髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

チケット開封の儀

2012-01-21 | 儀式
私が初めて参加する『キリンチューハイ 氷結 Presents Perfume 3rd Tour 「JPN」』の1月29日さいたまスーパーアリーナ公演のチケットが到着した。
このブログの読者であれば、チケットが到着してすぐにバリバリと封筒を破いて開封する、などと無粋で素人丸出しなことをする人は少ないと思う。
しかし私はすぐに封筒をバリバリと破いて開封した。
これは、古代メソポタミア文明から伝わるチケット開封の作法「粘膜粒子吸い」(ねんまくりゅうしずい)という奥義だ。
チケットが入った封筒の中に充満している「ココロの粒子」が外気に拡散する前に、鼻の穴の粘膜から粒子を吸い取り、その作用によってチケットの座席を良番に近づける方法である。
業界では略して「ずい」と呼ばれている。

用意するのは、粒子を漏れなく吸い取るためのガラスや鏡、粒子を吸い込みやすいように細かく砕くためのカード、粒子を吸い取るストローの3つだ。
周囲に警察などがウロウロしていると面倒なので、キッチリ外を確認しておこう。

まず全裸になり、チケットの入った封筒をガラスのテーブルの上に静かに置く。
そして、 粒子が拡散しないように気をつけてゆっくりと封筒を開き、ガラスの上に粒子を出す。
そして粒子をカードで細かく砕き、ストローを当てて、一気に鼻から吸い込む。
その後に鼻をズッ、ズッとすすりながら鼻の頭を親指か人差し指でこするとそれっぽくなるのでやってみよう。
慣れてくると、粒子を手の甲に置いてシュッと吸い込む事が出来るようになる。
そして数分の後に、お花畑の向こうのステージに上がった3人の姿が目の前に見えてくる。
ちょうど「ぐるぐるゆー」をやっているシーンだ。
かしゆかが「ゆー!ゆー!」と叫びながら腰に構えたマシンガンであなたを連射している。
弾丸が脳内を通過する感覚を味わいながら、あなたはとてつもない多幸感に襲われているだろう。
「多幸以上の言葉があればいいのに…」と、あなたの脳内に言葉が浮かんだら、その瞬間に「かしゆか好きッスのっちのち!あ~ちゃんあ~ちゃんぴったんこー!」と叫び、「命!」のポーズを取ってガラスのテーブルに向かって頭から倒れこむ。

これで「ココロの粒子」は、完全にあなたの体内に吸収された。
この状態で白目をむきながらチケットの入った封筒をバリバリと破こう。
「ココロの粒子」 を吸い込んで小宇宙(コスモ)が高まったので、チケットの座席番号は必ず良番になっているはずだ。

私はこの「粘膜粒子吸い」の秘技で、さいたまスーパーアリーナ公演2日目の200レベル、かしゆかサイドのチケットを手に入れた。けっこう斜めの座席だよ。
ぜひ、皆さんもこの方法でチケットの良番をゲットして、ツアーを思いきり楽しんで欲しい。

結論。
かしゆか好きッス!
コメント (13)
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機能がカタチになったのがPerfumeの3人の姿だ

2012-01-18 | Perfume
と言うワケで1月14日から4月21日まで、神戸を皮切りに“キリンチューハイ 氷結 Presents Perfume 3rd Tour 「JPN」”がスタートしているのだが、私は1月29日のさいたまスーパーアリーナ公演に行くまでツアーのネタバレを回避したいので、インターネッツやTwitter上の活動を自粛している。

Perfumeの公式HPでも、曲順などのネタバレ掲載の自粛を求めているが、インターネッツに住んでいる人はともかく「速報」というものが好きなので、親切心からだろうが見聞きしたものをすべて詳細に書き込んでくれる人がいる。
自粛を呼びかけるよりも、ネタバレを見聞きしたくない人が離れるのが妥当だろう(ちなみに武道館公演の時の2ちゃんねるでは、「開演時、フェイクの3人がステージに現れて、本物の3人が中央の円形ステージの下から登場する」と言うネタバレは、あ~ちゃんの言いつけを全員が守り、一切流れなかった)。

それにしても。

インターネッツ上には、本当に不思議な人たちが存在する。

ちょっと前の話しだが、Twitterの女性フォロワーさんから(今はフォローしていない。ひょっとしたら知り合いかもしれないが)「私、いま初めてPerfumeをテレビで見たんですけど、3人とも太ってて身体のバランスが悪いですね」と言われた。

「私はそうは思わないし、わざわざファンに向かってそう言うのは失礼だと思いますよ」

と返信した。

誰に向かってリプライしてんだよこのど阿呆が!という気持ちを抑えて。

恐らくその人は、他のアイドルグループやグラビアアイドルと比較して、Perfumeの3人が太って見えたのだろうと思う。
私は何度もここに書いているが、Perfume以外のアイドルグループをまったく知らないし、ちゃんと見た事もないので(そう言えば以前にNHK「ミュージックジャパン」の収録に行った時に、10組くらいの女性アイドルグループのダンスパフォーマンスを目の前で見たが「おお!細っそい」と思った)Perfumeの3人が太っているように感じる事はない。
と言うよりも、3人とも華奢に見えながらもしっかりと筋肉のついた身体つきをしているので、トップアスリートの身体を見るように、機能に満ちた逞しさを感じるほどだ。

他のアイドルグループを知らないで書くのもどうかと思うが、Perfumeはグラビア雑誌や漫画雑誌に裸体に近い格好で収まったり、テレビで笑顔をふりまいたりして輝く存在ではない。

額に飾って眺めるような要素はかしゆかの太ももだけである。
毎回書いているような気がするが、あくまでもPerfumeの主戦場はライブだ。土を耕すトラクターのように、道は3人の躍動の跡に残る。
それ故に、Perfumeの初の写真集「Perfume Portfolio」を見た時には、まるでアイドルのような装いの3人のイメージショットの多さに、若干の違和感を感じながらもかしゆかを中心に1ページずつペロペロと舐めた。
しかし、次に発売されたライブ写真集「Perfume Livefolio」や「Perfume LIVE@東京ドーム12345678910」は、3人の躍動する姿が収録されていて、感動しながらも1ページずつぺろんぺろんと丹念に舐めた(かしゆかを中心に)。
私が特に感心したのは、3人のリハーサルや舞台裏での姿だ。
まさにトップアスリート(競技者の頂点)の舞台裏を見たような気がした。

普段は天使と噛みさまと小悪魔だが、一度ステージに立てば、冷酷無比な舞踏機械のようなパフォーマンスを見せる3人娘。
Perfumeの魅力は、我々ファンが3人と共に冒険して、新しい世界に旅をして、新しい景色を見る楽しさにある。
ステージ上で熱いオーディエンスと共に躍動してこそPerfumeの魅力は加速度を増す。
そのための機能が集中的に特化され、実装されたのが3人の美しい身体なのだ(かしゆかの太ももを中心に)。
機能がカタチになったのがPerfumeの3人の姿である。

額に飾って眺めたいのなら、他を当たれってことだ。

結論。
かしゆか好きっス!

1月29日のさいたまスーパーアリーナ公演が待ちきれなくて、ドーム公演のDVDを見ようとしたらDVDプレイヤーが故障した。
これは神の指令としか考えられない。
DVDの盤面をぺろぺろしながら1月29日を待つ事にする。

コメント (16)
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アルバム「JPN」に足りないもの。それはお前だ。

2012-01-01 | Perfume
前のアルバム「トライアングル」の時にも同じことを書いたと思う。
Perfumeの新しい作品には必ずついて回る話しだし、皆さんもご存知のことだろうと思う。
しかし、コメント欄で「赤い狐さん」に指摘されてハッ!としたし、書いておこうかと思った。

Perfumeの音楽作品はすべて「未完成」でリリースされる。
言ってみれば「新車で納品されたバイク」に近いものだろう。
オイルが回ったばかりのエンジンはギアのかみ合いがぶつかり合い、熱せられていない鉄の部分は高温で膨張と縮小を繰り返す。オーナーは慎重な運転を心がけて、数ヶ月に渡ってエンジンの慣らしをしてから「アタリ」をつけて行く。
そこでバイクは初めてオーナーのための「世界で一台だけのバイク」になる(もちろん、そこからもずっとチューニングを繰り返した後に、かけがえのない「愛車」に仕上がる)。

Perfumeのアルバム「JPN」も同じく、それぞれのオーナーが作品にオイルを注入してチューニングする必要がある。しっかりと聴き込むと、楽曲の味わいがじわじわと溢れ出してくる。
聴く場所や聴くための装置、気温や時間が違えば楽曲から感じられる雰囲気もまた違ってくるだろう。
自分がオイルになって楽曲の中に入り込んでいくような感覚だ。

そして、アルバム「JPN」を完成させるために、重要な「仕上げ」がある。

それは、1月から始まる「JPNツアーに参加すること」だ。

Perfumeの音楽作品は、観客の熱狂と声援、熱い想いや喜び、怒り、哀しさ、楽しさを全身に受けて3人がダンスパフォーマンスを披露することによって、初めて「完成」するのだ。
もしも、アルバムやシングルやテレビでしかPerfumeを聴いたり見たりしたことがなければ、それはPerfumeのほんの一部分でしかない。
ライブに参加すれば、いや、のっちメンバー曰く「ライブをしに来れば」、アルバム「JPN」はあなたの中で完成する。しかも、1,000人の観客がいれば1,000人分の、1万人の観客がいれば1万人分の「JPN」が完成するのだ。

私は、埼玉、新潟、名古屋、静岡、愛媛、北海道とツアーをやりに行き、「JPN」を仕上げようと思う。
Perfumeの主戦場は「ライブ」だ。

アルバム「JPN」に足りないもの。それはお前だ。

結論。
かしゆか好きっス!
コメント (14)
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