髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

「Perfumeの掟」の下に横たわるもの

2011-02-26 | Perfume
2月24日の「Perfume LOCKS!」(3人オススメのK-POP特集)を聴いて、ちょっと前から引っかかっていることを思い出した。

Perfumeの3人は、テレビドラマや漫画や芸人やK-POPなどに異常に詳しい。
「Perfume LOCKS!」では、楽しそうにキャッキャとK-POPを紹介してくれたし、雑誌などを見ても、多くのテレビドラマをしっかり見ていることが分かる。それに加えてかしゆかはかなりのゲーマーらしい。
ストレートな感想として「よくそんなに時間があるな」と感じる。

Perfumeはアイドルかアーティストか?という議論が時々わき上がるが、Perfumeを楽しめるのであれば、それはどっちでもいいと思う。
しかし、上記のことを考えると、Perfumeはやっぱりアイドルなのだろうかとも思える。

以前にも書いたが、私は、Perfumeは「役者」に近いと思っている。
役者としてのトレーニングを完璧に積んでいる3人が、キャッキャと笑いながらテレビドラマなどの話しをしていて、いざ自身の表現活動になると、表現の仕込みを完璧に積んでいる大人(MIKIKO先生や中田ヤスタカ氏など)が出てきて、我々が息を飲むようなパフォーマンスを見せてくれる。

MIKIKO先生が施す演出を表現するために、ギリギリまで鍛え上げられた「役者」。
それは、クイックジャパン75号「第4のPerfumeたち」でのMIKIKO先生の、「(幼い頃から鍛え上げてきたので)やればここまでできる」という言葉に集約されていると思う。
なので、彼女たち役者自身は表現を出力するための「仕込み」はしているが、表現を入力するための「仕込み」はしていないのかも知れない(もちろん、3人はどん欲に色々なものを吸収しているとは思いますよ)。
言わば、表現活動をしなければ「普通の女の子」だ。

クイックジャパン75号によると、初代の「Perfumeの掟」は、MIKIKO先生がニューヨークにいる頃に企画されたものだという。
「普段の振りとは違った、実はこんなのもできるっていうのも見せたかった」と言っているが、そこがPerfumeが現在のポジションを迎える大きな分岐だったのではないかと想像する。

Perfumeのダンスパフォーマンスの大きな特徴として「笑わない」というものがあると思う。
「笑わない」というよりも「表情がない」。
GAMEツアーの一曲目の「GAME」で登場した3人は、無表情を通り越して「怒りの表情」にすら見えた。
MIKIKO先生に仕込まれていない、他のダンスグループがこれを真似すると、たぶん単純に「カッコいい」ダンスになるのではないかと思う。

緻密で正確な動作を繰り返す、機械のようなダンス。そして生の声も聴こえない。
血の気を感じさせない白い女の子が、表情もなくプログラムに沿って踊り続ける。

もうまさしくこれは「大人に操られるロボット、操り人形」だと思う。
ひょっとすると、これが本当の意味の「アイドル」というものなのかも知れない。
ずっとPerfumeの演出につきまとう「冷たさ」「無機質な雰囲気」「近寄りがたさ」「恐怖」のようなものが、今回の東京ドームで披露された「Perfumeの掟」にも十分に反映されていると感じた。

と、そう考察させておいて、上に書いたようにギャーギャー笑いながらK-POPを紹介する3人組。
「ジェニーはご機嫌ななめ」や「Perfume」でキャッキャと心底楽しそうに振る舞う天使や小悪魔や噛みさま。
その「生身の感覚」「ほがらかな感覚」が「Perfumeの掟」で披露されるクールで誰にも似ていない存在感の下に横たわり、より表現する意味を鮮烈にしているのだろうと感じた。

このギャップがPerfumeの特異な点だと思うし、面白さなんだと、最近はつくづくと思う。

先日、Perfumeファンの方と飲んだ時、私が「Perfumeはロックでパンクだ!」と言うと、ジャズ畑出身のその方は「いや、Perfumeはジャズだ!」と言っていた。
その人が受け止める角度によって、虹色のように幅広く光るのがPerfumeの魅力なのだと再認識した。
やはり、好きな人の数だけ、好きなPerfumeがあるのだよなあ、と感じた。

結論。
かしゆか好きっス!
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Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」見たよかしゆか。

2011-02-23 | Perfume
※Perfumeの東京ドームDVDのネタバレが書かれています。まだ見ていない方はご注意くださいませ。


『結成10周年、メジャーデビュー5周年記念!Perfume LIVE @東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」』

を、やっと見終えた。
いや、初回限定盤に含まれる「Perfume-あ~ちゃんver.-」と「「Perfume-のっちver.-」を見ていないので、全てを見たとは言えない。しかし、圧倒的な情報量である。
「ちょっと時間あるから見るか」と言った軽いモノではなく、「このDVDを見るために一週間前から準備しました!」と言うくらいの「気合い」がなくては見れない。

[DISC1]
GISHIKI
シークレットシークレット
不自然なガール
GAME
ワンルーム・ディスコ
ナチュラルに恋して
love the world
I still love U
575
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
Perfumeの掟
VOICE
コンピューターシティ
エレクトロ・ワールド
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
Dream Fighter
「P.T.A.」のコーナー
ジェニーはご機嫌ななめ
(コンピューター・ドライビング Intro)~Perfume
チョコレイト・ディスコ
Puppy love
wonder2
ねぇ
ポリリズム

[DISC 2]
Perfumeの掟 -マルチアングル-
ねぇ -マルチ画面-
Perfume -あ~ちゃんVer.-
Perfume -かしゆかVer.-
Perfume -のっちVer.-
575 -東京ドーム Special Video Clip-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 -東京ドーム Original Ver.-
鳩 (主音声/副音声)

全編を通すと、191分にもおよぶ。
本編だけでも2時間半近くあるが、その時間を感じさせない不思議なDVDだ。「Perfumeの主戦場はLIVEにあり!」というキャッチコピーを考えたが、まさにそれを裏付けるような、お茶の間などでは見られない、本当のPerfumeの姿が収録されている。

また、このブログを書こうとしてモタモタしている間に、このDVDが約7万枚を売り上げ、オリコンのウィークリーチャートで1位を記録し、女性グループの歴代DVD首位獲得数でトップに輝いたそうだ。
まさに「Perfumeの主戦場はLIVEにあり!」ということが世間にも浸透してきたようで、素晴らしいことだと思う。

私がインタビューした範囲だと、やはりPerfumeの魅力に引きずり込まれるのは、ライヴ映像を見たから、という人が多い。
このDVDは、先日WOWOWにて放送された映像とかぶる場面が多いが、WOWOWではカットされた「Perfumeの掟」と「575」が収録されていて、当日のセットリストは完璧に再現されている(ペプシのCMで使われた「Lovefool」は残念ながらカット)。

この「Perfumeの掟」が凄まじかった。
この映像を見て、新たにPerfumeの魅力に引きずり込まれる人が多数出ることは必至だ。


GISHIKI

Disc1は、挿入して再生した2秒後に涙腺を刺激される。
5万人が3人を待ちわびる大歓声を背後に、3人が輪になって「気合い入れ」をしている裏舞台からスタートする。
この公演で3人をバックアップするスタッフさんや大人たちは数百人規模でいるだろうが、最終的にはこの3人にすべてがのしかかってくる。客席にいる5万人分の期待も。
ここではリアルな女子大学生の3人だが、直後には圧倒的な迫力で5万人をねじ伏せるエネルギーを放つ。

「入り口は違うけど、繋がっとるよ!」
あ~ちゃんの声と共に、3人は肩を叩いて励まし合う。

ここに映し出されている3人の女の子だけが、10年もの間、Perfumeにその人生の半分を捧げてきた。
ここまで来るのには、相当の迷いや苦しみがあったと思う。しかし、それは間違いではなかった。
そして、これからの人生も、3人はPerfumeに身を捧げる。

3人の迷いのない真っすぐな視線と、自信に満ちた表情が美しい。
これからの11年目も、Perfumeは力強く前進するのだという、これ以上ない嬉しい意思表示だと感じられた。
Perfumeは死なないし、消えない。


シークレットシークレット

荘厳な儀式を終えて、ここからギアが下がり一気に加速する。
このDVDは、Perfumeの3人が監修したとのこと。
それ故に、全体的にダンスパフォーマンスの「良いところ」「ここがカッコいい!」という部分ががしっかり見ることができる。
全体的な印象だが、前回の「直角二等辺三角形TOUR」DVDと比較して、「引き」の映像が多いので、3人のコンビネーションをじっくりと見ることができる。

分からない人にはまったく分からないが

イントロ直後の「あ~ちゃんバックステップ」
それはほら気のせいでしょう~♪の直後の「3人で腕をビシッとクロスさせるポーズ」
ウソついた~君はいつでもシークレット♪の「センターに残ったのっちだけが首カックン」
それは運命なんだね~♪の「ネコのポーズ」

などがカッコいい。
個人的には、最後のサビの繰り返しの「かしゆか三歩前へ」が収録されていなかったのが残念だ。
ブラックライトに照らされる衣装が美しい。


不自然なガール

両手を大きく動かす振り付けが、大きな会場にふさわしい。
当日は、バルコニー席の自分にもこの振り付けは大きく見えた。
シリアスな演技なのに、まずはあ~ちゃんだけ笑顔が解禁される。
特に、後ろに振り返った時にニコッと笑うのが危険だ。あ~ちゃんと結婚したい。

かしゆかの右手が不自然な場所にあるポーズもばっちり収録!


GAME

明らかに前半の「山場」。
コツコツとヒールの音を立てて三方に散った後、モニターに「GAME」の文字。
この文字を見た瞬間に私は絶叫したが、会場のざわめきもしっかり収録されている。

見えない何かでグッと押されているように感じる。ここまで「圧力」を感じるダンスというものを、今まで見たことがない。何となく私は「戦場」を思い浮かべた。

3人が三方に分かれて「3 VS 50000」が「3 VS 17000」に変化する。
「一騎当千」という言葉があるが、ここでは「一騎当『万』」になる。


ワンルーム・ディスコ

タワレコ新宿さんで「5万本の指が天を指すとき」というキャッチコピーを採用していただいたが、まさにイントロは5万本の指が天井を差しているように見える!人差し指の雲海に君臨する三角形!

「東京ドーーーーーーーーーーーム!!!!!」

というあ~ちゃんの雄叫びで、場の空気が一瞬で沸騰し、5万と二人に勇気を与える。
ここから3人の笑顔が解禁になる。弾けるような表情は本当に素敵だ。
一瞬にして5万人収容のワンルームが出来上がる。
GAMEの空気から、一気に柔らかい空気に変化する。


MC

会場を三つに分けて、三塁側からにんじん、じゃがいも、たまねぎチームに分かれる。
「カレーが好きでしょう?」という理由で分けられたようだが、理屈がさっぱり理解できない。
「お~肉~!」というコールに誰も反応せず、かしゆかが「アレ。3人だけになっちゃった!」と驚くシーンが笑える。
このMCは、実際には3倍くらいはやっていたと思う。


ナチュラルに恋して

さらに柔らかい空気に。
あ~ちゃんがイントロで歩き過ぎた部分があるようだが、しっかり見ると観察することができる。
この曲だけではないが、3人が前と後ろに向いてダンスパフォーマンスする場面が多い。
一人が後ろを向くだけでもアレンジが変わりそうだが、そんなことを気にさせない技術はさすがだと思う。

ビシッと決まっているのもカッコいいが、所々にラフな振り付けがあるのも楽しさを盛り上げる。
レポにも書いたが、この曲はセットリストのスパイスになるようなリズムとメロディーで、PVの雰囲気も手伝って、春らしい軽やかな雰囲気になる。


love the world

素人が見ても分かる、細かくてとても難しい振り付け。
「見える世界がきらめくわ~」(トントントン!)と「一番星」を探すときの不安定な指さしの部分が好きだ。


I still love U

ともかく「妖艶」!
途中の故障ブレイクの後で、がっちりとリズムをキープしている三人がカッコいい!
細かいことだが、こういった瞬間に3人の実力が出ていると思う。
のっちメンバーの「ハの字まゆ毛」もほぼ全開になっている。のっちメンバーは本気だ。
あ~ちゃんウインクでのどよめきを聴くことができる。


575

本邦初公開!
イントロが流れた瞬間に会場がどよめく。
振り付けがなく、立って歌うだけのこのパターンは、今後どこかでこの楽曲が発表されることがないことを予感させる。
ラップ部分は、もっと外連味溢れるパフォーマンスでも良かったような気がする。
後述するが、この曲のために作られたビデオクリップの完成度が凄まじい。


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

こちらも本邦初公開!
もはやPerfumeのライヴには欠かすことの出来ないバンドマスター、飯塚啓介さんによる楽曲。
数字をテーマにした映像と共にかなり腰にくる曲が展開される。
私は踊りまくって映像を見ていなかったので、この映像が見たかった!
しかし、見たところで意味は分からない。
次の「Perfumeの掟」でも同じだが、見たことがないことをやると「地蔵」になってしまうお客さんがちょっと残念だ。


Perfumeの掟

初見では感動して泣いた。
「カッコ良すぎて泣く」ということがあるんだな、と自分で感心したくらいのパフォーマンスだった。

「music by 中田ヤスタカ(capsule)」

モニターに「神」の名前が表示される。この文字だけでどれだけ精神が荒ぶるだろうか。
Perfumeの背後にいるだけで、これほど心強い存在はいない。
私は天井に向かって絶叫していたが、改めて見直すとわりとみなさん地蔵スタイルだ。
ずっとずっと見たかった「Perfumeの掟」が来るとは思わなかったので、当日のこのシーンは上がり腐った!

ステージに3人が現れて、背後のモニターの巨大な3人とシンクロしたダンスをする(カッコ良すぎて泣く)。
そして、モニターに映る巨大な計算機に数字を入力していく。

1988年9月20日
1988年12月23日
1989年2月15日

上からのっち、かしゆか、あ~ちゃんの誕生日。
このバラバラな数字は「個人」を現しているのだろうか。
そんなバラバラな3人が出会い、こうしてステージに誕生日順に並んでいる。

「5、6、7、8」と呼吸を合わせてから、中央のかしゆかだけがパフォーマンスから切り離される。
両側にいるあ~ちゃんとのっち。現実と映像の2人がかしゆかを召還するダンスから加速する(カッコ良すぎて泣く)。
そしてあ~ちゃんとのっちが指をさした先でかしゆかは分裂する。

「10人のかしゆか」

ここでのかしゆかのカッコ良さは筆舌に尽くし難い。
背後の9人の虚像を従えて、観客を睨みつけながらダンスする様は、鬼神のようだ(カッコ良すぎて泣く)。
こういったクールな演出は、かしゆかの魅力がもっとも映える。かしゆかと結婚したい。

そのかしゆかの指名を受けて、次はレーザー銃をかまえたあ~ちゃんがメインステージからリフトアップする。
そして、過去を破壊するかのように儀式で着た衣装を身に纏ったマネキンのバルーンを狙撃する。
そして、ポニーテールの尻尾を、ぼよん!として笑う。

ぼよん!として笑う。

右手に持ったレーザー銃を肩に上げて、不敵に笑いながらポニーテールの尻尾を、ぼよん!と振るのだ。

この「ぼよん!」は非常に危険だ。
もしもこの映像をリドリー・スコットが見てしまったら、確実にシガニー・ウィーバーの孫役で新作「エイリアン」の構想を得るだろう。
それくらいに危険だ。
だが、もしも新作の「エイリアン」を制作するのであれば、私をおっさんエイリアン役で使ってほしい。
「Perfumeの掟」の中では、唯一笑顔が演出に入っているシーン。
のっちとかしゆかは、しっかり背後のモニターであ~ちゃんを援護している。

あ~ちゃんが「ぼよん!」した直後に、今度はのっちが10年の歩みを、それぞれの年代の決めポーズで渡り歩いて行く。
ここで場面は展開。
今度は両サイドからリフトアップしてきたあ~ちゃんとかしゆかが、のっちを召還する。

「のっち、アップ」(と聴こえるけど、何と言っているのかは不明)

この後のメインステージに出てきたのっちのカッコ良さも文章では表現不可能だ。
歌舞伎であったら「いよっ!大本屋!」とかけ声を出す場面だろう。

「いよっ!大本屋!」

その後、再び3人で集まり、ダンスをする。
不思議に感じたのが、このメインダンス?が、近年のMIKIKO先生にしては、やたらと単純な動作に見えることだ。
ダンスに意味を持たせる、というのではなく、見ているものに「リズムを押し込む」ように見える。
私のようなおっさんでも、1年間山にこもればマスター出来そうなくらい簡単に感じる。

と言うのは、次にくる演出のためではないだろうかと思った。

四つ打ちに乗って進行していた楽曲が、ここで一度止まる。
緊張感あるシーンだが、ここで何を表現しているのかは、正直に言って分からない。
ただ、後半で心臓(ハート)にパーツを入れた3人がきしみながら動き、電源を入れられ、呼吸を開始してからダンスを始める部分は分かる。

「息を合わせて」3人は再びダンスを始める。
そして、ステージの下に下がって行く。


Perfumeの面白さは「現時点での最高潮を惜しげもなく披露して、そこから必ずレベルアップする」という部分にあると思う。
一つ一つ上げて行ったらキリがないが「おお!カッコいい!」と思うようなパフォーマンスに、演出を担当する全ての人が、必ずワンランク上の演出を被せてくる。
書くのは簡単だが、これを実現させるのはほとんど「奇跡」と言ってもいいかもしれない。
「不可能を可能にするのがPerfume!」と本人たちも叫んでいるが、それを次々と実現していく3人に対する「あこがれ」があるのだろう。

これを見るまでは「直角二等辺三角形TOUR」での「edge」が最高潮だと思っていたが、それはあっさりと覆された。

「Perfumeの掟」は、元々は2007年にワンマンライヴにて披露されたダンスパフォーマンスだ(見たことないけど)。
そのイメージを踏襲して演出したものが、『Perfume First Tour「GAME」』での黒い衣装と完全なる無表情。

ここでPerfumeは不動のポジションを築いたと思う。
しかし、Perfumeはそこに留まることなく、次々と新たな試みに挑戦し続けて、新しい武器を手に入れてきた。
ここでの「Perfumeの掟」も、GAMEツアーのイントロ、武道館の一曲目で「故障」したコンピューターシティ、代々木ディスコMIXの演出があったからこそ実現出来たのだと思う。

このDVDで見られる「Perfumeの掟」は、現時点では最高潮のパフォーマンスだと思うが、3人はこれを踏み台にしてまた新しいパフォーマンスを披露してくれるだろう。
妄想だが、MIKIKO先生はかなりの「へそ曲がり」だと思うので、次は極端にシンプルな構成で攻めてきそうだ。


VOICE

3人はステージに下がり、20秒ちょっとで上がってくると衣装が変わっている。
私はそれほど衣装に感心がないのか、当日でも「あ、変わってる」と思うくらいだったが、改めて見直すと、これは凄いことだ。
「Perfumeの掟」で、この衣装を下に着ていることに気づいた。


コンピューターシティ
エレクトロ・ワールド

声援が凄すぎる!
ここぞとばかりにカメラが引いて客席を映す!
「オイ!」コールも、5万レベルだと揃わない。
かしゆかが「凄い歓声だね!見た?」という表情をして、それに応えるあ~ちゃんの笑顔が良い!
「カッコいい曲で笑っちゃったね!」と後で反省するが、ここがPerfumeの良いところだ。
この怒濤のような歓声が3人の耳に届いているとすればとても嬉しい。


パーフェクトスター・パーフェクトスタイル

ここで、横からのアングルとバストアップが多いような気がした。
それが気になるのは、恐らく『Perfume First Tour「GAME」』の、正面からの映像を見過ぎているからだと思う。
「記録映像」をDVD化した『Perfume First Tour「GAME」』がPerfumeのDVDの「基本」になっている人は多いのではないだろうか。


Dream Fighter

この曲のダンスパフォーマンスが初めて公開されたのが、武道館公演のときだった。
その場にいる誰もが初めて見るので、じっくり見たかったが、終了後にはキレイさっぱりに忘れてしまった。
しかし「サビの途中で変なヒザの動きがある」ということだけは忘れなかった。
その「変なヒザの動き」を、改めてしっかり見ることが出来る。
さすがダンスしている本人たちが監修しているな、と思う。


「P.T.A.」のコーナー

ライヴでは、だいたいこのくらいの時間帯から「訳の分からん多幸感」に包まれ始める。
それはDVDを見ていても同じだ。
脳内麻薬が分泌されるのだろうか、ヨダレを流して白目をむいて手を叩いていることが多い。
あ~ちゃんが「手~切って♪手~切って♪」と言えば、喜んで手首を切り落とすだろう。
「ぐるぐるぐるトン!ぐるぐるぐるトン!」と荒縄を首に巻いてベランダから落下することも簡単そうだ。
十分にヨダレを流しきってテンションヌが上がったところで次の曲に向かう。


ジェニーはご機嫌ななめ
(コンピューター・ドライビング Intro)~Perfume

「これぞアイドルのライヴだ!」と言いきれる楽曲!
「GAME」や「Perfumeの掟」などのクールな雰囲気から、ここまで愉快で楽しい雰囲気までカバーするのがPerfume!
あ~ちゃんの「夢のカーに乗って!」という表現が面白い!
夢のカーに乗った3人が、サインボールを投げ込みながらドームの外周を回るのだが、リアクションが三者三様で実に楽しい。
優しい感じでボールを投げるあ~ちゃん。
小僧っぽい感じでボールを投げ込むのっち。
ヒョイっとボールを近くの人に投げ込んで、それが落ちて行ってしまったときのかしゆかのビクビクしたリアクションで私の魂はシュルッと天国に駆け上がった。
「10人のかしゆか」で客を睨みつけながらダンスしていたかしゆかはどこへ…。
ともかくこの場面は、画面を見ながら終始ニヤニヤしている。
三人がキャッキャと楽しんでいる姿を見ると、なぜかこちらも嬉しくなってしまう。
楽しさの伝搬力が大きいのだろう。


チョコレイト・ディスコ

珍しくのっちメンバーのシャウトから曲がスタートする。
「ディスコ!」コールもさすがに5万人だと揃わない・笑。
先日、テレビで放映されたチョコレイト・ディスコを見たが、やたらに味気なく感じた。
やはりPerfumeの楽曲は、熱い声援と振り上げた拳の先に見るものだと改めて感じる


Puppy love

「曲が成長する」とあ~ちゃんは言うが、本当にこの曲はライヴの終盤を迎えるのにふさわしい曲になった。
3人よりも明らかに激しく「上下上上 下上下下」をやっている観客に胸が熱くなる。


wonder2

この曲で本編は終了する。
3人とも本当にいい表情をしている。


アンコールMC

こう見えても私はけっこうな鬼畜だ。だいたい世の中には「ウソ」が多いと思っている。
なので「泣ける」と言われる映画や物語を読んでも、まずは泣かない。
そもそも「泣ける」ということに興味がない。「勝手に泣いてろよ」と思ってしまうクズ人間だ。
それでもここのMCを見ると即座に嗚咽を漏らす。
鼻水と涙がアゴからポタポタと落ちる。


ねぇ
ポリリズム

「一発屋」「すぐに消える」「来年にはいなくなってる」などと言われ続けた彼女たちは、この「ポリリズム」を最後に持ってきた。
彼女たちは一発屋ではなかったし、すぐには消えなかったし、11年目に向かって走り出している。
「人気のある曲を最後にやります!」といったファンサービスなどではなく、オープニングのGISHIKIで見せてくれた、ここまでの10年と、これからの11年目に向けての決意の表れなんだろうと思った。
3人は何度も何度もこの曲を披露してきただろうが、ここで見られる「ポリリズム」は、他のどこでも見ることが出来ない、特別な「ポリリズム」だった。

ライヴ当日、私はポリリズムの背後の花火に目を奪われてしまい、3人の姿から目を離してしまった(3塁側だったので、花火に目をやると完全にステージは見れなくなる)。
レポートにも書いたと思うが、花火の炎がドームの天井に燃え移るのではないかと気になってしまったのだ。
それと、ここまで3人だけで頑張ってきたのに、ここでいきなり飛び道具かよ!という思いもあった。
しかし、このDVDの映像を見ていると、この花火は我々のためにではなく、3人のために打ち上がったように見える。
何より、あ~ちゃんがあれだけ喜んでくれているのだから、こちらも嬉しい。
自分は花火に目を奪われてしまったが、映像でみるとがっつり客席の熱を上げているのが分かる。

そして、すでにご存知の方が多いかと思われるが、このポリリズムには「隠しコマンド」が存在する。
最後の最後に、副音声にて3人からのメッセージが隠されているのだ。

3人は、本当に素晴らしいDVDを作ってくれた。
たまたま何かの拍子でこのブログに飛んできて、ここまで読んでもらえたのならば、ぜひともこのDVDを購入して見てほしい。

さてはて。ここでDisc2の感想に行きたいところだが、このブログの文字制限に引っかかりそうなので、それはまた後日に。

結論。
かしゆか好きっス!





結成10周年、 メジャーデビュー5周年記念! Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」【通常盤】 [DVD]
Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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UA@風呂ロック!

2011-02-22 | ライヴレポート
2月17日(木)吉祥寺の風呂ロックにUAを見に行った。

「風呂ロック」とは、吉祥寺の銭湯「弁天湯」さんの中で行われるライヴのことだ。
何度か前を通り過ぎたことがあり、その存在は知っていたが、特に色々と調べることはしていなかった。
しかし先月にたまたま会った友人が「これからUAの風呂ロックのチケット買いに行く」と言っていたので、ダメもとで自分の分もお願いしてみた。
なにせ銭湯なのでキャパは少ない。まあ無理だろうと思っていたら、友人はあっさりチケットをゲットしてきた。



チケットは3500円。
事前の情報が少なかったことと、平日の18時開場ということで、倍率は低かったのかもしれない。
ともかく、贅沢な時間が過ごせそうだし、銭湯で聴くことが楽しみでずっとこの日を待っていた。

たぶん最後列でも十分に楽しめるだろうと思って、ゆっくり回転寿司などを食べてから18時過ぎに会場の弁天湯に到着。入場待ちの行列の最後尾へ。
建物裏手の真っ暗な場所で懐中電灯を使ってチケットを確認。ちょっと面白かった。
中に入ると、当たり前だけど本当に銭湯。
私は無意識に「男湯」の方に入っていたようだ・笑。
脱衣所でビールを買って、洗い場に入る。
脱衣所には、向井秀徳(呼び捨て)や後藤まりこさんなどの額が飾ってあった。

ステージは湯船の上に作られていた。人が立った目線より、ほんのちょっと低いくらいだろうか。
見る側からすると、とても高い位置にステージがあり、後ろの人でもアーティストのほぼ全身が見えそうだ。
中は意外と空いていて、私は最前列の一番右側に陣取った。
正面の壁には富士山の絵。振り返ると天井近くのガラスには弁天様が。
男女を仕切る壁は一時的に撤去されているのだろうか?洗い場はシャワーで区切られているだけで、一つの空間になっていた。
試しに蛇口を押すと、しっかり水が出てきて私の靴下を濡らした。



初めのうちはみんなで座って待っていたが、時間が迫ると立ってくれとのアナウンスがあり、オールスタンディングとなる。
しばらく待つと、湯船の裏側からUAがひょっこりと登場!!むちゃくちゃ目の前だ!!

「今日はゴレンジャーでやります」
との説明通り、左からトランペット、コーラス、UA、ベース、ギターの五人編成(申し訳ないですけど、お名前が分かりません)。
演奏前からアットホームな雰囲気があり、ゆるゆると演奏は開始された。

残念ながら当日のセットリストが分からない。
私が知っている曲は

甘い運命
You've got a friend(カバー)
アントニオの唄
買い物ブギー(カバー)
スカートの砂
水色

だけだった。10曲以上はやったと思う(セットリストをご存知の方がいらっしゃれば、教えていただけると幸いです)。
とは言うものの、最近はあんまり聴いていなかったので、ここまで知っている曲があることが嬉しかった。

一曲目の歌い出しから、銭湯が異空間に変わった。
当たり前の話しだと思うが、すごい迫力だった。
浮き沈みの激しい世界で、消えずに残る人の圧倒的な存在感を感じた。
そして、ここでしか味わえない贅沢として「マイクを通さない歌声」も聴き取ることができた。
それと、メンバー同士のアイコンタクトも目の前で展開される。
ここのところずっと打ち込み系の音楽(Perfume)に慣れ親しんでいるから、余計に楽しい。
UAが、その空間で創り出された音を感じ取って歌声にして行くさまが、はっきりと感じ取れた。

そして、びっくりしたのが「喋りの面白さ」だった。
ステージが高いのと、ワンピースの丈が短いので「お股が見えるわ」と言ったり、大学生時代?にキセルをした話しだったり(バンドメンバーに「長い!」というクレームを受けていた)、何故か途中でモノマネ大会になり、田中邦衛の「食べる前に飲む!」を披露したり(どう聞いてもクレヨンしんちゃんだった)「面白いからずっと喋っててくれ」と思うほどに笑えた。
この面白い世界と、歌で創り出す世界のギャップが楽しい。

もう一つ楽しかったのは、ギターの方が座っていた椅子。
油が切れていて、エフェクターを踏むために少し回転するだけで、かなり大きな「ギギギ…」という音が。
毎度歌が終わる度に「ギギギ…」という音が入るので、UAを含めた全員で爆笑する場面があった。

大学生の頃、古着屋でバイトしながら「カラオケ教室」に通って、OLたちと一緒になって歌わされて泣いて帰ってきたエピソードを話した後に披露してくれた「You've got a friend(カバー)」が個人的には一番素敵だった。

アンコールも2回も受けてくれて(びっくりしたけど、1回目が終わって帰った人がいた!)、最後には「水に関係する場所だから『水色』歌います」と、トランペット、ギターの3ピースで「水色」を歌ってくれた。

ギターの音を拾ってから、UAの声だけでスタート。
ギターとトランペットは、声をサポートするだけだった。
これが本当に素晴らしすぎて感涙。

残念ながらこの「風呂ロック」は、来月で終了してしまうらしい。
終了間際に、楽しくて贅沢な時間を過ごせて良かったと思う。


コメント (2)
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あ~ちゃんお誕生日おめでとう♪

2011-02-16 | Perfume
あ~ちゃんは、Perfumeの心臓部である。
Perfumeの太陽としてのっちの魅力を照らし出し、かしゆかの存在感を月の引力のように誘い出す。
私がかしゆかに熱狂できるのは、あ~ちゃんがいるからだ。そして、のっちとかしゆかがいるから、Perfumeに夢中になれる。

あ~ちゃんが笑っていれば、世界に大きな問題はない。

あ~ちゃんのファンは「あ~ちゃんは天使!」などという言葉を頻繁に使うと思う。
ファンではない人から見れば「何を宗教的なことを…」などと思うかもしれないが、それは生のあ~ちゃんを見たことがないからだと分析する。
私があ~ちゃんを「はいこれは天使です!」と断定したのは、直角二等辺三角形ツアーの仙台公演初日だった。
ツアーが始まる前のラジオ番組で「心を込めて歌います」とあ~ちゃんは言っていた。
しかし、正直に言ってPerfumeが「心を込めて歌う」場面は少ないな、と私は感じていた。
愚かにもそう思いながら参戦した仙台公演。
「Puppy love」で私の目の前に来たあ~ちゃんは、目に涙を浮かべて熱唱していたのである。
あ~ちゃんの生の声が聴こえた訳ではないが、私にはあ~ちゃんが「心を込めて歌っている」ということが痛いほどに伝わった。
あ~ちゃんはウソをつかなかった。
それと、まるで背中に羽でも生えてるのか?と思うほどに軽やかなダンスパフォーマンスを目の前で見て、「あ~ちゃんは天使である!」と断定した。

あ~ちゃんは天使。


昨日2月15日は、我らが偉大なる大天使、あ~ちゃんの22歳の聖誕祭だった。
あ~ちゃん大好きな人たちと渋谷で集まって、生誕をお祝いした。
かしゆかのお誕生日会と同じく、本 人 が い な い が 。

そしてあ~ちゃんのお誕生日を祝うように、先日発売された東京ドームのDVDが、オリコンのウィークリーチャートで見事に1位に輝いた。女性グループの歴代DVD首位獲得数で単独トップという快挙も誇らしい。





そして、あ~ちゃんが21歳のお誕生日に食べたものと同じミルクレープを、みんなで一枚ずつはがしながら食べた。

あ~ちゃん。
お誕生日おめでとうございます。
かしゆかと仲良くなって、のっちを誘ってPerfumeを結成してくれてありがとう。
これからの一年も、天使の笑顔を見せてください。
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P.T.A.会員限定販売 東京ドームライブ写真集!

2011-02-10 | Perfume
2月4日、Perfume公式ファンクラブ「P.T.A.」会員限定発売の東京ドーム写真集が届いた。

B2(515×728ミリ)という、本棚には入らない巨大なサイズ。
写真は、東京ドームのセットリストと同じ順番に収録されている。
とても大きく、迫力があって、前回の「Perfume Livefolio」と同じく「音が聴こえる写真集」と言ってもいいくらいの出来映えだ。
ダンスパフォーマンスの瞬間を切り取ることによって逆に躍動感に溢れている写真ばかり。
そして、三人の表情が本当に美しい。

「カワイイお顔をぺろんぺろんしたいお!」

といったものではなく、清く正しい人間の美しさが現れていると思った。
毎度ライヴレポートなどで書いているが、三人は、見ているこちらまで気持ちが晴れ晴れとするような、本当に良い表情をする。
私のような鬼畜には絶対にあんな表情はできないし、仕事中は腐乱死体のような表情です。

そんな訳で、素晴らしい写真集なのだが、なんと言いますか、ブログに感想を書きにくい。
正直に言って、インパクト的には前回の「Perfume Livefolio」のほうが上だった。
後半に掲載されている、Perfumeとファンの「座談会」の内容も、突っ込んだ話しがあるのかと期待していたのだが(会員限定発売だけに)、わりと普通にまとまっていた。

「んー。ブログに感想を投下するのは止めておこう」

と思っていた。

2月7日までは。

なんと、この日の深夜から早朝にかけて、2ちゃんねるのPerfumeスレッドに、この「座談会」に参加した人からのレポートが投下されたのだ。
それを読んで、私の中ではこの写真集が完全なものになったような気がした。

私は三人に会ったこともないし、話したこともない。いつでも遠くから見ているだけだ。
それでも、Perfumeの三人は本当に清く正しい人たちだと思う。
この写真集を見ればそんなことは分かる。
そんな想いを、この座談会のレポートが後ろからガッチリと援護してくれたような気がした。
我々の見ていないところでも、三人は素敵な女性なんだと、改めて感じることが出来た。

(水を差すようなことを書きますが、以下にコピペする文章は2ちゃんねるからの転載です。本当のことかも知れないし、全部が「ウソ」の可能性もあります)



2ちゃんねる女性アイドル板【テクノポップユニット】Perfume 1906【ビストロPerfume】より以下コピペ。



161 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 01:13:51 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その1

本当に一生分の運を使い果たして座談会には当選したと思っていますので
みなさまの代表として、写真集を読みながら少しでも雰囲気が伝わるように努力します

まずは当日の集合から
当選メールでは○○駅の○番出口集合となっており集合場所に着いたらEMILYら女性スタッフが
PTAのロゴを掲げて待っていました
そこから22人で会場のスタジオまで歩いて行ったのですが男女半々で年齢もバラバラな人達が
ゾロゾロと並んで歩いてるのは凄く不自然で人目を引いていました
そして会場の綺麗なスタジオに入る時に1人ずつ今日の座談会で質問する内容が書かれた紙をもらいました
メールで複数の質問をしていた人は1つに絞られていたようです

中に入ると写真にもあったように円形に椅子が並べられていました
椅子には全て番号が振ってあり参加者は座る前にくじを引いて席を決めました
Perfumeの3人が座る席だけは確か番号の書かれ方が違っていたので
その横の席になった人達はもう大変なテンションになってましたw

参加者が全員着席した所でもっさんが今日の流れの説明や注意事項などを話して
それが終わってもまだしばらく3人は来ないという事で即席でもっさんへの質問コーナーが始まりましたww
もっさんがマネージャーになった経緯だったり、もっさんの下で働かせてくださいみたいな質問とか要望にも
意外と気さくに?答えてくれてましたw

ここまで前フリで3人出てこなくてすみません



204 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 01:41:49 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その2

ある程度メモはしていますが写真集読みながら流れを合わせて書いて行きますので遅くてすみません

そしてついに3人登場です
初めて目の前で見た3人は本当にキラキラして輝いて見えました
これ以上はあまり言葉では表せませんとにかくキラキラしてた
そして決して決してかしゆかとのっちをdisる訳ではありませんが座談会でのあ~ちゃんは
個人的に史上最強の可愛さではないかと思うほど可愛かったです
写真で充分伝わったとは思いますが本物の天使がそこにはいました

3人は入ってくると参加者と同じくクジを引いて3つ空いている席のどこに座るかを決めました
それからやっと座談会スタートとなりまして写真集には収録されていませんが
自己紹介が始まり参加者全員とメンバー3人もwそれぞれ自己紹介をしました
3人以外の参加者はそれぞれ今日はどこから来たか(結構遠くから来ている方もいたので)と
一番思い入れのある曲を答えました
思い入れのある曲はDFがかなり多かったのですが、単純に好きな曲じゃなく何かエピソードをつけて
話す方が多かったのでストレートなメッセージのあるDFが多かったのだと思います
どこかで参加者は若い人ばかりで浅いファンが多いのではという意見を見ましたが
DF多いとか言うとまたそんな事思われそうですが参加した感想で言えば本当に22人みんな
Perfumeが大好きなんだと感じる素晴らしい方々ばかりで
そのおかげでとても良い雰囲気で会は進みました

まだまだ続きます
細かい質問には最後にまとめてできる限り答えます



228 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 02:06:43 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その3

忘れてましたが会の司会進行はブロスのPerfume担当の方がやっていました
いつも語りンピックで3人の話を聞いてまとめて記事にしているようです
しかし司会進行といってもほとんどは3人に任せていて基本的には自由な雰囲気だったと思います

そして座談会の本編の内容は驚きましたがほとんどノーカットです
もう少しカットされたりするのかと思ってました
文章的に分かりやすくしたり簡潔にしたりの細かいカットはありますが
あれで流れはほとんど理解できるかと思います

質問は自分が終わったら次の人を誰か適当に指名していくスタイルで進んでいきました
3人は答える時にはその質問をした人を見て答えてくれるのですが
とにかくのっちの目力がハンパじゃなかったですww
まさにあのドーム前の覚醒した感じでした

かしゆかは例のLOCKS号泣の直後だったのでとても心配していたのですが
その理由も自分から話してくれてホッとしました
隣の女子から「良い匂いがします」と言われてましたw

も少し続きます



253 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 02:31:12 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その4

あ~ちゃんは特筆すべきはKARAダンスだと思うのですが
この日はもう終始KARAの話ばっかりしてましたww
カットされてますが晴一さんipodのくだりでもKARAを入れてもらうって言ってました
そしてラストのお尻ダンスですが本当に椅子から立ってすぐにその場で踊り出したので
隣の男子はもうどうすればいいのかというような感じで固まってましたww
本当にむちゃくちゃ近かったですw
しかもあ~ちゃんは座談会中にも隣の子を気遣って「大丈夫?」とか
何回も膝に手を置いて話しかけるのでその度にその子は固まってましたww

他にカットされていて覚えてるのは昔ののっちの印象の話でさやえんどうとか出た辺りで
あ~ちゃんが「チョコチップパンは食べてた」と言ったのは面白かったですw
SPEEDのくだりでも「天使が~くれた出会いは~」とか歌ってました

つづく



328 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 02:57:24 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その5

他に印象に残った事はかしゆかの話の丁寧さです
これは文字では伝わりにくいかもしれませんが
みんなに伝えよう伝えようという気持ちが凄く強く感じられました
特に最後のページの上京したときの気持ちは?って質問とかは
個人的に話を聞いていて少し感動してしまう程優しい感じでした
これはもしかしたら自分がかしゆかの声を好きすぎるからかもしれませんが

あとはマナティーさんの質問に対しての、のっちは他の質問と比べても強く
みなさんの声は本当に力になると言っていました
これは3人共ですが今回直接話してみて想像以上にこちらが送ったメールを
読んでくれているんだなというのを感じました
もちろんある程度のフィルターがかかってるのは承知の上ですが
座談会の当選者に関してもちゃんと3人もそれなりにメールを読んで選んでいたようです
そんなの口だけだよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが
どんな些細な事でも要望でも送ってくれれば嬉しい、本当に力になると3人に直接言われましたので
僕はそれを信じてこれからちゃんとメールしようと思いました

長くてすみません まだ続きます



359 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 03:28:09 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その6

そろそろまとめで全体を通して感じた事です
それはとにかくこの3人の絆には嘘がないなという事です

座談会は本当に良い雰囲気で進みました
例えると「3人の普段の会話に22人が仲間に入れてもらった」ような雰囲気でした
いつも画面の向こうやステージの上で仲良く楽しく話している3人の中に
3人の作り出すあの空気の中に入ったような感覚でした

そして中に入った事で3人の絆みたいなものをより強く感じました
3人が話す言葉には全く嘘がないなと感じました
それを笑顔で見つめるスタッフがいてPerfumeが多くの人に愛される理由が
言葉でなく心で理解できました

長くなりましたが次のその7握手編でレポートは終わります
ですが終わった後も今までのレス読み返して答えられる範囲で質問には全て答えたいと思います



393 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 03:53:17 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その7

無事に座談会は終わりまして時間は確かちょうど2時間ぐらいだったと思います
で、終わった時にあ~ちゃんがスタッフに「皆さんと握手していいですか?」と確認をして
参加者がみんな1列になりPerfumeが歩いてくる形で握手会が始まりました
順番はの・か・あです

座談会自体は一応時間をきっちり管理していたため最後の方の質問は少し巻きが
入ってしまったのですが、握手は特にスタッフが横に付いたりもなく焦らされる事もなく
1人1人と話す事ができました
自分はPerfumeも他のアイドルも握手会というのには行った事はないので比較はできませんが
あれは恐らくかなり長い部類ではないかと思います

最初にのっちでしたが自分が
「女の子にこんな事を言うのは失礼ですが、のっちの男らしい所が好きなので…」と言うと
のっちが凄く喜んで「イェーイ!」とハイタッチをしてきました
写真集にも書いてある男独特のノリがやりたかったらしいですw
最後に「あ~ちゃんとかしゆかを守ってあげてください」と言ったら
「任せとけ!!」と力強く応えてくれました
みなさん、のっちがいる限り2人は大丈夫です心配は要りませんよ

予想外に長くなってしまいましたパート8に続きます



446 名前:ファンクラブ会員番号774[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 04:21:57 ID:PfZXaR5W
座談会レポート その8 ラスト

2番目かしゆかは前述した通りLOCKSで泣いた後だったので心配してましたが
座談会の中で話してくれたので、そこはあえて触れませんでした
自分がジョジョ好きなんでジョジョの話をして一番好きなのは5部と言ったら
何故か最終的に「荒木先生にも伝えとくね!!」と言われましたw
かしゆか恐るべし

ラストあ~ちゃんです
これもあらかじめ言っておきますが他2人をdisる気は全くありません
のっちとかしゆかは握手のプロでした
しかし あ~ちゃんは握手の神です

色々な所で聞いていた噂は嘘ではありませんでした
意外と長い時間話せたのでのちかしの時には
最初握手→手を離してトーク→最後もう一回握手だったんですが
あ~ちゃんは全く離してくれません!!!
ずーっと握ったまま!!!
しかも凄く力がこもってる
そこにいたのは紛れもなく天使
もう何話したかなんて覚えてませんよ
ただあの手の温もりは忘れられません

最後に
3人もスタッフの皆さんも座談会開いて本当に良かったと言っていた
それはPerfume側だけでなく参加者の方々がとても大人だったのもあると思う
変な発言をする人なんてもちろんいないし
3人が退場した後も司会の方やスタッフにみんなしっかりお礼を言いに行っていたりして
心からこの人達が当選して良かったなと思えた
あ~ちゃんは終わった後しきりに、また座談会やりたい!と言っていたので
2回目もいつか可能性はあるんじゃないかと思います

ここまで読んでくださった方ありがとうございました



以上、コピペ終わり。
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Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」フライングゲットの日!

2011-02-09 | Perfume
世間では2月8日はただの火曜日だが、神聖なるパフューマーにとって2月8日は『結成10周年、メジャーデビュー5周年記念!Perfume LIVE @東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」』DVDのフライングゲットの日である。

私は初回限定盤をアマゾンで、ポスターが付属するとの情報を受けて通常盤をタワレコオンラインで予約していた(今回は予約をしないで「初回盤難民」になる人をTwitter上で多く見かけた。Perfume関連の「初回もの」は確実に手に入る手段を考えておかないと本当に危険)。

なので、フライングゲットの日だからと言って何かすることはない。
しかも、開封、鑑賞の儀式を執り行うのは連休前の木曜の夜と決めていたので、今日届かなくてもいい。
こうやって書くとただの火曜日である。

しかし前回の日記で書いた、タワレコ新宿店のキャッチコピー募集の結果が発表されて(Twitter上で画像が上げられて)、私の考えたキャッチコピーが採用されていると知り、急遽新宿と渋谷に視察しに行くことになった。

Perfume関連で、フラゲ日の「聖地」と言えばかつては渋谷のHMVだったが、残念ながらなくなってしまった。
まるで、その不足分を補うかのようにタワーレコードが頑張ってPerfumeを応援してくれた。
私が見たのは新宿と渋谷だけだったが、どちらもほぼ全力でPerfumeのDVDを推してくれていたと思う。

まずは新宿。
タワレコが入っているビルの入り口で、ダウンのコートを着た女性店員2名がテントと看板を出してPerfumeのDVDだけを販売していた。
7階に上がり、店内に入るといきなり目の前に特設コーナーが現れる。





右上の「三つの出会いで世界が変わる」というのが、今回のキャッチコピーで正式に採用されたものだ。
シンプルで深い言葉だと思う。三人が出会わなかったら、この世界は存在しなかった。
そしてその横に、皆さんが応募したキャッチコピーが並んで貼られていた。






画像は@ataru_mixさんより頂きました。





私が考えたキャッチコピーのうち「Perfumeの主戦場はLIVEにあり!」と「五万本の指が天を指すとき」が採用されていた。
とてつもなく嬉しい。タワレコさんありがとう。








てっきり、採用された一つだけをキャッチコピーにするのかと思っていたら、予想外の展開だった。
しかし、こうやって見ると皆さんのキャッチコピーも面白くて熱い。
そして、「売る側」ではなく、「買う側」の人たちが一生懸命にPerfumeを売るためにこんなにも頑張れるのだと思った(うろ覚えだが、応募総数は500通を越えていたとか)。
次回は規模を広げて、もっと大きく展開してほしい。
Perfumeは本当に多くの人に愛されている。
全国でやれば「Perfumeを愛して止まない」ファンがもっと集まるだろう。



「身内」による犯行も。



巨大パネル展示もあり!


店内はずっとPerfumeだけが流れていた。
大きなモニターにもDVDが流されていて、タワレコ新宿の「本気」が十分に伝わってきた。

だけどね。

「初回限定盤」がないのだ。
これはタワレコさんだけの話しではなく、全国規模で「初回限定盤」は売り切れになっていた(ネットはそれ以前に売り切れていた)。
Twitterを見ていても、午前中にはチラホラあったようだが、午後には完全に品切れになったらしい。

まだ発売日の「前日」だ。

それなのに商品を切らすとは、レコード会社である徳間ジャパンの完全な読み違いだと思う。絞りすぎもいいところだ。
今回の初回限定盤は、ファンであれば絶対に見たいシーンが特典として封入されている(あ~ちゃんが自宅に住みついた「鳩」の話しを延々と東京ドーム公演でやった)。
私はまだ見ていないが、特典がない通常盤は、初回盤の半分ほどの価値しかないと思われる。
これで、どれだけの機会損失(「あ、初回盤ないの?じゃあ買わない」という、元々は買うつもりの人たちを失うこと)があるだろうか。
機会損失だけではない。見たくてたまらないファンにも行き届かないのだ。
企業として計算通りの売り上げを確保することは大切だが、リスクを回避して完全な守りに入ったこの姿勢が、Perfumeの「常に崖っぷち」という精神と相反しているように思える。
東京ドームで感じた興奮と感動からはもっとも遠い位置にある。

Perfumeの三人があれだけ素晴らしいステージを見せてくれたのに、その素晴らしさを多くの人に伝えるチャンスを失ったことが悔しい。いくらレコード屋さんが頑張ったところで空転するばかりだ。
当然ながら、これはランキングにも反映される。
こういったことは一度だけではないので、徳間ジャパンは大いに反省してもらいたい。

という悔しさをにじませながら、次は渋谷へ。
ここも入り口から「本気」が伝わってきた。



巨大さを伝えるために、人が映っているものにしました。


タワーレコードの右半分を桑田佳祐さんとPerfumeが占領している!
これはファンとして嬉しい。三人が見てもきっと喜ぶと思う。
年末からグッと露出が減っていたので、まるで春がやってきたような喜びを感じる。

店内に入るとすぐにPerfume特設コーナーが設けられていて、ここには「ファンノート」というものが置かれている(画像撮り忘れました)。
当然のごとく初回限定盤は存在しない。





「ファンノート」は、Perfumeの三人に届けられる。
ここに愛情を叩き付けなくて、どこに愛情を叩き付けるのだろうか。

私は、持参した筆ペンを颯爽と取り出し、恍惚とした表情でペンを走らせた。





なんか本当にごめんなさい。
偉そうなこと書いてごめんなさい。

結論。
耳だしゆか好きっス!


結成10周年、 メジャーデビュー5周年記念! Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」【通常盤】 [DVD]
Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ
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タワレコ新宿的PerfumeDVD発売記念Twitter企画 !アナタの考えるキャッチコピーでPerfumeを応援しよう!

2011-02-06 | Perfume
タワーレコード新宿店のTwitterアカウントが、今月9日に発売されるPerfumeのDVD『Perfume LIVE @東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」』のキャッチコピーを募集していたので、パパッと応募してみた。
我ながら中々気持ち悪いキャッチコピーが出来たと思っている。



・観客の声援をもって楽曲が完成するアーティスト。それがPerfumeだ。

・Perfumeを愛して止まない5万人と、3人の夢のステージ。

・天才作曲家と天才振付師の脳内を完璧に具現化する三人が5万人を魅了する!

・「先生のおかげじゃわ。ホンマにありがとう」10年の歳月をかけて、MIKIKO先生と創り上げた夢のステージへ!

・三人の「ありがとう」の気持ちは、きっとあなたにも届きます。

・どこからか持ってきた外付けのリアルではなく、3人から溢れ出る現実感。Perfumeには「ウソ」が見当たらない。

・Perfumeは、誰にも似ていない。

・3人が5万人の笑顔を、5万人が3人の笑顔を作りました。

・五万本の指が天を指すとき。

・「二人に会えてよかった」奇跡の出会いの目撃者になろう。

・「まだまだPerfumeでいたい」これからもPerfumeでいるための旅がここから始まる!

・「夢のステージに、かしゆかと、のっちと一緒に立てていることが、凄く嬉しいです」結成してから10年間、3人はPerfumeに人生のすべてを賭けてきた。

・Perfumeを凌駕するのはPerfumeだけである。Perfume is not dead.

・3人がいれば、下手な味付けや過剰な包装はいらない。3人だけで5万人を魅了した夢のステージ。

・君は見たことがあるか?5万人がバウンドする光景を。

・君はオリコン最高順位77位の曲で炎上する東京ドームを見たことがあるか?

・3人組テクノポップユニットが、5万人組テクノポップユニットになった日。

・たった3人で5万人をねじ伏せるエネルギーが画面から噴出します。ご注意くださいませ。

・Perfumeの主戦場はLIVEにあり!

・よく見てください。東京ドームを埋める人は、こういう顔をしています。

・イモな三人が支配する5万人。

・Perfumeの「楽しさ」は、それを感じる人の数だけ存在している。「五万人のPerfume」が集まった日。

・中田ヤスタカがキーをタッチした瞬間から、ここまでの付加価値を生み出す最終出力装置、Perfumeの威力を思い知れ!

・この日に見た「ポリリズム」は、今までに見たことのない「ポリリズム」だった。

・今まで見たことのない「ポリリズム」が見れます。

・Perfumeは、ワンマンライヴにしかない何かを宿している。

・Perfumeの魅力は、我々ファンが3人と共に冒険して、新しい世界に旅をして、新しい景色を見る楽しさにあると思う。

・この3人なら、これから想い描く夢も、きっと叶えるだろう。

・「あなたは東京ドームに何をしに来ましたか?」「ぐるぐるゆーをしに来ました!」

・単独公演にしか存在しない楽曲「Perfume」で「ぐるぐるゆー」を決めようぜ!

・Perfumeのライヴには欠かせない「熱い観客席」もしっかり収録されています。

・「ココロの粒子」が画面から吹き出します。全裸でご覧くださいませ。

・3人が深々とお辞儀するシーンは入っていますが、中田ヤスタカがお辞儀するシーンは入っていません。

・にんじん、たまねぎ、きゃがいも、お肉…なんちゅうもんを。なんちゅうもんを食わせてくれたんや…!





応募しただけで満足だ。
採用されれば嬉しいが、凄まじい数の応募があったようなので、それはないだろう(ちなみに締め切りは2月7日19時まで!)。

タワーレコード新宿店のTwitterアカウントをフォローしてなかったし。

結論。
かしゆか好きっス!
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「au by KDDI」presents オンタマカーニバル2011 @横浜アリーナ

2011-02-02 | ライヴレポート
1月29日(土)に「au by KDDI」presents オンタマカーニバル2011 に参戦してきた。

Perfumeは紅白歌合戦に出演して以来、三人の休暇のため、極端に露出を減らしてきた。
ファンでもない人からすれば「消えた存在」と思われても仕方のないほどの絞り方だったかと思う。
それに加えて、大きな情報も少なく(ファンにしてみれば2月は情報過多になりそうだが)、はっきりと「Perfume欠乏症」(パフュー欠)と言える状況でのライヴであった。

参加アーティストは以下の通り(出演順)。

THE 野党(オープニングアクト)
ねごと
SCANDAL
スキマスイッチ
Perfume
斉藤和義
Cocco

これに加えて、セカンドステージが別会場に設けられ、ここにも様々なアーティストが出演する。

14時の開演で、終了予定時刻はなんと21時。7時間もの長丁場になる。
出演順は発表されないので、ほとんどの観客はスタートから入っていたと思う。
目的は「Perfumeを全力で応援すること」なので、ペース配分をしっかりとしなければダレてしまうのは明らかだ。

私は一緒に参戦するHさんと12時に待ち合わせて、遅刻しそうなので12時半に変更してもらって、さらに遅刻して13時前に新横浜についた。
横浜アリーナ前は、Perfumeファンが多かったと思う。
大小いくつかの集団が作られていたが、それはことごとくPerfumeファンだった。
もちろん、TwitterのPerfumeクラスタの皆さんも大勢が集まっていた。

チケットは、auの先行予約で当てた、センターの21列(いわゆるアリーナ席)。
一番左側だったが、ステージも近くて見やすい。何よりも通路側というのは気が楽でいい。
飲食ブースまですぐに行けることも分かった。

そして開演時間の14時。
オープニングアクトの「THE 野党」さんが出てきた。
まったく知らなかったが、ポルノグラフィティのギタリスト春一さんと、湘南の風のヴォーカルさんが結成したグループのようだ。
オープニングアクトらしく、一曲目からラストナンバーのような切り込むパフォーマンスで盛り上がる。
ポルノグラフィティはPerfumeと所属事務所が同じで、Perfumeの良き「兄さん」として認知されている。
春一さんが「今日はオープニングアクトなので、Perfume姉さんに挨拶してきましたー!」と挨拶。
いきなりのファンサービスだった。

約20分の演奏時間で終了。私はさっそく飲食ブースにエネルギーの補充に向かう。
ケバブサンド(600円)とビール(500円)をいただく。
飲食ブースは様々な出店があったが、どれもだいたい600円以上で、量の割には中々に高い…。
外でモグモグ食べながらビールを飲んでいると、Twitterでいつも一緒に飲んでいる人や、2ちゃんねるのオフ会で飲んだ人や、色々な人と会えて楽しい。
ビールをさらにガブガブ飲んでいると、ねごとさんの演奏が遠くに聴こえてきた。

このあたりで、セカンドステージの「東京女子流」さんを見たり「ROCKETMAN」(ふかわりょう)を見に行こうとして入場規制で断念したり、ビールを飲んだりビールを飲んだりタコスを食べたりビールを飲んだりしながら過ごした。
Perfumeファンの多くの人たちが(特におっさんが)、ここで休憩に入っていたと思う。
スキマスイッチさんの演奏を聴きながら酒盛りするのは、GO!FES以来2度目である。
実にもったいない。

この日の開演と同時に「Perfumeの出演は17時半から」という情報が流れていたが、その通りになった。

スキマスイッチさんの演奏が終わり、ステージの上が片付けられて行く。
そしてステージには何も運び込まれない。
この「何も運び込まれない」というのが、Perfumeが次に来る合図だ。
シンプルで何もない平面にPerfumeの三人が来ればステージは完成する。

客席が暗転。

モニターに「Perfume」の文字が浮かび上がる。

「お前らどこから出てきたんだ!?」

と思うほどに背後から歓声が沸き上がる!

SET LIST

SE FAKE IT
M01 VOICE
M02 ねぇ
-MC-
M03 ナチュラルに恋して
M04 Dream Fighter
P.T.A.のコーナー
M05 Puppy love
M06 チョコレイト・ディスコ

SE FAKE IT

去年のカウントダウンジャパンが初披露だったのだろうか。
私はこの日が初体験だった。
はっきり言おう。





開始3秒後には床全体が上下に揺れた。
センター席で天を指す腕が一斉にバウンドを始めた。
ダンスなど見る余裕はなく、跳ねまくった。
いわゆる「出ばやし」的な使われ方で、イントロとワンフレーズのみだったが、一気に会場の空気を変えたと思う。
この「FAKE IT」は、シングル「ねぇ」のカップリングだが、かなり異色なサウンドだ。
その前のシングル「VOICE」を発売するにあたって、三人はその後の夏フェスのラッシュに向けて、中田ヤスタカに「バキバキなのをお願いします」と伝えたそうだが、上がって来たのはバキバキではない「VOICE」と「575」だった。

中田ヤスタカは、その時期を外して、次のシングルに「FAKE IT」をぶつけてきた。
この、バウンドしまくる観客席の姿は、「三人が夏フェスで見たかったのはこんな風景だったんだろうなあ」と思わせた。フルバージョンで披露されるのが待ち遠しい。

M01 VOICE

そのバウンドはさらに続く。
11月の東京ドーム以来なので、楽しさがこみ上げてくる。

M02 ねぇ

「2011年型攻撃的セットリスト」とでも呼べばいいのだろうか。
一見さんにも楽しめるように、シングル曲が連続する。
「高速ステップ」が見どころのダンスパフォーマンスだが、そんなものは見ずに踊り狂った。

MC

ここで休憩。
三人は奥に引っ込んで水分補給をする。
かしゆかのピアスがすでに落ちていたそうで、のっちが拾い上げていた。
ピアスのような小さな物でも、ステージに落ちていると危険なのだろうなと思った。
あ~ちゃんは毎度の「バンドさんじゃないので、間が持たなくてすんません」発言。
耳元のイヤーモニターには「巻け!」という指令が来ているそうだ。
トップバッターのねごとさんが「鳩」の話しをしていたそうで、あ~ちゃんが嬉々として「鳩」の話しをし始めるが、のっちが「その話しは、今度のDVDに入りますから!」と言って上手に切り上げていた。

M03 ナチュラルに恋して

個人的には去年出したシングルの中では一番好きな曲。
この、タメにタメこんだリズムは大好物だ。セットリストの中でもいいアクセントになる。
PVの印象も手伝って「春」のイメージが広がるのも良い。
最後の駆け出すポーズで止まるところで、かしゆかだけが激しく姿勢を崩していた。
私はこの瞬間に魂がシュルッと抜けるのを感じた。

M04 Dream Fighter

ここからPAが何らかの操作をしたのだろうか。
低音が一気に強くかかったような気がした。ベースとバスが強烈に腹に響くようになった。
「こ~のままでいれたら~♪」という部分で同時に「ドーン!」と地響きのような低音が走る。
センターだから強く感じたのだろうか。じっとしていれば恐怖に感じてしまいそうなほどだった。
三人の軽やかなダンスパフォーマンスと、暴力的な電子音楽。
ニヤニヤしながらユッケを頬ばる中田ヤスタカの姿が背後に透けて見えた。

P.T.A.(パッと楽しく遊ぼう)のコーナー

もう詳しくレポを書いている人が大勢いそうなので簡単に書くが、もうアレだ。ワンマンライヴのようだった。
会場を、にんじん、たまねぎ、じゃがいもさんチームに分けて、声出しをする。
一見さんにはイマイチ分からないはずなのだが、気持ち悪いほどにスムーズにあ~ちゃんに操られる1万2千人。
「歯みがき上手かな」も、しっかりと歌った。
喋りながらもイヤーモニターに「巻け!巻け!」と指令が飛んでいるらしく「わかってます!」と切れたあ~ちゃんには笑った。

ここだったと思うが、オンタマ特別企画で「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のリズムに乗りながら「Perfumeのオンタマ」を披露してくれた。

かしゆかに質問
「かしゆかの衣装を間違ってあ~ちゃんが着てしまったら」
「あ~ちゃん、変態丈似合うんだねえ」

のっちに質問
「起きたときが集合時間だったら」
「…ごめ~ん…!」

あ~ちゃんに質問
「お客さんの中にタイプの人がいたら」
あ~ちゃんは愛想をふりまきながら手を振った。

ででででっで、ででででっで、というあのリズムに乗って三人がエアギターを披露してくれたのは嬉しかった!

M05 Puppy love

この曲がここまで「成長」するとは、アルバム「GAME」がリリースされた時には誰も予想出来なかっただろう。
ライヴの終盤を盛り上げるキラーチューンに仕上がった。
「上下上上 下上下下」と、観客も一体となって振り付けに参加する部分もあるし、メンバーが自由に動き回って観客を煽りに来る場面もある。
私がいた左端にもしっかりとあ~ちゃん、かしゆか、のっちが来てくれた。
「おい!そこ!」という感じで指を指して煽るのっちメンバーがかっこ良かった!
もちろん、かしゆかが来た時にはシュルッと魂が抜け出した。

それにしても、どうして会場のほぼ全員が「上下上上 下上下下」の振り付けをやってるのだろう?
と不思議に感じた。
チラッと全体を見回したが、スタンド席も含めて、見える範囲はほぼみんなが振り付けに参加していた。

M06 チョコレイト・ディスコ

この日のPerfumeを見て感じた印象は「王者の風格」ともいえる安定感だった。
上記したように「パフュー欠」だったから、より大勢のファンが集まったことが理由になるかも知れないが、会場の空気を一瞬にして「Perfume色」に塗り替えたと思う。
それも、強引な圧力ではなく、軽々と。
久しぶりに見た三人は、まさに休暇によって英気を養ったようで、とてもリラックスして、楽しんでいるように見えた。

もちろん、この曲の「ディスコ!」コールは会場全体に響いていた。

それでも最後にはおなじみの深々とした挨拶をして、三人はステージ袖にハケて行った。

あ~ちゃんの「お~にく~!」コールを残して(当然、会場は全力でお肉コール!)。

結成10周年の東京ドーム公演を越えて、三人は着実にステップアップしていることを確認出来たと思う。

今年の活躍も俄然楽しみになった。

結論。
かしゆか好きっス!

あ、斉藤和義さんのパフォーマンスもとても素敵だった~!
コメント (3)
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