見が、ちらほらでてきましたね。あんな小さいものに何でもかんでも詰め込んだって、使い勝手の限界と言うものがあるのですから。

 そのうちWi-Fiが街中に完備されてくれば、ガラ携で十分と言う時代がまたくるでしょう。それまで、ガラ携でがんばるぞ~。


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楽天 kobo glo 11月15日 発売

2012年11月03日 | 電子書籍

楽天 が kobo glo 11月15日 発売を発表しましたね。

フロントライトの装備とCPUの性能アップがあったみたいです。

Amazon Kindle PaperWhite (8,480円) が既に発売されていますから、ちょっと影が薄いんですが、kobo touch を所有している身としては、すこぶる気にかかります。

確かにフロントライトがあったら便利かなという場面がありますし、それが 4ヶ月も経たないうちに kobo touch と同じ価格の7,980円で発売されたのは、ちょっとショックでした。

今の kobo touch のバッテリーがへたったら、楽天ポイントでこれ買お~っと。

Kindle PaperWhite をなぜ選ばないかというと、やっぱり対応フォーマットの少なさと外部ストレージスロットの無いところでしょう。

Kindle PaperWhite 対応フォーマット:

Kindle Format 8 (AZW3)/Kindle (AZW)/TXT/ PDF/unprotected MOBI/HTML/DOC/DOCX/JPEG/GIF/PNG/BMP

kobo touch 対応フォーマット

EPUB/PDF/MOBI/JPEG/GIF/PNG/BMP/TIFF/TXT/HTML/RTF/CBZ/CBR

DOC/DOCXが読めるのは、注目ですが、試していないので想像ですが、自炊した zip や cbz それに 楽天が冒険した epub3 も読めそうにありません。Amazonが豪語しているとおり、Kindle はガジェットではなくて、サービス。つまり 、Amazon の販売するコンテンツを読むことに特化した端末という色彩が強いのでしょう。

しかし、さすがAmazon 人気があるみたいで、いま予約しても来年の1月6日発送だそうです。この辺 Google Play が NEXUS7の発送を1~2週間といっておきながら、3週間以上も何のアナウンスも無く待たせたのと違って、予防線ぬかりありませんね。さすが物販会社です。



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またまた、楽天 kobo touch のファームウエアがバージョンアップ

2012年10月18日 | 電子書籍

 昨日、久々にパソコンに 楽天 kobo touch を接続してライブラリの同期をとってみたら、ファームウエアが2.1.4にバージョンアップしていました。

楽天さん。一応売りっぱなしってことではないようですね。安心しました。

「お好みの言語の辞書をインストールできるようになりました。」なんだこりゃ?

楽天のHELPを見ても、どうするのか書いてないみたいです。「設定」メニューに言語の設定があり、辞書のインストールの項目があるのですが、「編集」メニューを開いても既存の辞書以外にインストールできる機能は追加されていないような感じなのですが?

英和と和英辞書があったら便利なのに、なんとかしてほしいです。

今のところ意味不明です。WEB情報を待ちましょう。

閑話休題

 10月10日に Google Play から注文した NEXUS7 ですが、1週間経過しましたが、まだ、到着しません。まあ、発送予定が10月25日になっていましたから、あたりまえなのですが、WEB情報によると、そんなことにお構いなしに、何の前触れもなくFedExが届けてくるのが常態化しているみたいですので、根拠の無い期待ではないのですけれども。

 本体が到着しないのに、カバーを注文して既に届いています。

 楽天 kobo touch でもらった3,000円分の楽天ポイントの使用期限が10月31日までなので、最初は NEXUS7 購入の足しにしようとおもっていました。

 ところが、NEXUS7 は楽天(コジマやヨドバシの楽天ショップ)では売らないことが確定。結局ポイントの使い道に困って NEXUS7 のアクセサリーに注ぎ込むことにしました。

 値段が値段ですから、期待はできませんが、それなりのつくりでよろしいんじゃないでしょうか。 スタイラスペンがさせるところがいいですね。

 裏のスピーカー用のネットの張った穴が結構メカニカルでかっこいいですよ。

 入れるものがないので、楽天 kobo touch を入れてみました。

なんか、kobo がちょっと高級になった感じです。

kobo をケースに入れて便利だったのは、自立できることです。

寝ながら読むのに、手が疲れないで最高です。

次に、残った楽天ポイント 1,420ポイント で買ったのがこれ↓

 なんか、「がっちり買いましょう」みたいですね。40ポイント残りですが、オリエンタルカレーで、帳尻合わせるポイントでもありません。実は他でもう使っていたので、完全消化となりました。

 

 NEXUS7 に使えることはWEBで確認済み。録画もできる優れものです。なんとこのチューナー人気が無いのか、売り出し価格が10,000円ぐらいするのに、1,000円ぐらいで投売りです。

 コンパクトで軽量なので、カバーのポケットに入れて携帯できます。感度が悪いとの評価ですが、使えないほどではないでしょう。家で録画しておいて持ち出すという使い方がいいかも知れません。

早く NEXUS7 で試したいところです。

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楽天 kobo touch 工場出荷状態リセットのすすめ

2012年09月20日 | 電子書籍

 このところ、別に困りはしていなかったのですが(負け惜しみっぽいですが)、kobo デスクトップ でライブラリにダウンロードした本が、USBケーブルでkobo本体と同期をとっても、本体にダウンロードできなくなっていました。

 そこで、ためしにWi-Fi 経由で本をダウンロードしたり、同期をとると、本はダウンロードされるのですが、電源をOFFにすると、また、ダウンロードされていた本がkobo本体から消えてしまうと言う、なんとも気持ちの悪い症状がでていました。

 想像するに、kobo touch 本体のデータ管理ファイルが壊れてしまっているような感じです。電源を入れたときのコンテンツ処理にすごく時間がかかったりするのも、そのせいではないかなと考えられます。どうも、インターネット上の情報からも、データベースの管理がkoboはうまく無いようです。

 そこで、思い切って「工場出荷状態リセット」を行ってみました。

kobo touchにはソフトリセットがメニューにありますので以下のとおりにします(以下楽天HELPより)。

「設定」メニューから行う方法で手順は以下のようになります。
1 画面下部のホームボタンを押してホームに移動してください。
2 画面右上の「≡」とある設定・同期ボタンを押して、出てきたウィンドウの「設定」ボタンを押してください。
3 設定メニューの中にある「デバイス情報」を押し、「工場出荷時の状態に戻す」ボタンを押してください。
4 本当にリセットしますか?という画面が出てくるので、ここで「リセット」ボタンを押してください。
5 画面上にkobo電子ブックリーダーとPCの絵が表示されましたらリセットは完了しています。
6 電源スイッチを右に引いたまま数秒待ってから離すと、セットアップの画面になります。

まっさらのセットアップとなりますので、KOBO デスクトップを立ち上げて、USB経由でセットアップを行う必要があります。

この画面まで、まっさらです。

 

おそるおそる作業を進めると、無事にファームウエアのインストールも終わり、ライブラリの同期も行ってくれています。

USBを取り外すと、ファームウエアの更新が始まります。砂時計が動いているのでうまく更新しているようです。

再起動が終わってHOME画面が立ち上がると、ライブラリに入れてあった本がちゃんと表示されています。どういうわけか、既読情報も引き継がれていました。すっきり、さっぱりと完全に直りました。コンテンツの更新もスムーズですし、電源を切ってもダウンロードした本は消えません。

結論 kobo touch は定期的に「工場出荷状態リセット」をすべし!!



 

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楽天 kobo touch のファームウエアがバージョンアップしてました。

2012年09月15日 | 電子書籍

 久々に、kobo デスクトップで同期をとってみたら、楽天 kobo touch のファームウエアがバージョンアップしてました。

8月25日付で2.11になっていました。因みに、前回は7月5日でバージョンは2.0でした。

内容は

1.Wi-Fi接続の安定性を改善

2.漫画の表示方法を改善

だそうです。2は、「漫画を表示する時、小さな字などが薄くなったりして見づらくなるのを改善した」そうです。

同期とバージョンアップが終わったら、なんと、ダウンロードしていた青空文庫が全部消えてしまいました。どうなっているのでしょう。まあ、もともと無料だからまたダウンロードすればいいのですが。

有料で購入した分は、残っていました。

 そこで、久々にWi-Fi 経由で、読みたかった青空文庫(夏目漱石の「夢十夜」)と1話が無料で配布されているラノベ「聖剣のブラックスミス」を試しにダウンロードしてみました。

 これが、高速かつ快適。検索も瞬時にできて「楽天」さん、相当反省したみたいですね。次回からは、ほしいものは kobo デスクトップではなく、Wi-Fi 経由でダウンロードしようと思います。

「聖剣のブラックスミス」はさすがに自炊したものと違い、挿絵のクオリティーなど最適化されていて品質高いですね。

 EPUB +E Inkの表示は相変わらず読みやすさ最高です。

 この間、通勤電車の中で、スマホでいったい何を見ているのか、横からのぞき見てみたのですが、webブラウジングしていたみたいですが、やっぱり、あれは目がつぶれますね。あのフォントはいったい何ポイントなのでしょうか。朝から、好き好んで、あんな小さな文字を揺れる電車の中で凝視しているなんて変な人たちです。ホームを眺めても、立っている人が例外なく片手を挙げて、まるで三途の川向こうからおいでおいでをしているような格好でスマホを凝視しています。実際、魂も、あの世にいっちゃっているようです。異様な光景です。かさでゴルフスイングしているおやじのほうが、よっぽど普通の人に見えます。

 その中でも、飛び切りの馬鹿判定がでたのが、おもいやりゾーンのシートに腰掛け、赤ちゃんを抱っこしながらスマホニ夢中になっている女性です。ちょっとの合間に2人立て続けに見ました。マナー違反もさることながら、赤ちゃんの頭のすぐそばで、あんな電子機器使用して何を考えているのでしょうか。「そんなに子育てが嫌なら、恩着せがましく無理に少子化解消政策に協力してもらわなくて結構です。だれも、あんたに頼んでませんから~」と叫びたくなりました。

 たまに、電車に乗るとストレスのたまること。

 

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楽天のkoboは本当に挑戦的な価格だったのか?

2012年08月23日 | 電子書籍

 

発売して1ヶ月。やっと周辺の騒動もおさまって来たかのように見える 楽天 kobo touch ですが、

 

 

CNET Japan のニュースに「楽天のkoboは本当に挑戦的な価格だったのか? 専門家が分解して調査」という面白い記事が載っていました。家電メーカーを経営する専門家が実機を分解し、内部で使われている部品や形状などから設計方針を推定。本当に“挑戦的な価格”だったのかどうかを探ったのだそうです。

http://japan.cnet.com/news/business/35020321/

積算して出た原価が以下のとおり。赤字は私が加えた補足です。

E-Parts想定価格備考
Freescale MCIMX507CVM8B 7.92ドル  メインSoC(CPUのようなもの)
Sub SoC TI MSP430F2272 1.8ドル  サブSoC
Wi-Fi Module CyverTan 4.8ドル  CyberTan製
EPD Module PVI 20ドル  電子ペーパーディスプレーパネル
LiPo Battery 5ドル  バッテリー
DDR Memory 3ドル  
SD Card 4ドル  
PCB 4ドル  基板
Power IC 2ドル  
Connectors 3.2ドル mUSB、EPD用、MicroSD×2、各0.8ドル
Other small E-Parts 13ドル C/Rの類
 
Mech Parts想定価格備考
Cabinet 4ドル  
Alloy frame 2ドル  
Package 1.5ドル  
Manual 0.8ドル  
 
Other fee想定価格備考
Assembly 10ドル  組み立て代
Shipping 0.2ドル 40フィートを1本で30万、50パレ、1パレあたり500個として試算
USB Cable 0.6ドル  
 
subtotal87.82ドル
日本円7025.60円

これで、三木谷社長の言を信じれば、初回10万台発注したとすると、6,000円台の原価だろうとの結論でした。

なるほど、これも三木谷社長の言うとおり、ハードでも儲けは出るという発言は嘘でないことになりますね。

しかし、これに宣伝費などを加えるととても儲かるような品物ではないですから、ブックストアーで頑張らないといけませんね。

未だに同期がうまくいかない本があります。頑張って改善していただきたいものです。

あと、1ヶ月もつとのふれこみの 楽天 kobo touch のバッテリーですが、連続12時間ぐらいではないかと思います。

とすると、12時間÷30日で、1日20~30分の読書時間を想定したものでしょうか。これはちょっと、誇大ぎみですね。

特に書き換え面積の多い、jpgの漫画を読むと減りが早く、EPUB文書だとほとんど消耗しないようです。

しかし、バッテリーのことはほとんど気にせずに使用できるのは、ストレスが少ないです。寝ながら読んでいてそのまま眠ってしまっても、電力を消費せず、勝手にスリープモードになるのは最高ですね。まるで、本を開いたまま眠ってしまって、目が覚めてまた続きから読む感覚です。

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楽天 kobo touch 青空文庫の表紙をリニューアル

2012年08月09日 | 電子書籍

  機器本体はコストパフォーマンスのすばらしい機器であるにもかかわらず、その周辺状況の混乱に目が離せない 楽天 kobo touch ですが、

 

kobo desktop から見られる青空文庫の表紙がリニューアルされ、

本の内容が判別できるようになりました。

 まだ、鋭意製作中なのか、もとの表紙のままのものもあるようです(画面でもとのままなのは、魯迅著の「故郷」)。

そこで、既にダウンロードしてある青空文庫も同期を取ればリニューアルされるか試してみました。

すごく、長い間koboちゃんが考えていたので期待したのですが、結果はだめでした。

そこで、同じ本をもう一度ダウンロードしてみたらどうか試してみました。

 「グスコーブドリの伝記」で試してみたのですが、kobo desktop上は、別の本として認識されているようです。

 kobo touch の方では、一瞬kobo epub形式特有の白地に題名と著者名が表示される表示になったのですが、再起動したら、元に戻ってしまいました。kobo desktop上で別の本として認識されているにもかかわらず、kobo touch上では、古い表紙の「グスコーブドリの伝記」しか表示されません。一度、本を削除してから、もう一度ダウンロードする必要があるのかもしれません。

 遅ればせながらですが、レビューや2ch上で話題になっている、使い勝手の部分について、楽天は対応してきているようです。楽天の経営方針は走りながら考えるタイプなのでしょうか。

 どうも楽天さん、三木谷社長の購入者無視発言にもかかわらず、2chはじめ、ブログなども参考にして改良を加えているようですので、当面対応して欲しいことを箇条書きにしておきます。

本棚の文字化け

・本棚の文字化け(日本語で名前をつけると同期後に文字化けしてしまって、かつ、むやみに同じ文字化けの項目が追加されていく)の対応 あと、文字化けの本棚を削除しようとしても言うことを聞いてくれない場合がある。

フリーズ対策

・外部ストレージ(micro SDスロットに挿したSD)内のファイルをいじると、フリーズする傾向があるようです。法則性が分からないので、FAQでいいから事例を集めてヘルプにあげておいてほしい。

 現在、気になっているのはこのくらいですかね。その他は非常に満足して読書ライフを楽しんでいます。

 つまり、電子ブックを読むことに限って言えば、三木谷社長じゃないけど、そんなにぐだぐだ言うような品物じゃないと言うことです。ここ一連の騒動については、たしかに楽天の対応の悪さに根本的な原因はあったわけですが、日本もクレーム社会になってしまったということを如実に表した事例のような気がします。

 そういえば、話はかわりますが、kobo touch のアクセサリーも充実してきたようですが、当面必要なのは、鞄の中に入れて持ち歩くときのケースということになります。

 私は、ちょうど家の中にぴったりのデザインのポーチがあったのでそれを使っています。キルティングが純正ぽいでしょう。

 kobo touch のおかげで、文字の持ち歩きが容易になり、俄然読書量が増えました。これは、電子ブックリーターのすばらしい効用だと思います。

 初期投資にお金がかかるということを電子ブックのデメリットにあげている人がいます(文庫本が10冊~更にブックオフならもっと~も買えるなら、その本自体を買うという)が、それは、現実の本に無い電子ブックのメリットを無価値に値踏みして、実際の価格価値だけで比較するという、否定のためにする批判ですね。いくらもしないんだから、まず、電子ブックリーダーを買って使ってみてから批判しろといいたいです。

 

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楽天 kobo touch 本間 毅 執行役員 登場

2012年07月26日 | 電子書籍

 本体はコストパフォーマンスのすばらしい機器であるにもかかわらず、その周辺状況の混乱に目が離せない 楽天 kobo touch ですが、とうとう 楽天デジタルコンテンツ推進室の本間毅執行役員という人がITmediaの質問に答える形で、真相を語っている記事が掲載されました。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/25/news106.html(2012年07月25日 18時52分付)

かいつまんで主旨(丁寧表現は省略しています)をあげておきますが、大体想像通りです。ピンクの文字は私見です。

Q  kobo Touchのアクティベーションに失敗する人が続出したが

A 多くのお客様に迷惑をかけたと認識している。Koboのサービスは19日午後3時に正式スタートする予定だったが、大きなミスを犯してしまった。専用PCアプリ「Kobo Desktop」のダウンロードサイトにアクセスできる状態になったのが、正式スタートより前だったので、最終テスト・調整が完了する前のアプリをダウンロードし、アクティベーションできないなど問題が発生した。

 と言うことは私が午前10時ごろダウンロードしたアプリは、テスト前の不完全なアプリだってことですが、俄かに信じがたい話です。真相は十分なテストせずに配布して、慌ててバージョンアップしたとしか思えません。

 私のインストールしたバージョン3.01は、普通にアクティベートできたので、新しいアプリを再インストールして逆に不具合起きても、いやなのでそのままにしてあります。

このアプリの不具合で次のような問題が生じたとしています。

1. 端末にプリインストールされる「青空文庫」のサンプルファイルが、最初のページと最後のページしかない不完全なものだったり、表示に不具合が起きたりしていた。

2. Windowsの特定のバージョンで、ユーザー名にかなや漢字を使っていた場合、エラーが出てKobo Desktopをインストールできない問題が起きた。

これまでに分かっている不具合は、すでに提供済みのデスクトップアプリ3.0.2で解決しているとのこと。

また、アクティベーションや同期のための回線もひっ迫し、楽天IDでのログインやデータの同期がうまくいかないことがあった。サポート情報を提供するコールセンターも電話がつながりにくかった。

Q スピードを重視するあまり、事前の検証が不十分になったのではないか。

A 事前の検証は十分にやっていたが、日本語対応、日本語組版で縦書き、かつEPUB3に合わせていくことに困難が伴った。

 結局、間に合わなかったということですよね。 

 私としては、自炊文書の日本語ファイル名の文字化けや、本棚の文字化けについては、海外のフリーソフトなんか使うと当たり前のことで、全然気になりませんでした。さすがカナダのハードって感じで、おいおいファームウエアのバージョンアップで対応するんだろうな、というぐらいにしか思わなかったけれど、ショックを受けた人が意外に多かったってことですね。


Q日本語書籍は3万点を用意するとしていたが、当初のラインアップは約2万点、うち1万点あまりが「青空文庫」の無料作品という状態だった。

A 日本語書籍の点数は、出版社との関係をベースにはじき出したもの。日々追加しており、実際にその数字に近づいている。7月中には必ず、3万タイトルに到達する。
 ラインアップをそろえるのに時間がかかったのは、ファイルを新たにEPUB3に作り直す必要があり、当初契約できた書籍数と、リリースまでに間に合ったもの間にギャップが出た。

 これについては前にも書きましたが、私みたいに自炊したものと、せいぜい青空文庫を活用しようとしている者にとっては、痛くも痒くもありませんが。 楽天も見切り発車は認めているようですから、民主党じゃないけど長い目で見てあげたらいかがですかね。生死にかかわる政治(特にあんな売国・国家解体政権)は、長い目で見られるのに、7,980円のことは我慢ができないなんて、面白い国民ですね。

Q 「楽天24koboショップ」のkobo Touch販売ページには辛らつなレビューが多く投稿され、「☆1つ」のレビューが最多となる炎上状態にあった。23日には投稿されたレビューへのリンクが削除され、レビューのURLにアクセスしても閲覧できない状態になった。

A「期待を裏切られた」という怒りの声もあり、レビューがレビューとして機能しなくなっていた。良いこと、悪いこと含め、あるべき姿を参考にするのがレビューだが、不完全な状態からスタートしたkobo Touchのレビューの場合、かえって誤解を招くのではないかと判断した。
 混乱を避けるため、いったん状況を正常化させてから、レビューを再開したいと考えている。レビューを非表示にしたのは緊急の一時的な措置で、投稿されたレビューの削除は考えていない。

 やっぱり、サーポートの不具合、機器操作の不慣れや誤解で商品自体の評価を下げられてはたまらないということだったんですね。しかし。これができるとは、流石に民間企業ですね。


Q PCにつないでアクティベーションするのは煩雑。PCレスでアクティベーションできるようにならないか?

A PCにつなぐ必要があることで、セットアップのハードルが上がっているのは事実。PC不要のアクティベーションも検討していて、そのための開発も始めている。

Qパッケージにマニュアルが同梱されておらず、使い方が分かりづらい

A ヘルプページを写真付きで作り直したが、そういったものは先回りして用意すべきだった。マニュアルを印刷し、本体に同梱することも検討している。

 E Inkのパネル自体は、KindleやSony Readerなど他社と同じで、使い勝手に遜色はないと思っている。kobo Touchは世界で使われており、ユーザーインタフェースは世界共通なので、こなれているはずだと思ったが、分かりづらいという声もあり、改善が必要と判断すれば対応する。

 kobo社は、既に楽天が買収しているので、日本人本位でファームウエアやアプリケーションが開発・改良される可能性もでてきたと言うことですね。

書籍の表紙の画像は、書籍タイトルが書かれておらず、どの本なのか分かりづらいという声に対しては、対応に動いており。間もなく、表紙にタイトルが入る予定。

自分でPDF化した(自炊した)書籍をkobo Touchで読みたいユーザーからは、「PDFが見づらい」という意見が出ているが、 自炊のニーズは認識しており、改善したいと考えている。ただ根本的な部分なので、少し時間が欲しい。

 アプリで対応するのでしょうか、ハードの改善で行かれると、初期ロットを買ったものとしてはショックなのですが。

Kobo Desktopで書籍の検索がしづらいという声には、アルゴリズムの見直しを行なっている。

Q Koboはカナダ企業のため、書籍に消費税を上乗せしないという話があったが、書籍の実際の販売価格を見てみると、消費税分が引かれている書籍と、そうでない書籍がある。

A ほかの電子書籍ストアと同じ値付けにしたい出版社と、消費税分は省こうという出版社があるため。

Q 最大3000ポイントの「キャンペーンにエントリーする」ボタンを押さなかったユーザーもいたようだ。

A 事前予約の客には、登録がなくても、会員ランクに応じてポイントを付与することにした。

総括として
 販売台数は公開できないが、これから市場を作っていけると手応えを感じている。コールセンターやネットの意見などを見て、フィードバックしていく。最初にかけた迷惑を挽回できるとは思わないが、よりよい体験をしてもらえるよう、努力していく。 お客様の声を聞き、優先順位を付けてどんどん改善していく。セットアップや使い方の説明、コールセンターの改善、コンテンツの充実など、改善への努力をスピーディに行い、期待に応えていきたい。とのことでした。

 私としては、この騒動をきっかけに、楽天のデジタルブック事業が頓挫して、せっかく買ったkobo touch が無用の長物にならないことを祈るばかりだったのですが、この弁明を鵜呑みにすれば、怪我の功名というか、kobo が日本人本位に改良されていく、いいきっかけになったのではないかと、ちょっとほっとしたのと、淡い期待が出てきました。

 

 

 

 





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楽天 kobo touch 炎上 レビュー を 削除?

2012年07月23日 | 電子書籍

 今 楽天 kobo touch の状況はどうかな?と、自分の購入履歴からリンクを辿って、楽天24 koboショップの商品レビューを見ようとしたら、

なんと、「レビューを見る」のボタンがない!!

 そこで、早速、2chのkoboスレッド見たら、こちらでも話題になっていました。結構苦労しないと、レビュー自体の在り処も見つけられないようになっていましたし、件数も減っているようです。今度は、レビューじゃなくて2chで炎上するような状況です。

 楽天さん、また、やっちまったなぁ~という感じです。

 意図的隠蔽かメンテナンス上の必要かどうかは定かでないですが、世間が注目している訳ですから、何らかの説明があってしかるべきですよね。だまってやれば、誰だって悪意に解釈します。

 確かに、★1つをつけている人の多くは、サーバー混雑やソフトの不具合によるものを除いて、PC初心者や勘違いによる評価のようですから、これを、商品の評価にされて、それを見て購入止める人が出たら、楽天としてもたまらないでしょう。

 しかし、玉石混交のレビューを見たうえで、自己責任で商品を購入するためのレビューですから、情報そのものの道を閉ざしては、原発事故のときの民主党や大津の教育委員会と同じになってしまいます。

 もし、事実と相違する、または、誤解に基づくレビューがあるなら、400件ぐらいですから、一つ一つに反論したって、たいした手間じゃないですよね。それも、ほとんどパターン化していましたから、主なものをQ&A形式にすれば、何項目もいらない内容です。

 前にも書きましたが、

楽天の今回の一連の対応は、わざと顧客を怒らそうとしているとしか思えない、ど素人のものです。

 今後、楽天はどう収めるつもりなのでしょうか。それとも、そんな世間は無視して、淡々とkobo touch を売っていく腹をきめているのでしょうか。

 

 ところで、普段2chはあまり見ないのですが、今回眺めてみて kobo touch に関するスレッドの書き込みの真摯で紳士な態度と内容にはびっくりしました。

 いつもなら、3行目ぐらいから「ばーか」とか「中二病か」とか「そんなものも知らないのか」とか、そういう書き込み合戦になって、内容が空虚なのですが、このスレッドは違います(【楽天】Kobo Touch 13冊目【7980円】を見ただけですが)。

 インストや設定が分からない人がいればアドバイスし、関連の有用な情報があれば積極的に情報提供するという態度が随所に見られます。発言内容からして実際に kobo touch を購入した人たちのようで、外野席から無責任なあおりをするような人は少ないのでしょう。また、話題も読書のためのツールという、現代の状況からすれば、ちょっとハイソな香りのするものですから、対象者も自ずと限られてくるのでしょう。

 そのようなことで、レビュー削除の状況を見ようと訪ねてみたのですが、koboに関する有用な情報をいくつか見つけました。既にカスタムファームウエアも開発されているようです。

 

TXT文書を縦書きで読む

 現在、TXT形式をEPUB形式に変換したりオーサリングするフリーソフトで、EPUB3.0の縦書きに対応しているものが見当たらないことについては既 に書きました。従って自炊したtxt文書とか、青空文庫から直接落としてきたTXTなどはやむなく横書きで読んでいました。

こんな感じで、ちょっと小説など雰囲気が出ない気がしていました(すぐ慣れますが)。

 

ところが救世主

 縦書きフォントです。

 すばらしい。逆転いや、90度回転の発想です。フォント自体を縦に(デフォルトからすれば横に)表示するフォントがあったのです。この場合 kobo を横にして読むことになりますが、これが、実に手になじんで最高の読み心地です。横向きになって寝ながら読むときなんて、ぴったりです。言ってみればPSP感覚。ページ送りも画面下をタップすることになりますので、感覚的にも自然です。

 今後は、EPUB3.0対応のエディタやオーサリングソフトが開発されるまで、これで行こうと思います。ただ、表紙や挿絵はそのままですから、Sigilを使ってEPUBにオーサリングにするときに画像を回転しておけばいいことになります。

 

ついでに追加情報です。

フリーズの対処法

 いろいろフォントを追加したりと、koboちゃんに無理をさせたせいなのか(日本語のフォルダーを作るとフリーズするとの報告もあります)、使用6日目にして初めてフリーズしました。

 症状は深刻でタップに反応しないだけでなく、電源スイッチの長押しや裏のリセットボタンにも反応しなくなってしまいました。これにはちょっとあせりましたね。そこで、最終手段に聞きかじったHOMEボタンを押しながらリセットボタンを押してみましたが反応せず。はたと困りました。

 そこで、kobo ちゃんに電気ショックを与えることにしました。フリーズしたまま、PCにつないだUSBコードを差し込みます。

やりました通常のリセットとなり、起動画面となりました。

 因みにHOMEボタンを押しながらリセットボタンを押すのは、工場出荷状態への復帰になるので、アクティベーションもリセットされてしまうらしいです。今回この操作にkoboちゃん反応しなくて良かった。

 あと、楽天 kobo のヘルプ見ると、リセットは「電源を切ってから、本体の裏下にある小さい穴にクリップの先等を差し込んで、カチッという感触があるまで押してください。スクリーンがいったん白くなるまで押し続けるとリセット」されると書いてありますが、本当でしょうか。電源切れててリセットってあんまり聞いたことないのですが。

 

 

 

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楽天 kobo touch ファーストインプレッション 3 (実機 機能 編) です。

2012年07月22日 | 電子書籍

 紆余曲折、寄り道をしましたが、やっと、楽天 kobo touch ファーストインプレッション (実機 機能 編) です。

操作ができない。動きが変だ。なんて言う前に、まず楽天から落としたヘルプを読んでみてください。大抵のことはわかると思います。

 ここでは、その他の気が付いたこと、これから kobo touch を活用していく上で必要な操作などを記録しながら、インプレッションしていきたいと思います。

1.起動

 まず、普通のお休み中の kobo ちゃん

直前に読んだ本の表紙が全面に表示され、上部に帯で「1% 既読・電源オフ」と表示されています。

これは、この表示されている表紙の本の既読率と現在電源がオフであることを示しています。

これを、「電源切っても1%しか切れてない」「電源切っても画面が消えない」なんて、普通は想像もつかない戯れ事(1%電源オフって何それ?)や、E-ink 電子ペーパーの特徴に真っ向から挑戦した指摘して、クレームつけてる人いるみたいですが、日本語はちゃんと読みましょう。既読と電源オフの間にちゃんと中ぽちと「既読」があるでしょう。また、画面だってはじめて箱開けたときも、もう画面に何か文字が表示されていたでしょう。あのときだって電源切れてたでしょう。私なんか「これが電子ペーパーか~」と感動したんですから。

 スリープモードのときは、「1% 既読・スリープモード」と表示されています。

この辺、楽天さんちゃんと説明書に書いて置いてください。注意書きに書いてないからって、ペットを電子レンジで乾かす人いるんですから。

 

電源を入れるにはスイッチの長押し(スライドスイッチだから本当は長引き)、スリープモード復帰は短くスイッチを引きます。

電源ONになると、LEDが緑から青く光り、その後緑の点滅が起動処理が終わるまで続きます。

楽天 kobo touch スイッチ

このLEDの意味も、調べた限りどこにも書いてないようです。海外のプレビュー見たら、「チャージ中LEDが点きます」なんて嘘書いてあるのもありました。未だに謎なのが、セットアップでてこずった時、LEDが赤く点灯した時がありました。想像するに「バッテリー切れ」か「ハードエラー」のような気がするのですが。もうちょっとで、バッテリー切れそうですから、結果を待って検証してみます。

そういえば、バッテリー1ヶ月もつとなっていますが、Wifi接続やコンテンツの整理をさせたり、ブラウジングしたり、負荷のかかる仕事をさせると以外に早く消耗しました。あくまでも、1ヶ月はepubリーダーに徹した場合ということなのでしょう。

 

2.本を読む

 ホーム画面には、最近読んだ、もしくは、最近購入した本が表示されています。エロマンガ読んでいてホームに表示させたくないようなときは「読了に設定」すればいいようです。このアイコンにタッチすると、既読文書は自動的に続きから読めます。ただ、ホームでは青空文庫はどれも同じ表示で区別がつきません。

そこで慌てず騒がず、下段メニューの「ライブラリー」に移動すれば、判別ができます。そういえばもともと青空文庫自体には、表紙がありませんから、しょうがないのかな。あらかじめEPUB形式に変換しておいてくれただけで良しとしなければならないのかも知れません。

  ⇒    

 

EPUB形式文書(※)の表現は最高ですね。koboはEPUB3.0に対応しているので、縦書き表示ができます。

(※)EPUB(イーパブ)は、電子書籍の規格の1つである。米国の電子書籍の標準化団体の1つである国際電子出版フォーラム (International Digital Publishing Forum, IDPF) が普及促進している公開された仕様の電子書籍用ファイル・フォーマット規格である。EPUB形式の電子書籍のファイル構造は、XHTML形式の情報内容(コンテンツ)が、指定の形でZIPによって圧縮された後、ファイル拡張子が「.epub」に変更されたものである。(Wikipediaより)

 

早速daisoの100円保護フィルムを貼っていますが、認識性は良好。まさに電子の紙です。

ページめくりに不満が集中しているようですが、そっと画面右端をタッチ(koboは「タップ」といいます)してやれば確実に次ページに送れます。最初練習が必要ですが、すぐに慣れます。卵の殻をうまく割れない人がこのごろ多いそうで、手先の微妙なタッチ感覚がコントロールできないのでしょうか。

kindle touch は赤外線コントロールのようで、この辺差別化が図られているようです。

余談ですが、kindle touch も海外amazonで廉価版が99ドルで売っていますね。今日のレートで7,766円ですね。楽天kobo陣営、脅威ですね。

 e-ink電子ペーパーはマイクロカプセル型電気泳動方式という原理で文字を表示させており、基材面にコーティングされた透明なマイクロカプセルの中に、帯電した白と黒の粒子があり、電圧を掛けて顔料粒子を移動させることで表示するのだそうです。まさにその場で紙に印刷されている感覚です。

(Copyright 1995-2005 TOPPAN PRINTING CO.,LTD.)

 この画面が昔のワープロみたいとか、ページが変わるたびに暗転して見にくいとか評判悪いようですが、e-ink電子ペーパーはそういうものなのです。あなたは、何を買ったのですかと逆に聞きたいです。

 実際に本を読み出すと、まったく気にならず、ページめくりもスムーズで快適です。フォントも本体メモリに「fonts」フォルダー作って追加すればさらに読みやすいフォント増やせます。「青キンフォント」というのが読みやすいというので、試してみたいと思っています。

 そして何よりも長時間読んでも、あの液晶画面特有の目がしょぼしょぼする感覚がとっても少ないです。


3.EPUB以外のソースを読み込んで表示する。

現在 kobo touch で表示できる文書は

本: EPUB, PDF, MOBI
ドキュメント: PDF
画像: JPEG, GIF, PNG, BMP, TIFF
テキスト: TXT, HTML, RTF
マンガ: CBZ, CBR

のようです。

読み込み方は、koboをUSBケーブルでPCにつなぐと、外部ストレージとして認識します。

 驚いたのは、koboにmicroSD(32GまでOK)カードを挿入して(側面にカード挿入口があります)おくと、本体のメモリー(これ実は、2GのmicroSDカードが内部にささっているだけなのです。YouTubeで既に分解した人の動画が上がっています)とは別に外部カードもエクスプローラーは表示してくれます。従って、どちらに文書ファイルをコピーしても一体のものとしてkoboは表示してくれます。特にフォルダーも2階層ぐらいは認識してくれるようで、ファイル管理のことを考えなければ、無造作にコピーしても問題ないようです。

 kindle touchにはカードスロットがないようで、この辺koboちゃん優位です。

・PDF

 ちょっと使いにくいですね。画面にあわせて表示してくれますが、字が小さくて拡大する(ダブルタップすると一挙に拡大)と、ページ送りがタップでできず、指で横にスライドして改ページマークを表示してそれをタップするか、倍率をデフォルトにもどしてからタップしなければならないようです。

 また、解像度も悪いと言う評判です。

・TXT

テキストは、前評判どおり文字化けして読めないようです。EPUBやPDFに変換してから読み込むことになるようです。

・JPEG・PNG

 一枚一枚を1冊の本として認識してしまいますので、必ず1冊分をフォルダーにまとめるなどしてZIPかRAR形式で圧縮し、拡張子をそれぞれ、GPZ、GPRに変更すればちゃんと1枚目を表紙として認識して読み込んでくれます。自炊した小説やマンガなどは、PDFにするよりこの形式で読んだほうが実用的なようです。JPEG、PNGの表示速度、表示密度ともに良好です。

 枠自動判定機能はありません。そこで、縦幅いっぱい、横幅いっぱいのズームを画面の中央をタップして下に出る読書メニューバーで簡単に調整できますので、素材を枠ぎりぎりにスキャンすれば(もしくはeTilTranで再スキャンすれば)、マンガも快適に読めます。

・HTML

 予想外だったのが、webブラウザの性能の良さ。ちょっとした検索なら十分使えます。それどころか、写真入りのブログも結構高速に表示します。私のブログを表示したところですが、むちゃくちゃ重いはずなのですが、スクスク表示しました。

 WEB表示の整形もよくできていて、チャン・グンソクの顔より自然です。

 これが、実質3,700円で手に入れたタブレットの能力とは思えません。すごいです。

 以上が今のところ使用した kobo touch のインプレッションです。ハードとしては、すごく魅力のある有用なツールだと思うのですが、何せ売り方とサポートがまずかったようですね。自分でさくさく調べて自分で解決できる人は少数派なのですね(でも、4人に3人は自分でゴールにたどり着いたみたいです。さらに半分以上の人は正当に kobo touch の良さを評価しているみたいですが)。

 楽天で売らないで、ジャパネット・タカタにまかせて、あの社長に「10,000円でセットアップします」ってソプラノでやってもらえば、だれも文句なかったのではないでしょうか。見込みの甘さがせっかくのハードの優秀さを打ち消してしまったのは残念ですね。

 今後の予定としては、自炊したtxt文書をEPUBにうまく変換する方法を研究していきたいと思います。現在ネットを見渡しても、うまく縦書き表示に変換できるフリーソフトが見つかりません(Text2ePubとSigilは相当使えるソフトです。)。koboの使い勝手を上げていく為にも、kindleを含めたebook_readerの普及が望まれるところです。

 

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楽天 kobo touch ファーストインプレッション 2 (評判分析 編) です。

2012年07月22日 | 電子書籍

 昨日に引き続き、楽天 kobo touch ファーストインプレッション (評判分析 編) です。

ところで、相変わらず、楽天のkoboショップのレビューの炎上は続いているようです。

 星(★)1つがぴったり1/4、4人に1人というのが面白いですね。本当は★ゼロをつけたかったみたいですが、システム上できないので、やむなくという感じでしょうか。

星(★)1つの理由は大きく分けて3つ

1.何度やってもセットアップできない。

2.kobo touch の機能が最低

3.ブックストアーに本が無い

 

1.何度やってもセットアップできない。

これは楽天のサーバーの問題もあるのでしょうが、レビューを見ると、今までPCに新しいソフトをインストールしたことの無い人の戸惑いに原因があるものがほとんど。Windowsやウイルスソフトのインストール警告でギブアップしてしまっているようです。私はそんな警告出た覚えないのですが(当たり前すぎて脳が記憶から消してしまったのでしょうか)、みなさん、どんなガチガチの防御設定にしてあるのでしょうか。

PC初心者の皆様、そんなもの気にしないで、警告無視するなりウイルスソフト無効にするなりして、どんどんインストール進めましょう。

楽天もそのぐらい注意書きに書くべきですよね。

また、サーバー混雑でログインできない人が多いように見えますが、

IDとパスワード正確に半角で入れていますか。あのログイン画面、入力カーソルの点滅ありませんよ。画面が止まったように見えますが、キーボードたたけば、文字入力できますよ。

 確かに楽天のコマーシャル見ると、お子様からお年寄りまで、すぐ楽しく使えるような幻想を抱かせるものですね。でも、あれは初期設定終わった後の笑顔ですから、確かに、うそは言っていません。

【公式】電子ブック楽天<kobo> - 電子ブックリーダー kobo Touch

 その辺、楽天サイドはPC初心者中心に考えてもらいたかったものです。そのレベルの人が4人に1人もいたのですからって、それ少なすぎないですか。確かにレビューでも初心者・高齢者の2重苦でも、うまくいきましたというの見ています。とすると、これってサーバー事情を抜きにすれば、PC熟練レベルの問題じゃないのかも知れません。

2.kobo touch の機能についての不満に関しては、喧嘩両成敗という所でしょう。

 楽天の説明不足はいなめませんが、E-ink 電子ペーパーの特性も理解しないで購入しといて、文句つけるのは、ラジオ買っといてテレビ画面が映らないと文句をいっているようなものです。これで評価下げられたらkoboの制作会社がかわいそうです。あげくの果てに「やっぱりamazon kindleを買うべきだった」なんて根拠も無いのに言っている人がいますが、そんな人は、kindle買っても同じことです。kindle touch は11,000円ぐらいするみたいですから、もっとダメージ大きいですよ。別にインプレッションしますが、 kobo touch、 電子書籍リーダーとして、この値段ならすばらしいですよ。

3.ブックストアーに本が無い

 これは、そうみたいですね。私みたいに自炊したものと、せいぜい青空文庫を活用しようとしている者にとっては、痛くも痒くもありませんが。

 楽天も見切り発車は認めているようですから、民主党じゃないけど長い目で見てあげたらいかがですか。生死にかかわる政治は、長い目で見られるのに、7,980円のことは我慢ができないなんて、面白い国民ですね。

 楽天の宣伝文句、日本語無料書籍1万冊につられた人多いようですが、これ青空文庫のこと言っているに決まっているじゃないですか。そんな電子書籍の現在の状況も把握しないで、かつ、koboストアーからの青空文庫のダウンロード方法のヘルプも読まないで、「無料書籍が7冊しかないじゃないか」なんて、怒っている人は、さすがに楽天さんも無視していいです。

 ただ、kobo Desktopアプリの使い勝手は悪いし、wifi経由のストアー検索プログラムにも、バグ(1ページ目しか表示されないときがある)がありそうです。この辺どんどん改善して欲しいと思います。

 

 世間の評判の総括ですが、★5つと★4つで47%、5割近くを占めているのは、製品そのもののコストパフォーマンスが支持されたような感じがします。しかし、その方たちも、説明不足と楽天のサポートの悪さは異口同音に指摘されていますから、楽天には大いに反省してもらって、今後の汚名挽回に誠心誠意、平身低頭、粉骨砕身、悪戦苦闘、孤軍奮闘で頑張ってもらいたいものです。

 

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楽天 kobo touch ファーストインプレッション 1 (セットアップ編) です。

2012年07月20日 | 電子書籍

 19日に届いた楽天 kobo touch のファーストインプレッションです。

 朝9時半に届いたんですが。日本で一番早く手にした人間かと思ったら、インターネットで8時に届いたという人がいましたね。残念。

 でも、ほんとかなぁ。Twitter見たら9時代の書き込みが一番早いものでしたよ。大体8時から配達に来るクロネコさんなんて、非常識って怒られますよね。まあ、そんなことはどうでもいいや。

さて、インプレッションですが、楽天ショップのレビューでは、散々の評価のようです。

・未購入の方には絶対に勧めません。3千円ならいいけどね。5千円なんて高い。

・誰でもすぐ簡単に扱えるかのようにアピールして販売したのは大失敗。

・買うんじゃなかった。まだインストール出来ない。こんなの使えない。

・問い合わせても、1時間待たせ、担当者も対応出来ず。返品をするつもりであるが、こんな初歩的な対応も出来ない商品は、売るな!楽天への不信を強く持った。

・こんなに意欲がそがれたのも初めてです。操作性も悪いし、使う気がしません。

・何故ポイント還元キャンペーンまでして未完成な商品をばら撒いたのか意味不明。

等々


しかし

はっきり言って、7,980円実質上の出費は3,800円ぐらいだったのですが)の機器としてはすばらしいです。

 楽天ショップのレビューで散々なのは、下記のような理由が主なのですが、そりゃ説明不足の楽天も悪いですが、オンラインの説明も読まない、インターネットで情報も集めないで、新しいものを使いこなそうなんて、はなからkoboを買うのは難しいのではないでしょうか。

 これで楽天のデジタルブック事業が頓挫して、せっかく買ったkobo touch が無用の長物にならないことを祈るばかりです。

 さらに、しかし、

 これを予想せずに、セットアップCDや丁寧な取説などつけずに売った楽天は、危機管理上非常に問題があると言わざるを得ません。

 

では、実際の手順を含めて今回の問題点を。

・初期設定やPCへの管理ソフトのインストールがうまくいかない。

 これは、みんな持っているPCの環境が千差万別なのだから致し方ないでしょう。Windowsの更新やマイクロソフトの純正officeをインストールするのと訳が違うのですから。たしかに、今までお仕着せのプレインストールPCしか使ったことしか無い人には相当困難な道だったと思います。その辺のサポートをできる限り事前に書き留めて別紙か何かで商品に添付していたら混乱少なかったと思います。

 遅ればせながら楽天がヘルプを作ったようです。

http://kobo.faq.rakuten.ne.jp/app/home

 私も初期設定で相当苦労しました。でも押してもだめなら引いて見なきゃだめなんです。そうすれば、ゴールは見えるのです。途中棄権した人多いようですね。棄権が予想されるのに出場してはいけません。

土佐礼子かっ!!

 

そこで、実際の手順です。

 説明書には、「電源入れる」「インストールする」「セットアップする」「読みはじめることできる」とまるで、「~嘘つかない」のせりふみたいなことしか書いていません。

 まずインターネットからソフトを落とすのですが、このアドレスがなんとGoogleでヒットしません。しょうがないから直接キーボードたたくわけですが、非常にめんどいし、このごろのブラウザは検索と判断してまたGoogle画面になったりしちゃうんです。

 それに説明書のアドレスが、url:rakuten.kobosetup.comと書いてあるだけ(http://が省略されている)だから、素人にはこれに行き着けない人もいたんじゃないかと思います。

 また、うまくいってソフトの在り処がわかっても、ダウンロード・インストールがウイルスソフトに阻まれた人もいたようです。こんなこと経験したこと無い人にとっては脅威ですよね。この辺は注意書きをインストールテキストに記載するのが、現在常識ですよね。

 次に電源を入れるのですが、

 実は、ここに大きな落とし穴が。電源スイッチには2通りの使い方があって、長押し(実際はスライドスウィッチだから長引きしなければ、単にスリープスィッチなのです)しなければならないのにその説明がありません。

 かつ、LEDのパイロットランプがついていて、これが赤・青・緑と光るのですが、この意味もどこにも説明がありません。

 つまり、電源が入ったのか、切れたのか、入ったらLEDランプがつくのかつかないのか、その辺判断かつかないまま、説明書にはPCとケーブルでつないでいる絵が描いてあるので、疑心暗鬼のまま、つないで見ますが、チャージ画面となってうんともすんともいいいません。PCの方をみると、koboをストレージとして認識していません。セットアップができないから、ドライバーがインストールされない、だからkoboをPCが認識しない、したがってkobo Desktop アプリがセットアップを始められないの堂々巡りとなるわけです。

 そこで、やむなく説明書の(4)に書いてあるリセットを敢行します。裏面にある小さな穴に楊枝を挿してリセットすると、

今まで見たこともない画面、これぞkobo touchの起動画面が出てきました。(これはセットアップ後の起動画面で実際の画面とは異なります。)

kobo 起動

察するに正しい手順

1.まず、PCにつないでしばらくチャージします。確かに箱から開けた段階の画面は、Please Charge Your eReader となっています。

つまり、届いた段階ではバッテリーがすっからかんで、電源スイッチを入れても起動しなかったことが考えられます。

そういえばLEDのパイロットランプもそれ以後でてない「赤」だったような気がします。

それが、まがりなりにも数分間PCにつないでチャージされ、そしてリセットされたため正常に起動したのではないかと想像します。

これは、今後の研究と口コミ報告の蓄積にゆだねます。楽天さんよく研究するように!!。

そこで、今度こそ、もう一回USBケーブルでPCにつなぐと、あっさりセットアップを開始しました。

この途中で、楽天のIDとパスワードを入力する画面がでるのですが、マウスカーソルが利きません。

あれーっフリーズしたのかなと、ここでもう一度ピンチ。顔色無し。

ところが、何のことは無い、入力ダイアログにカーソルが表示されて無いだけで、キーボードから打ち込むと文字がちゃんと表示されていきます。人間あわてちゃいけません。押してもだめなら引いてみるのです。

ここで躓いてセットアップをあきらめた人もいたみたいです。あと、パスワードを半角で打ち込まなかったり、いくつものブービートラップが仕掛けられています。

セットアップが始まって、ほっとしました。ファームウエアの更新のようです。やっぱり事前調査のとおり2.0にアップしているようです。

 

 セットアップが終わり、PCとの接続を解除すると、kobo本体のアップデートが始まります。これが結構時間かかりました。一応砂時計が動いているので、フリーズではないと確信し、安心して待ちます。そういえば、省電力のためか、はたまた、E-ink 電子ペーパーの宿命なのか、本体が反応しているのかフリーズしているのか判断の目安となる表示(LEDの点滅や画面のアイコンなど)があまりにも少ないのです。これは使用開始してからも感じるところです。

ファームウエアのアップデート画面になります。

2番目に「Mise à jour」フランス語ですね。さすがカナダの会社

 

・取扱説明書がペラペラでひどい

 これ客観的事実としてはそのとおりです。でも、iPodだって、何も入ってないですよ。分厚い取説が入っているのは家電製品だけです。

 問題は、セットアップについても、電源スィッチの使い方、パイロットランプ、画面表示の意味など細かい操作方法が理解できていないと、事態に対処できない状況があったということです。操作方法については、先にヘルプをダウンロードするよう指示があったら良かったと思います。Windowsの操作方法とは別次元ですから。ヘルプはあるのですから、取説が無いのを製品そのものの評価にしては、坊主にくけりゃ論法になってしまいます。このヘルプは、PDFですからダウンロードしてkoboに入れておくと大変便利です。


・本体は操作し辛い、動きが遅い、感度が悪い、ページめくる時、黒に反転するのがイライラするなど

 確かにタッチの反応に癖があります。これも、1時間もいじっていればすぐ慣れます。動きが遅いことについては、事前のインターネット口コミ評価で公知の事実です。黒の反転や残像だってE-ink 電子ペーパーの仕様ですから、そんな予備知識もなく、8千円もするもの気軽に買えたなという感じです。

 実際、反応の鈍さなど、単に本を読むにはまったく苦になりません。実際の本のページめくるのにそんな早くページめくったら、紙で指切ってしまいますよ。

 

・無料書籍が少ない

 プリインストールされる青空文庫が8冊しかなかったって怒っている人がいましたが、1万冊もどうやって1Gのメモリーに入れるのか普通に考えてみれば分かりますよね。

 ただ、どうやって無料の青空文庫をライブラリーに読み込むかについては、WiFi経由のブックストアーの使い勝手は悪いし、購入代金1円となっていて、無料じゃないじゃんと突っ込みいれたくなるのは分かります。この辺、楽天さん、わざと顧客を怒らせようとしているのではないかと思われるような対応です。

 解決策はkobo Desktop アプリ(最初にインストールするように指示されている書籍管理ソフト)からダウンロード(これは無料)することです。その後で、kobo touchと同期(usbケーブルをつなぐだけ)させれば1万冊でも2万冊でもお好きにどうぞ。

 

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