テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

丁寧に話すことと慇懃無礼な態度

2006-03-02 | 介護職

昨日もすこし触れましたが、介護福祉士実技試験・・・難しそうです

ポイントは「事前に『これから何をするか』を利用者に分かりやすく伝えること」「丁寧で簡潔な言葉掛けを行うこと」「健側、患側を間違えないこと」「残存機能を生かした介護を行うこと」・・・などなど。まぁ普段やっていることばかりなのですが・・・。

きっと試験ではあまり重要視されないことなんでしょうけど、私が今とても気になっているのは「利用者に対する言葉遣い」です。

うちの職場では、職員同士も敬語で話すようにしていますが、なにか業務を頼むとき、「○○をしてもらってもいいですか?」と言うのです

これって、職員同士で使うのに変じゃないだろうか、いや、敬語として正しいのでしょうか

そんな回りくどくいわなくても、「して頂けますか」「してもらえますか」でいいと思うのですけど・・・「してもらってもいいですか」って、正しい日本語ですか?

これを利用者に言うとしたら、たとえば「靴をはいてもらってもいいですか?」となるのですけど・・・おかしくないですか?!うまく説明できないのですが、「靴をはいていただけませんか」もしくは「靴をはきませんか」でいいと思うのですよ。命令調がだめなら「靴をはきましょう」とか。「してもらってもいいですか」は、ぱっと聞いた感じ丁寧には聞こえるのですが、そこに敬意がないように感じるんですよね・・・。ただ自分の言い方が丁寧、って。京都弁では、「~しはる」とよく言いますが、これは敬意を表したり、目上のひとの言動に対して言うだけでなく、自分の言葉を丁寧に聞かせるために言うのですが、なんだかそれに近いような気がします。

もちろん試験では、そんなことよりも基本的な介護の姿勢を見ているのでしょうけど、なんだかいちど気になると、頭からはなれなくて・・・。やはり介護職たるもの、お年寄りには敬意をもって会話をしないといけないのではないかなぁ・・・と思いますし・・・

う~ん、やっぱりよく分からない・・・現役バリバリ日本語教師のmeewさん、ほんとのところ、どうでしょう?どんな言い方を心がければ、正しく美しく、敬意を表現できるのでしょうか。教えてください!