ここ1ヶ月、みっちゃんは、健康上で近年にない災難にあっていましたが、やっと、落ち着いたようで安心しました。
人間も60歳すぎると、いろいろなところにガタがくるのですが、猫も10歳から13歳ぐらいが、もっとも病気になりやすい時期だそうで、今後も気を使って行きたいと思います。
みっちゃんの災難履歴
7月28日 右目が涙目に
今までも涙目になったことはあったのですが、逆さまつげかなという感じで、1~2日で治っていたのですが、今回は4~5日たっても、いっこうによくならず、涙が目いっぱいたまってこぼれ落ち、目頭にも涙の後が付くような感じで尋常じゃありません。
7月30日 獣医さんに受診
目に緑色の検査薬を入れて傷がないか検査。角膜に薄い傷があり、これが原因ではないかとの診断。
ティアローズ(非ステロイド系抗炎症点眼剤)
ロメワン(ニューキノロン系抗菌剤)
以上の目薬を処方されました。
しかし、3日たっても症状改善せず、目の下がうっすら腫れて、上から見た人相ならぬニャン相が変わっています。
8月4日 再び受診
獣医さんに、いっこうに改善しないと言ったら、獣医さんちょっとプライドが傷ついたみたいでした。でも、事実なんですから。
ロメワンに加えて
パピテイン(犬猫角膜障害治療薬)
ステロップ(抗炎症ステロイド点眼剤)
を使ってみるよう処方されました。
これが、劇的に効いて、2日目には涙が止まり、両目のつりあいも正常化して、目に輝きが戻りました。
最初から効く薬、処方してほしいんだけど。まあ、ステロイドは副作用もあるのでしょうから、気持ちもわからなくないのですが。その後、数日間投薬を続け、完全になおり以前より可愛く甘えんぼになってしまいました。
みっちゃんよかったね、なんて言っていたのもつかの間、今度は極端に食べ物を食べなくなってしまいました。いつもの1/3ぐらいで、そのうち、食事のお皿をちょっと匂っただけで、まったく食べません。いつもならこういうときに「おかか」をふってあげるとたべるのですが、それもだめです。最後の手段のマグロの缶詰を開けましたが、最初は食べてもすぐに食べなくなってしまいます。
↓ 8月15日の様子 ↓
ちょっと目頭が白くなっています。
これは、単なる夏バテではなくて、なんか病気ではないかとの予感がします。
8月15日 再び獣医さんに電話して診察を予約。夜の8時に来てくださいとのこと。
夕方になって、いつもの夕ご飯のドライフードをお皿に出してあげると、なんと、ぽりぽりと食欲ありげに食べるではないですか!!
その時、原因が分かりました。今日の夕ご飯は今までのドライフードが無くなったので、新しい袋から出してあげたのです。不覚でした。
冷蔵庫に入れてはあったのですが、きっといままでのドライフードが古い臭いがしていたのだと思います。美味しそうにポリポリ長い時間食べてます。なんとかわいそうなことをしてしまったのでしょう。慌てて診察予約を取り消しました。
やはり、夏は食べ物に気をつけなければなりませんね。
これで、みっちゃんの心配もなくなったと思ったら。
8月21日になって、妻が、このごろみっちゃんのウンチを見たことがないというのです。
自分の記憶では8月18日の朝に見たのが最後のような気がするので、もう4日でていないんです。みっちゃんは、快眠・快便ですから、いままで規則的に1~1.5日の間にウンチするので、こんなこと初めてです。そういえば、夏とはいえ食欲も半分ぐらいになっています。毛玉が詰まっている可能性もあるのかとラキサトーンをなめさせてみました。
8月22日の朝まで、観察してみたのですが、まったくトイレに近づく気配もありませんでした。元気もなんかないような気がして心配です。
そこで
8月22日 獣医さん受診
診察の結果、熱はなく、腸内にはそれほどウンチはたまっていないようで、直腸までウンチがきていないとのこと。
下痢止めのくすりはあるけれど、ウンチを出す薬はないといわれてしまい、途方にくれてしまいました。
心配なんだからなんとかしてよ!!
困った顔をしていると、看護士さんに何やら尋ねています。「そうか、あの薬でいいんだっけ」だって!!
何っ~~!!頼りないなぁ。夏休み期間なのか、いつもの先生ではなく、ちょっとの間、雇われたような先生でしたから、よけいに不安になってきました。
結局、水を飲む量も減っていたので、点滴をして(みっちゃん注射大嫌いなのに、よく我慢しました)、その看護師さんがアドバイスしてくれたシロップ(油のようなねっとりしたもの)をもらって帰りました。あと、おなかのマッサージをするように言われました。
その夜、みっちゃん、薬が効いたのか、マッサージがよかったのか、量は少ないのですがやっとウンチをしてくれました。
これで一安心と思ったら、その日から、また、4日間ウンチが出ずに8月26日になってしまいます。
8月26日 獣医さんに電話
トイレでウンチが出ずに唸っているようなことが無ければ、腸に詰まっているようなことは、無いだろうということで、同じ薬をもらうことにしました。その時、看護士さんから、便秘気味の猫用のドライフードがあると、試供品をもらいました。みっちゃんはロイヤルカナンPhコントロール一本やりですから、食べるかどうか分かりませんが、同じロイヤルカナンの製品なので、一か八か藁にもすがる思いで試してみました。
なんか、美味しそうにポリポリ食べています。形も食べやすそうな形をしていて、喜んでいるようです。シロップのくすりと食餌療法の2面作戦で行こうと思います。
8月28日
外出から帰ってみると(実は心労で首が回らなくなり整形外科に行ってきました)、猫砂が何やらこんもり盛り上がっています。
中を覗いてみると、なんと20センチもある一本〇〇がU字型してかくれていました。こんなの見たの初めてです。
それも、半分にきれいに色分けされていて、宿便と今回食べた部分がはっきりと分かるようなみごとなものでした。
みっちゃんも体が軽くなったのか、動きも軽快で、食欲も出たようです。
今度こそ大丈夫でしょう。今日も15センチぐらいのが出たといって、妻もびっくりしていました。
とくにかく心配かけずに、元気でいて欲しいものです。