テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「虹色の月」3週目

2009-06-19 | タイドラマ
第5話
火事で家と店を失ったラックとゲーオは、おかずの屋台を始めますが、うまくいきません。体調の優れないラックは、ゲーオに「私のことはもういいから、先生と一緒になって」と言うのですが、ゲーオは「あなたが元気になるまでそばにいる」と聞き入れません。一方タワンも学生生活を送りながらアルバイトを頑張ります。苦しい生活を送りながらも、ファーのことを想うとタワンには力がみなぎってくるのでした。

ゲーユンは自分の気持ちを伝えたいと思うのですが、なかなかうまく言葉にできません。そんなとき、ファーから「劇をやるから手伝って欲しい」と頼まれるタワン。はじめは断ったタワンでしたがファーの熱意に押され結局引き受けることに。台本を読んで舞台に立ったタワンの演技に、一同感動します。しかし劇のなかの話とはいえ、結ばれる役を演じるファーとタワンをゲーユンとサシンはひそかに苦々しく思っていました。

「タワンの、君を見る目は普通じゃない。男同士だから分かる」と、タワンを警戒するサシン。一方ファーは「絶対にありえない」と否定します。なおも食い下がるサシンに「もうそんな話するのはやめて」と背を向けてしまいます。ファーに庇われるタワンのことを、サシンはますます憎むように。劇のなかでしかファーに対する想いを叶えられないことは分かっていても、タワンにとっては幸せなひとときでした。

農園で働くようになったラックは、タワンの劇の発表会を観に行きたいとゲーオに相談します。体調の優れないラックを気遣ってゲーオは「行かなくてもタワンには応援してる気持ちが通じるはず」と励ますのですが、ラックは「どうしても行きたい」とゲーオを押し切ります。一方ファーの母親から発表会の招待を受けたオーンは、ファーの相手役がタワンだと知って驚きます。発表会には、芸能関係の仕事をしているリンも来ていました。

劇の練習。男子学生の半袖ってあんまり見なくないですか??

本番前。緊張の収まらないタワンに、ファーは「目を閉じて」と緊張をほぐそうとします。「まぶたに映るのは誰?その人はどんな人?」と問いかけるファー。ファーを思い浮かべ答えるタワンに「その人のことが好きなのね」と微笑むファー。一方客席のオーンは、客席にラットを見つけ驚き、動揺します。自分の捨てた子供が大学に入学しているのではないかと姉に言われたことを思い出し、思わず「ありえない」と声を出してしまいます。

劇は順調に進んでいきます。劇のクライマックス。キスシーンでタワンは本当にファーにキスをしてしまい、動揺したファーは思わずタワンの顔を叩いてしまいます。客席のサシンも激怒。舞台に上がりタワンを殴りつけ、劇はめちゃめちゃに。オーンもタワンを激しく罵りますが、オーンの姿を見てラックはタワンに駆け寄ることができません。舞台袖でただ事態をみているしかできずにいました。

自分を責めずにはいられないタワン。自暴自棄になるタワンに対し、ラックは「過ちを犯さない人はいない。過去は消せないけど、明日を強く生きればいい」と慰めます。そんなふたりの姿を偶然見かけたオーン。「タワンは私が捨てた子供なの?」とラックを問いつめるオーンに、ラックもとうとう本当のことを告げてしまいます。「タワンには言わない」というオーンでしたが、ラックは安心できずにいました。

ファーに誤解を解いてもらおうと声をかけるのですが、ファーからは相手にもされないタワン。傷心のタワンにリンが声をかけてきます。「あなたの舞台を見て、スカウトに来た」というリンの言葉を、タワンは信じることができません。そんなタワンに、リンはファーと仲直りするチャンスを作ります。「どうして友達にあんなことしたの?」と責めるファーに、タワンは自分の気持ちを告白します。

「友達以上に思ってた」・・・そりゃ動揺しますよね。

ファーはタワンのことを本当にただの友達としか思っていないのでしょうか?だとしたら随分罪な女の子だと思いませんか?自分の好きな女の子と、たとえ劇の中だとはいえ結ばれる役を演じることになったタワンに、自制心を保てというほうが無理な話・・・。ここでファーには度量の大きいところを見せて欲しかったですね。そしてとうとうオーンにタワンの存在を知られてしまったラック。「あんなひどい女なら、お母さんだなんて知らないほうがいい」とゲーオも言っていましたけど、タワンがオーンを母だと思う日は来るのでしょうか?そしてオーンのタワンに対する感情はかわるのでしょうか?物語終盤でリンが登場、タワンをスカウトしていましたね。ということは、ついにタワン=スーパースターの物語が始まるわけです。予告でも歌っているシーンがあったりしましたが、とても楽しみです。Bieファンの方にはたまらない展開なのではないでしょうか?!欲を言えば、Bie意外にも(端役でいいから)他のコたち(Rujとか)も出て欲しいなぁ~。願望ですけど。


第6話
ファーと話をする機会を作ってもらったタワン。初めて会ったときからファーを好きだったこと、恋人がいることを知って、あきらめようとしたけど出来なかったこと、ひそかに想っているしかできずにいたけど、バラの花を贈り続けたことなどを告白します。タワンの心からの告白に戸惑いながらも、ファーはタワンに対する誤解を解きます。二人の仲直りが終わったところで、リンは音楽プロデューサーのもとへタワンを連れて行きます。

タワンは事務所と契約を交わし、歌手デビューすることになりました。思いもよらない報告に喜ぶラックとゲーオ。しかしラックは「こんなオカマの父がいるなんて世間に知られたら、タワンの名前に傷がつく」と寂しそうな顔をします。一方ファーは、リンの働く音楽事務所で働くことを両親に相談します。タワンの近くで仕事をするということに、ファーの両親はいい顔をしません。しかしファーは熱心に頼み込みます。

デビューに向けて歌やダンスのレッスンを受けることになったタワン。ある日事務所でサシンとファーに出会います。例の事件のことでサシンに改めて詫びるタワンに対し、ファーの前では許すと言ったサシンでしたが、ファーが去ったあと、トイレでタワンを殴りつけます。「金輪際ファーに近づくな!」とタワンを脅すサシン。リンの事務所で働くことになったファーは、タワンのそんな事情も知らず、タワンを見守り続けます。

オーンは姉に大金を貸していました。「絶対に返せるから」と言われ、しぶしぶながらも貸したわけですが、数日後姉は失踪してしまいます。一方タワンはデビューに向けて熱心に練習をしていました。ある日、会社の社長を紹介されたタワン。どこかで会ったことがあるのにどうしても思い出せませんが、先にタワンを思い出した彼に「あなたラックの息子でしょ?」と言われ、タワンは父の言葉を思い出し思わず否定してしまいます。

TS3時代のBieを思い出し、思わずしみじみしました・・・。

ラックと一緒にショーダンサーをやっていたポーは、音楽事務所の社長になっていました。ラックに電話で「彼のことは信用できるから」と言われ、ようやくポーにだけは自分がタワンの息子であることを打ち明けるタワン。「絶対誰にも言わないわ」というポーの言葉に、タワンも安心します。雑誌の表紙に起用されたタワンは瞬く間に人気者になり、デビューイベントの日、大勢のファンがタワンのステージを観にやって来ます。

タワンのデビューをこころよく思わないオーンとサシン。本番前、サシンはリンとファーが席を外したすきにタワンに近づきます。サシンは「僕らの友情に乾杯しよう」と、お酒の飲めないタワンに無理やり強い酒を進めます。本番がはじまって、気分が悪くなったタワンは歌うどころか立っていることもままならない状態。舞台を途中で降りてしまったタワンに、リンは怒りをあらわしますが、「もう一度だけチャンスをあげる」と許します。

今度は絶対に失敗は許されません。タワンは緊張して気分もすぐれずにいます。そんなとき偶然サシンがファー以外の女性と一緒いるところを見かけます。不審に思いあとをつけるタワンは、サシンの浮気現場を目撃してしまいます。このことをファーに告げるべきかどうかタワンはますます気分が晴れなくなります。そして再びステージに立つタワン。観客が先ほどの失態を忘れてしまうほどのステージに、リンとファーも満足します。

ステージを終え、店をあとにしたタワンとファー。タワンはここでもサシンの浮気現場を目撃してしまいます。ファーに気付かれないよう場所を移動しようとしたタワンですが、ファーはその男性がサシンではないかと確かめようとします。家に戻り、タワンの出演番組を観ていたラックから電話が入ります。気分がすぐれない訳をラックに話すタワン。「ファーには言わないほうがいい」と言うラックの言葉に、タワンはしぶしぶ納得します。

スーパースター、タワンの誕生です!

父親がガトゥーイ、つまり父と自分には血のつながりがないということをまわりに隠すことにしたタワン。果たしてそれで本当にいいのでしょうか?もちろんラックがそれを望まなかったというものありますが、なんだかちょっと残念でしたね。「タワンが大スターになっても、一緒にゴハンくらい食べてくれる?」とタワンに尋ねるゲーユンの気も知らず、「友達なんだから当たり前」と答えるタワン・・・タワンの気持ちを知っているのになんとなく思わせぶりなファーよりも、ゲーユンのほうが可愛げがあると思いませんか?タワンが酔ってステージに立つシーンでは・・・タワンがかわいそうで観るのが辛かったです。その後もファーの前ではタワンにいい顔をしてみせるサシン、本当にイヤな男ですね。それなのにファーを気遣ってサシンをそれとなく庇うタワンが痛々しかったです。サシンとオーンには、胸がスカッとするような天罰を下して欲しいものです。

「Hero 1000 Rak」1週目

2009-06-19 | タイドラマ
第1話
時は近未来。人類は、地球環境の変化や疾病の流行などによって、かつてないほど危機的な状況に直面していました。そんな状況を打破しようと、Dr.コンベットは新人類、すなわちヒーローを人工的に作り出す計画を立てます。しかし「自然の摂理に反している」と学会で賛同を得ることが出来ません。研究所の爆発で瀕死の重傷を負ったDr.は、人造人間を作り出すことの出来る「ナノチップ」という液体を体内に入れ、不死の肉体を手に入れます。

実は爆発のとき、Dr.以外にも重傷を負いながらも命を取り留めた人間がいました。テーンとタイの兄弟です。助け出される際にDr.と同じように「ナノチップ」を体内に注射されたのです。15年後、兄弟はすっかり大人になっていました。温和な性格の兄テーンと、感情のまま動く弟タイ。ある日偶然パレード会場に迷い込んだテーンは、ルンという女性と出会います。ルンを想った瞬間、テーンは今までに感じたことのない胸の痛みを感じます。

パレードは、「NewAsia国」の建国記念式典でした。長官の挨拶が始まります。一方パレードの人並みの中、一緒に楽しんでいたタイは、特殊能力によって白いトラックに隠された爆弾を見つけます。Dr.コンベットはこの「NewAsia国」を自分のものにしようと、自分と同じ特殊能力をもつ人造人間を造り、着々と準備を進めていたのでした。猛スピードで向かってくるトラックに、テーンも気がつきます。

トラックを素手で停め、テーンは逃げ遅れたルンを助けます。そのままトラックに乗り込み走り出すテーン。荷台には爆弾と一緒に弟タイも乗っています。Dr.コンベットの部下リオがテーンの運転するトラックを狙います。式典会場では、同じくDr.コンベットの部下キャットが長官を狙っていました。銃弾も効かず明らかに尋常な人間ではないキャット。テーンはトラックを運河に向かって走らせ、間一髪のところで飛び降ります。

飛んできたナイフも素手でキャッチできます。

話がちょっと難しいですが・・・かなりコレ、おもしろいです。Dr.コンベットの部下は全部で6人いるのですが、全員それぞれに得意分野があって、みんなでDr.を支えているようですね。一方15年前に研究所が爆発したとき、テーンとタイを助けたのはDr.コンベットと同じように研究をしていたペーワーという女性科学者。二人の能力が悪用されないよう尽力してきた様子が伺えます。透視能力や怪力、人並みはずれた跳躍力・・・まだ謎は多いですが。自由奔放な性格のタイと、穏やかで争いを好まないテーン。テーンはルンのことを想うと激しい動悸に襲われるわけですが、このことがテーンの能力を奪うことに繋がっていきそうですね。それにしても、「仮面の騎士」に危険を救われ、恋に落ちる・・・このストーリーは万国共通の乙女な願望なんですね(笑)。


第2話
爆発の衝撃で意識を失ったタイを、テーンは助け出します。母親に連絡し、ほっとしたのかテーンも意識を失ってしまいます。二人が意識を失っている間、母親は兄弟の手当てをします(兄弟は人造人間なのです)。テーンの心臓の働きが悪いことに気付いた母親は、テーンになにが起きたのか探ります。目を覚ましたテーンは、母親から「あなたの心臓は、恋をすると止まってしまう。恋なんてしてはダメ」と言われ愕然とします。

爆弾事件のあった日、逃げ遅れた自分を助けてくれた仮面の人を、ルンは探そうとします。あの日彼が身につけていた「LuckyTeam」というチームロゴを手がかりにルンはテーンのもとに現れます。しかし、恋をすると命を失うと母親から言われているテーンは、ルンに対し「君とは会ったこともないし、話をする理由もない」と冷たく接します。ルンが去ったあと、テーンはふと視線を感じます。あの日の爆弾犯人の一味でした。

追っ手はすぐそばまで迫っていました。ルンを連れてどうにかその場を離れようとするテーン。強引なテーンに抵抗してルンは持っていたフルートを落としてしまいます。テーンから離れ一人でフルートを取りに戻ったルンは、犯人グループの一人フィニックの特殊能力によって眠らされてしまいます。連れ去られたルンを追いかけたテーンでしたが、助けようとした瞬間、例の動悸に襲われ動けなくなってしまいます。

間一髪のところでルンを助けたのは、テーンの弟タイでした。タイの姿を見て、犯人グループの一人キャットは、なぜか今までにない不思議な感情を持ちます。病院でルンを診察した医師は、テーンとタイの母親でした。ルンの様子から、息子達と同じような特殊能力を持つもののしわざではないかと直感します。一方テーンは、タイがルンを助けたこと、ルンがタイを「ヒーロー」と呼んだことに対しショックをうけます。

Dr.コンベットの研究所。一同勢ぞろいです。

いわゆる普通の人間ではないテーンとタイ。身体能力は普通の人間より優れているけれど、人造人間にはそもそも「心」や「感情」というものがないのです。人間の遺伝子が半分は入っているテーンとタイは、そのあたりが不完全なのでしょう。だからテーンは恋をすると心臓が止まってしまうわけですね。「恋なんてしても辛いだけ」とつぶやく母親も、かつては恋をし、そしてその恋は叶わなかったのです。一方自分を助けてくれたテーンにひそかな恋心を抱いているルン。ルンを愛おしく思うほど自分の命が脅かされるテーンは、ルンに近づくことができません。それなのに奔放なタイはルンを助け、ルンにヒーローと呼ばれ、まさに「おいしいとこ取り」状態。さらにタイは、敵であるキャットの心をも掴んでしまったようです。キャットの、名前の通り猫っぽい動きがカワイイです。