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約束の創立者祭

2008-12-18 20:00:50 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「CLANNAD ~AFTER STORY~」>第11話「約束の創立者祭」

長らく居候住まいだった古河家から巣立ち、芳野の紹介で光坂電機へと就職するとともに、アパートにてひとり暮らしを始めた朋也。
これまでとは全く異なる生活に戸惑い、仕事の疲れを隠せないながらも、復学した渚に支えられながら日々を重ねている訳ですが…もうすっかり通い妻的なシチュエーションにニヤニヤしてみたりw
古河家では同じ屋根の下に居たとは言え、あくまでも両親同居でしたし、こうして“2人だけの空間”だからこそ(
しかし片方は社会人、もう片方は学生となれば、その生活リズムも異なるのは当然とばかり、次第にすれ違い始めてしまう2人。
そうして朋也は“渚に支えられている”と思っているのに、渚は“自分の存在が朋也の重荷になっているのではないか”と内心感じてしまう訳で---。

ともあれ今話では、サブタイトルにある「創立者祭」を絡ませて、その辺りにうっすらと触れながらも、朋也の“社会人としての責任”というものを中心に、職場と人生の先輩である芳野の見せ場の多い内容となっていた次第。
それでも最後の最後---まるで草野球回の演説を髣髴とさせる「それがお前の仕事だ…そして、愛だ!」に、ああやっぱり芳野節は健在だったかと(ぇ
アレでキラキラしたエフェクトでも掛かっていたら、更に面白かったのですけどねw
それにしても外国人労働者のジョニーの胡散臭さが(

胡散臭いと言えば、おもちゃ屋のじいさんも似たようなものですけど、なにやら脇キャラが良い味を出していたとw
そして其処から仕入れたベンガルオオトカゲ(のおもちゃ)を、背中に放り込まれてしまった早苗さん大激走…展開自体がやや重さを纏う中で、この夫婦漫才は救いですな。

ラストシーンは仮ではない正規の出勤札を貰い、気持ちを新たにする朋也が描かれましたけど---余談ながら、私自身も現在の職場にて正規の社員章を貰った際には、ようやくこの“場所”に自分という存在が受け入れられた…そんな感覚を抱き、気持ち嬉しくなっただけに、朋也の心境が深く響いて来ましたね。
あらためてながらも、そうかこれが「CLANNADは人生」と謳われる(

次回---第12話「突然の出来事」


※追記

突然で申し訳でありませんが、アニメ「CLANNAD ~AFTER STORY~」の定期視聴感想記事については、今回を以って一旦打ち切らせて頂きます。
実のところ、第10話からの「アフターシナリオ」に突入する少し前、あるいはこの「CLANNAD ~AFTER STORY~」の放送前から、此処いら辺りで続けるか止めるかを考えていたのですけど、やはりこの「アフターシナリオ」という存在は、各話で区切って計るにはあまりにも大き過ぎるとでも言いますか、原作をプレイした上ならば余計に、これは薄っぺらい解説じみた感想記事で語るものではないなと、あらためて思った次第です。
勿論、自分に文章力・表現力が足りないのは百も承知の上で、無難にあらすじを追うカタチでの記事でも良いとは思えど、そうするくらいなら一度区切りを設けて、大きな枠で捉えてしまうのも良いかなと。

なので、繰り返すようですが「CLANNAD ~AFTER STORY~」の定期視聴感想記事については、今回を以って一旦打ち切らせて頂きます。
いずれ物語にある程度の区切りが付いた際には、また記事として上げる予定ですので、どうぞその旨よろしく願います。