ネットで防寒関連の検索をしていくと、必ずぶち当たるのがこれ。
「ハクキンカイロ」
私が幼かった頃、父親が通勤時に使用していたのが、ベンジンの独特な臭いとともに、うっすらと記憶にある。
バイクの防寒も、着込むだけ着込んだら、いよいよ発熱するもの…ホッカイロでも貼るかなあ、と思っていた矢先だった。
あまりにも懐かしいのと、販売してから80年もの間売れ続けるロングライフデザイン(若干の変化はあるようだが)、ホッカイロの13倍の発熱量に惹かれて、速攻で購入することに決めた。
使い捨てではなくて、燃料であるベンジンを消費するだけなので、流行りの言葉だが、エコだ。
「さてはて、どこで売っているのかな~?」
と、ハクキンカイロのHPを見てみるが、どこにも販売している場所の説明はない。
オンライン販売をしているようだが、「発送までに10日間ほどお時間をいただいております」との説明が…。
受注生産でもあるまいし、なんで10日もかかるんだろう??
仕方なく、ネットで販売店を探すことに…。
しかし、正確な販売場所の特定には至らなかった!
確実に「ここで売っています!」という情報がなかった。
ほぼ「ハクキンカイロ目撃情報」といってもいいくらいのレベルだ。
薬局やホームセンターをしらみ潰しに当たって行けば良いのだろうが、時間がない。
仕方なくオンライン販売で注文する事にした。
これもネット上でのウワサだが、10日で商品が到着することは稀であるらしい。3週間は見た方が良いらしい。
発注したのが12月15日。まあ年内に届けば御の字かな。
ところが、驚くべきことに12月22日に商品が到着した。
素晴らしい!発注して7日で商品が届いたぞ!ハクキンよく頑張ったぞ!
ハクキンカイロ本体に、給油用のキャップ、カイロを入れる袋がついている。
私はこれと別に、専用ベンジン、専用ハクキンベルトも注文していた。
予想していたことだが、とてつもなく可愛い。
私が注文したのは「ピーコック」と呼ばれるスタンダードモデルで、放熱のための穴が「孔雀」のカタチに空いている。
構造はZIPPOのライターとまったく同じで、ベンジンを本体の中の綿に染み込ませてライターで着火して使う。
しかしライターと違うのは、ベンジン自体が燃えるのではなく、ベンジンが気化するガスがプラチナ触媒と接触して熱が発生するところである。
ベンジンを入れて、火口をかぶせてライターでちょっと炙る。
すると、火口がほんのりと暖かくなる。耳を近づけるとかすかに「シュ~」というガスが気化する音が聞こえる。
フタを閉めて、数分待つと全体が暖かくなり、しまいには素手で持てなくなるほどに熱くなる。
それを、専用の袋に入れて準備完了!
腰の部分に固定したいので、ハクキンベルトに入れて、腰に巻き付ける。
あ~しみじみとした暖かさが伝わってくる~。
ハクキンカイロは、燃料であるベンジンも重要だが、それ以上に重要な燃料は「空気」だ。
仕事で使ってみて感じたのだが、圧迫される部分に使うと、空気の供給が減って発熱量が下がる。
逆に空気の供給が豊富な部分に使うと、発熱しすぎて熱くなる。
とりあえず先週の日曜日に、ハクキンカイロの性能を試すために山中湖に行った。
大垂水峠で気温は4℃、山中湖は6℃と、正直に言って極寒ではなかったが、背中はスンゲー暖かい。
全身で寒風を受けて走るので、さすがに寒さは感じるが、「背中に発熱するものがある」という安心感がある。
この安心感だけでもかなり効果がある。購入して良かった。
ただ一つ難点なのは、燃料のベンジンがやや臭うところか。
個人的には好きな臭いなんだけど。
「ハクキンカイロ」
私が幼かった頃、父親が通勤時に使用していたのが、ベンジンの独特な臭いとともに、うっすらと記憶にある。
バイクの防寒も、着込むだけ着込んだら、いよいよ発熱するもの…ホッカイロでも貼るかなあ、と思っていた矢先だった。
あまりにも懐かしいのと、販売してから80年もの間売れ続けるロングライフデザイン(若干の変化はあるようだが)、ホッカイロの13倍の発熱量に惹かれて、速攻で購入することに決めた。
使い捨てではなくて、燃料であるベンジンを消費するだけなので、流行りの言葉だが、エコだ。
「さてはて、どこで売っているのかな~?」
と、ハクキンカイロのHPを見てみるが、どこにも販売している場所の説明はない。
オンライン販売をしているようだが、「発送までに10日間ほどお時間をいただいております」との説明が…。
受注生産でもあるまいし、なんで10日もかかるんだろう??
仕方なく、ネットで販売店を探すことに…。
しかし、正確な販売場所の特定には至らなかった!
確実に「ここで売っています!」という情報がなかった。
ほぼ「ハクキンカイロ目撃情報」といってもいいくらいのレベルだ。
薬局やホームセンターをしらみ潰しに当たって行けば良いのだろうが、時間がない。
仕方なくオンライン販売で注文する事にした。
これもネット上でのウワサだが、10日で商品が到着することは稀であるらしい。3週間は見た方が良いらしい。
発注したのが12月15日。まあ年内に届けば御の字かな。
ところが、驚くべきことに12月22日に商品が到着した。
素晴らしい!発注して7日で商品が届いたぞ!ハクキンよく頑張ったぞ!
ハクキンカイロ本体に、給油用のキャップ、カイロを入れる袋がついている。
私はこれと別に、専用ベンジン、専用ハクキンベルトも注文していた。
予想していたことだが、とてつもなく可愛い。
私が注文したのは「ピーコック」と呼ばれるスタンダードモデルで、放熱のための穴が「孔雀」のカタチに空いている。
構造はZIPPOのライターとまったく同じで、ベンジンを本体の中の綿に染み込ませてライターで着火して使う。
しかしライターと違うのは、ベンジン自体が燃えるのではなく、ベンジンが気化するガスがプラチナ触媒と接触して熱が発生するところである。
ベンジンを入れて、火口をかぶせてライターでちょっと炙る。
すると、火口がほんのりと暖かくなる。耳を近づけるとかすかに「シュ~」というガスが気化する音が聞こえる。
フタを閉めて、数分待つと全体が暖かくなり、しまいには素手で持てなくなるほどに熱くなる。
それを、専用の袋に入れて準備完了!
腰の部分に固定したいので、ハクキンベルトに入れて、腰に巻き付ける。
あ~しみじみとした暖かさが伝わってくる~。
ハクキンカイロは、燃料であるベンジンも重要だが、それ以上に重要な燃料は「空気」だ。
仕事で使ってみて感じたのだが、圧迫される部分に使うと、空気の供給が減って発熱量が下がる。
逆に空気の供給が豊富な部分に使うと、発熱しすぎて熱くなる。
とりあえず先週の日曜日に、ハクキンカイロの性能を試すために山中湖に行った。
大垂水峠で気温は4℃、山中湖は6℃と、正直に言って極寒ではなかったが、背中はスンゲー暖かい。
全身で寒風を受けて走るので、さすがに寒さは感じるが、「背中に発熱するものがある」という安心感がある。
この安心感だけでもかなり効果がある。購入して良かった。
ただ一つ難点なのは、燃料のベンジンがやや臭うところか。
個人的には好きな臭いなんだけど。