DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

牛肉事典 ④

2011-09-20 15:13:57 | Weblog

皆様こんにちは...

正に、暑さ寒さも彼岸まで ですネ

昨日は午後から急に涼しくなり、久々に爽やかな空気でした

日曜日の夜のNHKの特番・宇宙からの地球の生放送は

本当に感動物でした 地球を大切に・・・・・ と

さて いよいよ多くの方がお知りになりたい

牛肉の格付けについてです

A 肉質の基準は4項目の判定し、5段階に区別されます

① 脂肪交雑 いわゆるサシで12の基準 (B・M・S)

 №1    №2   №3・4  №5・6・7   №8・9・10・11・12

一等級  二等級  三等級  四等級        五等級

② 牛肉色基準 (B・C・S)

 7個の牛肉色基準で肉の色沢を肉眼で判断

③ 肉の締り及びきめ

④脂肪の色沢と質 (B・F・S)

 上記四項目を元に肉質等級を決めます

B 歩留り等級

  枝肉の重量や決められた部分を測定して、公式による数値により区分

 A(標準より良い) B(標準) C(標準より劣る)

 例えば   「B 3」  と表示は

     歩留り等級も肉質等級も標準  となります

     皆様が良く見たり聞いたりするところでしょうか

食肉市場で競りにかけられる時には

一頭づつ次の表示がされます

ロース面積  バラ率  BMS  BCS

    87     9.2   12  3

品種      黒毛和種×黒毛和種

和   牛

             A 5         1.0頭

三  重

 

競りにかかる前に牛さんはラインの上で待機してますので

自身の目でチェックするのが一番のポイントでしょうか

鮪の尾が切れている様に

リブロースの所で枝肉に切れ目が有り

それを、ライトを当てて肉質チェックするのです

用途により選ぶ肉質は異なるのでしょうが

良いお肉は芸術的だと思います

地球の文化はしっかり守る義務が有ると思います