朝 ジェンマ250 で、出かけようとしたら、セルは回るのですが、いっこうにエンジンがかかりません。
4回目のチャレンジをしようと、セルをまわすと、グガグガといって、もうセルも回りません。そういえば、ちょっと、バッテリーの力が弱ってきていたような気がしていたのですが、この寒い朝、とうとう来るべきものが来てしまったという感じです。
これじゃ出かけられないと、気が動転していたのか、慌ててバイクから降りたら、サイドスタンドが、完全に掛かっていなくて、見事に立ちごけしてしまいました。何たる悲劇。
左後ろのカバーと、ステップ横のカバーに傷がついてしまいました。大事に無傷できたのに馬鹿みたいです。悲しい~っ。
白っぽい部分は、コンパウンドで少しはごまかせそうですが、塗装が完全に剥げた部分は絶望的です。
心理的動揺をなんとか抑えて、バッテリー交換に臨みます。バイク屋さんで、交換してもらってもいいのですが、そのためには、エンジンを何とかかけなければならず、スバルR1からブースターケーブルをつなぐには、結局バッテリーの入っているところのカバーを外さなければならないので、バッテリーだけを購入して自分で交換することにしました。
三鷹にあるナップス三鷹東八店で購入。バイクのバッテリーは、高いので1万円越えは覚悟していったのですが、
な、なんと、17,934円もしました。定価は20,496円なんだと~!!
インターネットで買えばよかったかな?
もともと積んである、YUASA ならもっと安いですね。
まあ、しょうがない。早く直さないと、医者に薬をもらいに行かなきゃならないし、税務署に確定申告にもいかなきゃならないし、川崎のプラネタリウムに出かけて年間パスポートも購入しなくちゃならないなど(どこに行くにも車では非常に非効率な場所なので)など、2月はいそがしいのです。
それでは、ナビゲーション用のシガーソケットを付けたときに、むちゃくちゃ固くて、断念した、カバーの取り外しにかかります。
取説どおり、
1.ヒューズカバー(ねじ止め)とフロアマットの下のクリップ(プッシュ式)とねじを外します。
取説には書いてありませんが、ヘルメットボックスの蓋(ネジ3つでとまっています)も外さないと、その後の作業が困難です。
2.フロントボックスの中にある、クリップ(真ん中のボタンを無理やりこじ開け、引きぬくタイプ)をはずします。これは、シガーソケットのコードを通すのに外してあったのでパス!!と考えたのが、後々悲劇を招きます。
3.ヘルメットボックスの中の上側ねじとクリップ(2と同じタイプ)を外します。
3.養生テープをはって、内貼りはがしをつかって、カバーを止めているつめを外していきます。
ところが、前回と同じで、なかなか外れません。つめを外しても、ほかをこじっていると、またその爪がカバーの弾力でまた、はまってしまうのです。
こりゃ、やっぱり、ある程度爪を外した段階で、カバー全体を力技で引き抜くしかないか、と思いっきりひっぱると、バキッといってはずれましたが。
なっ、なんと、となりのカバーが割れてしまいました。やってもうた~!!
となりのカバーとをつないだ、クリップを外し忘れていたのです。グローブボックスの中は、真っ暗で、まさか、ここもクリップで止めてあるとは思いませんでした。説明書をみると、細い指示線が2本伸びているではありませんか!!やっぱりスクーター整備の経験不足と不注意な性格が如実に出てしまいました。2度目の悲劇です。
カバーの端が完全に欠けて取れなかったのが不幸中の幸いでした。そんなに力のかかるところでもないので、セメダインXで接着して養生しておきました。
やはり、こういう作業は温度の高い時期にやらないとだめですね。でも、バッテリーが上がるのは寒い時期にきまっているのですから、残念ですが、勉強料ということで、自分を納得させます。
大きな犠牲を払いましたが、やっと、バッテリーケースがむき出しになりました。
このあとは、特に手が入らないとか難しい場所はなく、無事にバッテリー交換を行いました。
古いバッテリーは液漏れしていましたね。これでは、能力発揮できないわけです。
結局、カバーの補修接着材が乾燥するまで、カバーの復帰はお預けとなりました。
なんか、バッテリーの寿命というだけで、ずいぶん大きな犠牲を払うことになりました。人生色々、日々これ勉強ですね。