髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

抱っこ抱っこ! 抱っこっこ〜♪

2016-07-31 | 3歳児
どこの3歳児も同じだと思うが、ともかく我が家の長男は抱っこを要求する(最近は次男も加わりました)。

一歩でも外に出ると「抱っこ抱っこ抱っこ抱っこ!」と駄々をこね、結局一日中抱っこして歩いていたりする。

抱っこ回避策としてベビーカーを持って行っても、結局は抱っこしてしまうことも多かったため、我が家では抱っこを回避するのではなく、抱っこに寄り添い、あえて抱っこに密着する戦法に変えた。

すなわち

「パパ筋トレ作戦」

である。

元々パパは闇の世界で生きた時間が長く、今で言うところの「ブラック企業」を渡り歩いてきたので、チカラ仕事は得意な方。
しかし、ここ最近はデスク仕事がほとんどになり、体力の減退が著しくなり、腹も出てきてちょっとどうしようかなーと考えていたところだった。駅の階段がとても辛い。
次男も生まれたため、あと数年は「抱っこ抱っこ抱っこ抱っこ!」攻撃が続くことが予想される。
それに、保育園に送りに行けば、周りはバンプオブチキンや3代目エグザイルブラザースやインティライムナオトのような若い、エネルギーに満ち溢れたパパばかりである。

この差を埋めるには、パパが生まれ変わるしかない。

そう思い、京王線の各駅停車しか停まらない駅のホームで、準特急が通過する寸前に線路に飛び込むような気持ちで腕立て伏せを始めた。

結果としては上々で、毎日腕立て(30〜50回)と腹筋(30〜50回)しかしてないのに、1ヶ月もしないうちに明らかに上半身は息子を運搬するに耐える筋力に成長した。

現在の長男がどれくらいの重さなのかは分からない(たぶん15キロくらい)。
しかし、そこそこ長い時間抱っこをしていても疲れなくなった。

そして問題の解決は新たな問題を引き連れてくるので、次は足腰の弱さが気になるようになった。

こうなればもう走るか泳ぐしかなさそうだ…。
こうしてパパは年老いても進化し続けるのである。
言うまでもなく息子も毎日バージョンアップしてパパを攻めてくる。

今までは「抱っこ抱っこ抱っこ抱っこ!」と単調だった抱っこアピールが

「抱っこ抱っこ! 抱っこっこ〜♪」

に変化したのだ。

この変化球は鋭い。
こう頼まれると断れない…。



乗り物が大好きなくせに電車やバスに乗るとすぐに寝る長男。もちろん自転車に乗ってもすぐ爆睡。
※ゴーグルはこの日に買ったもので、嬉しくて装着していたもの。毎時装着している訳ではありません。
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我が家の監督

2016-07-01 | 3歳児
ここ最近の長男(3歳)の監督っぷりが微笑ましい。

先日は朝早くに顔を叩かれて起きると

「ねえパパ!ママをマッサージしてあげて!早く!」

と命じられ、早朝からママの肩もみをさせられた。

たぶん、ママを叩いて起こしたら「疲れた〜」とか言ったのだと思う。
そこから判断して、自分ではママの疲労を回復する手段を持たないと長男は判断し、私を叩き起こすことを思いついたのだと思う。
長男的にはママの早期回復が我が家の戦力向上、すなわち自分への待遇向上に繋がると確信しているのだ。
実に正しい判断である。

家族で旅行に出かければ、常時家族全員が揃っているかを確認するし、電車に乗って外を眺めている長男の写真を撮ろうと嫁さんがホームに降りると「なんで外に出てるんだ!早く中に入れ!ていうかなんでお前が監視してないんだ!」と私がきつく睨まれた。
まあ肩のチカラ抜けよ、と言いたいところだけど、長男にとっての絶対的な守護神が我々夫婦であり、それらが失われることは即自分の生命に関わることなので、ナーバスになっているのだろう(笑)。

長男が私の自転車に乗って、ママと2台の自転車で出かけるときも、常にママの自転車が視界に入っていないと不安になるらしく、減速するかママを先行させろと強く要求してくる。
そして、過去にママの帽子が風で飛んだことがトラウマになっているらしく、パパもママも自転車に乗る際は脱帽を命じられる。
心配性な監督である。

先日、夜に帰宅したら長男を起こしてしまい、リビングルームで2人で遊んでいたら、長男が「パパはもうお風呂に入ったの?」と聞いてきたので「君が寝ないとパパはお風呂に入れないんだよ」と言ったら、ふーんと聞き流されて、それから1時間半くらい長男とトミカで遊んだ。

それから長男が眠たくなってきたと言うので、もう風呂は明日の朝に入るかと決意して寝室へ連れて行くと

「パパ、もう太郎ちゃんは寝るから、お風呂へ行ってもいいよ」

と告げられた。

自己中心的で、もうパパがお風呂に入れなかったことなんてすっかり忘れてるだろうなと思っていたら、しっかり記憶していた。

その後、いや、パパはもう明日お風呂に入るからいいよ、いやいや、今こそお風呂に行ってくださいよパパ、いいえいいえ、もういいんです、明日入ることにしましたから、いやいやそんなことおっしゃらずに行ってくださいよパパ

というやりとりを長男と繰り広げた。

3歳にして気遣いもできる我が家の監督である。



アイスを味わうよりもママの位置確認に余念のない監督。
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